こんにちは、
元プログラマーライターのゆきです。
Webデザインを学んでみたい、仕事に興味があるという方は、何から学ぶべきか分からないという悩みがあるのではないでしょうか。この記事ではWebデザインの勉強を始めたい人のために、必要なスキルについて分かりやすくお伝えします。
目次
Webデザイナーってどんな仕事？
Webデザイナーの仕事は主に下記の3項目に分けることができます。
- Webサイトの構成を決める
- デザインをする
- コーディングをする
サイトの構成やデザインのみを担当して、コーディングは専門のコーダーが担当する場合もあります。
Webサイトの構成を決める
Webサイトの構成は家で言うと骨組みや間取りを考える設計士のような仕事です。クライアントの意向や何のサイトなのか、というところも念頭に置きながら大まかなWebサイトのレイアウトやボリューム、サイト全体のイメージやビジュアルを決めていきます。
構成がしっかりとできないとデザインやコーディングもできませんので、重要な仕事といえます。
デザインをする
サイトの大まかな構成が決まったら、色合いや装飾などを決めていきます。illustratorやPhotoshopなどの専門のソフトを使い、サイトのロゴや写真の位置などを決めていきます。
構成とデザインはクライアントとも話し合いながら進めることが多いです。
コーディングをする
サイトの構成やデザインをもとに、実際に構築していく仕事です。HTML、CSS、JavaScriptなどの言語を使用してコーディングしていくことが多いです。
HTMLは文章や画像を表示させるための言語、CSSは配置、フォント、文字サイズ、色などを指定するための言語、JavaScriptで動きを表現するための言語です。
Webデザインに必要なスキルとは
Webデザイナーに必要なスキルとしては、デザイン・コーディング・その他の3つに分類することができます。一つずつどんなスキルか見ていきましょう。
デザインのスキル
Webデザインに必要なデザインのスキルは美的感覚に優れているというだけではありません。見た目が美しいということも大切ですが、それよりもユーザーが使いやすいサイトを作ることが求められます。
例えば、見た目に凝りすぎて、メニューやボタンが分かりにくかったり、美しいサイトではあるが目に優しくない色で統一されていたら、良いデザインとは言えないでしょう。
また、Webサイトの制作には必ず依頼者がいますので、依頼者の希望をいかにくみ取るかということも大切なスキルといえます。
コーディングのスキル
Webデザイナーは必ずしもコーディングをするわけではありませんが、コーディングをしない場合でも、コーディングについて知識があると、よりよいデザインを作ることができます。
最低限HTMLやCSS、JavaScriptといったWebサイト制作で良く使われるコーディングのスキルがあるとよいですし、PHPなどのサーバーサイドの知識があるとさらに重宝されるでしょう。
ビジネススキルやＩＴのスキル
Webデザイナーも一般的な社会人と同じようにビジネススキルやITスキルは必須となります。Webデザイナーはデザインを作成するときにクライアントと打ち合わせなどをする機会もありますので、最低限のビジネススキルやマナーがないと、クライアントの信頼を損ねることもあります。
また、仕事は基本パソコンで行いますので、パソコンをはじめとするITのスキルも必須となります。
必要なスキル１．デザインスキル
この項目では、デザインスキルについて細かく見ていきます。
Photoshop
PhotoshopはWebデザインの会社で使わないところはない、といえるほど一般的なソフトです。写真の編集に使うソフトというイメージを持たれるかもしれませんが、Ｗｅｂデザインの現場では、画像の加工やサイトの設計・デザインに使うことも多いとても便利なソフトです。
Webデザインの仕事をするのであれば、使えることが必須と言えます。
illustrator
ロゴやアイコンなどのイラストパーツを作成するためのソフトです。ロゴなどの作成もＷｅｂデザインでは必須且つ大切なスキルですので、使いこなせることが大切であるといえます。
必要なスキル2．コーディングスキル
この項目では、コーディングスキルについて細かく見ていきます。
WordPress
WordPressはWebサイトの作成を簡単に行えるようになるサービスです。ＨＴＭＬやＣＳＳを使用しなくてもＷｅｂサイトを簡単に作成することができます。
ただし、オリジナリティのあるサイトを作成する際には知識を用いてWordPressをカスタマイズすることが必須となります。
Dreamweaver
Dreamweaverはabode社が提供しているホームページ制作のソフトウェアです。HTMLやCSSなどのコードの編集をすることができます。
類似のソフトは無料で提供されているものもありますが、Dreamweaverはデザインをビジュアルを確認しながらコードの編集をできるなど評判が高く、使用しているWebデザインの会社も多いのが特徴です。
HTML、CSS
HTMLやCSSなどのコーディングのスキルはWebデザイナーにとって必須と言えます。この２つはプログラミング言語とは実はちょっと違い、マークアップ言語と呼ばれます。
プログラミング言語はデータの処理や計算ができますが、この2つは文字や見出し、写真を配置することの定義や大きさ、色などの指定をするため、厳密にはプログラミング言語ではないということです。Webデザイナーであれば最低でもHTML、CSSの知識は押さえておきたいです。
また、Webページを作成するときに良く使われるJavaScriptやPHPのスキルもあるとなおよいでしょう。
必要なスキル３．ビジネススキルやＩＴのスキル
この項目では、ビジネススキルやITのスキルについて細かく見ていきます。
一般的なビジネススキル
基本的なビジネススキルやマナー、コミュニケーション能力はWebデザイナーにも必須なスキルです。また、クライアントのために資料を作ったり、メールを送る、電話の対応をするなどの必要もありますので、このあたりがきちんとこなせることも重要です。
いくらWEｂデザインのスキルが高くても、社会人として最低限のビジネススキルがなければ、信頼して仕事を任せてもらうことは難しいでしょう。
Webマーケティング
Webマーケティングは読んで字のごとく、Webを中心に行うマーケティング活動をいいます。Webサイトに人を呼び込み、販売やブランディングを促進するための活動です。
Webデザインの仕事をする場合はどういったサイトが主流か、よりクライアントに有益かということを理解する必要があります。そのためにWebマーケティングのスキルは欠かせません。
まとめ
いかがでしたか？今回は、Webデザインで必要なスキルについて説明しました。
Webデザインと一口で言っても、デザインのスキルだけではなく、コーディング、ITスキル、さらには一般的なビジネススキルなど幅広く必要なことが分かっていただけたかと思います。
なかなか大変にも思えるかもしれませんが、少しずつ学習をしていきましょう。
この記事が、Webデザインの学習に役立つと嬉しいです。
