資格を取る意味はあるか?稼ぎたいなら実力で勝負する

こんにちは。みなさんは大人になってから食べられるようになった苦手な食べ物はありますか?

アラサーになって初めてピーマンが食べられるようになったサイトウです。この調子で今後10年以内にブラックコーヒーが飲めるようになりたいです。

余談でした。本題に入ります。

資格の取得について、世間ではいろいろな情報が飛び交っています。「資格取得は役に立つ・立たない」「民間資格は意味がない」など、肯定的意見もあれば悲観的な意見もあります。果たしてどちらが正しいのでしょうか?

答えは「その人による」です。そんなことわかっているよ!という方、焦らないでください。資格取得は道を誤ると思っていた方向とは違うところへ進んでしまうことがあるのです。

今回はそんな残念な状況を回避すべく、資格を取る意味について解説します。資格取得がおすすめの時とそうでないときを明確にしてご説明しますので、参考にしてみてください。

今資格を取得しようか迷っている方や、どんな資格をとろうかとリサーチ中の方は、是非読んでみてくださいね。

どれくらいの資格があるのか

日本で取得できる資格は一体どのくらあると思いますか?実は、その数は国家資格だけでも1200以上、民間資格を合わせると3000以上あるといわれています。

多いですね。この資格の中には医師・弁護士といったメジャーなものから、公認サンタクロースや温泉ソムリエのように知る人ぞ知る資格もあります。

資格を取る意味はあるのか

資格について「資格をとる意味はあるのか」という議論がよく聞かれます。答えは「意味がある場合とそうでない場合がある」です。

資格をとる意味がある場合とそうでない場合、それぞれご紹介します。

 資格取得を目指すべきなのは?

資格をとる意味があるのは「資格を取った後どうしたいのか地図が描けているか?」と自分に問いかけて、即答できる時です。例えば

  • その資格がないと仕事ができない(医師や弁護士など)
  • その資格をとることで仕事の幅が広がる・スキルアップできる(宅地建物取引士など)
  • その資格は直接仕事にならないが、人生や生活がより豊かになる(趣味の延長としての資格)

といった理由が明快であるならば、ぜひ資格をとるべきでしょう。資格取得を目指している理由が明確でないのに、安易に資格を志すべきではありません。時間とお金の浪費になってしまいます。

たまに資格をとるのが趣味という方もいらっしゃいますね。収入にはつながらないかもしれないけれど「勉強の過程が楽しい・達成感が得られて自己肯定感があがる」のであれば、それも立派な理由です。

資格取得を志す目的は人それぞれですが、しっかりとしたビジョンを描いたうえで資格取得を目指しましょう。

資格取得の目的が明確で、その目的に合った資格を選択した時、資格を取る意味があるのです。

資格取得をおすすめしないのは?

とりあえず資格をとれば何とかなると考えている人、資格を取れば稼げるのではないかと漠然と考えている人は、今資格を取るべきではありません。ゴールがわからなければ進むべき方向が見えるはずがないのです。

また、このような人は「資格を取ったらそれで終わりで、その後は楽できる」と思っています。これは大きな誤解です。

医師や弁護士など、資格がないとその仕事ができない職業の人たちは、資格を取ったらそれで安心なのでしょうか?そうではありませんね。

実力をつけるために日々学習や仕事に邁進するはずです。なぜなら資格を取ることがスタートであって、ゴールではないからです。

そうしなければ、医師や弁護士として信頼を得ることはできません。資格を取ったから仕事がもらえるわけでも稼ぎが増えるわけでもないのです。資格+努力の先に、信頼や収入があるのだということを忘れてはいけません。

資格をとろうかどうか迷っている人は、原点に立ち返って「なぜその資格がほしいのか」考えてみましょう。例えば

  • 収入をアップさせたい
  • 転職したい
  • 自分にはキャリアがないので、資格でそれを補いたい

など、人によって理由は様々でしょう。自分なりの理由や目的をしっかりと把握してください。

「その資格を生かしてどう仕事につなげるか・どう人生を豊かにしていきたいか」という点が大切なのです。この点を間違えないようにしましょう。

資格取得にかけた時間と労力は無駄ではない

資格を取得したが、その後思うようにいかなかった(いっていない)という方、安心してください。その時間と労力は無駄ではありません。

もしかすると、資格をとりたい理由が曖昧なまま現在まで来てしまったのかもしれません。今後はぜひビジョンを明確にしてから行動するように、その経験を糧にしてください。

例えば 、もし今あなたが「この資格は自分には役に立たなかった、失敗したな」と考えているのなら、次のように思考を転換させましょう。

  • 面接で努力をアピールできる
  • 思いもよらない場面で生かせる時がくるかもしれない
  • やりきったという自信につながった
  • この資格が自分には合わないということがわかってよかった

など、前向きな考えにもっていくのです。過去の自分が費やした時間と労力に感謝をして、少しでも今の自分にプラスになるように心がけてください。

稼ぐことが目的なら実力をつけるほうが良い

資格を取ろうが取るまいが、稼ぐためには何らかの努力や勉強を続ける必要があります。もし、収入アップのために資格をとりたいと考えているのなら、自分の力で稼ぎ続けられるような「実力」を身につけるという選択肢を考えてみてはいかがでしょうか?

もし今あなたが20代ならば、目的にあった資格で転職できる可能性は高いでしょう。しかし、40代ではどうでしょうか?

社会に出て10年以上になれば、企業から要求されるのは「資格」ではなく「経験」です。この「経験」とは、仕事のノウハウや実体験からしか学べないスキルといったものです。残念ながら、40代で経験のなさを資格で補うことは業界にもよりますが難しいでしょう。

それならば、手に職をつけるための学習をしてみることがおすすめです。学歴や経験、年齢関係なく、すぐにでも始められます。

プログラミング学習のすすめ

手に職をつけるための学習としておすすめなのが、プログラミング学習です。自分のペースで学習を進めることができ、学習の方法や書籍もたくさんあります。

プログラミングができる人材は、今後も需要が高まる可能性が非常に高いです。経済産業省のIT 人材需給に関する調査 によれば、SEをはじめとしたIT人材の不足数は、2030年には最大で79万人にまで上ると予測されています。

出典:経済産業省|IT人材需要に関する調査

また、プログラミングを仕事にしなくても、学習の過程で身につけることができる「論理的思考」や「抽象的な概念を理解する力」は様々な場面で生かすことができます。

少しでも興味をもたれた方は「ウェブカツ‼」をのぞいてみてください。おもしろい世界が広がっていますよ!

まとめ

いかがでしたか?今回は「資格を取る意味」についてご紹介しました。

資格をとるという目標にむけて行動をおこすことは素晴らしいことです。しかし、資格取得後のビジョンがなければ、かけた時間と労力を十分に生かすことができません。

そのような悲しい状況にならないために、もう一度「なぜ資格をとろうと思うのか」自分に問いかけてみてください。この記事が少しでもお役に立てたらうれしいです。

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