誰でもできる!意味のある目標の決め方

こんにちは。最近郊外に引っ越しをして、QoLが急増加しているFa1(ふぁいち)です。

突然ですが、皆様は何か目標を持っていらっしゃいますでしょうか。

去年よりも売上を増やしたい
テストで前よりも高い点数を取りたい

などなど、様々な目標が挙げられるかと思います。
しかし、なんとなく立てた目標を本当に達成するというのはなかなか難しいものです。

そこで本記事では、意味のある目標の立て方とその達成の仕方を説明させていただこうと思います。
本記事を読み終えた後は、きっと目標を立てたくなりますよ

目標とは

そもそも「目標」とはなんでしょうか。結論から述べますと、

物事が上手くいったかどうかの指標のことです。

もう少し具体的に言うと、その指標以上の成果が得られれば「成功」それ未満であれば「失敗」といえる指標のことです。

目標を立てる上では常に、何が「成功といえる結果」なのだろうかということを考えなければなりません。

目標の決め方

それでは、ここからは目標の設定方法について説明をしていこうと思います。

比較可能なもの

目標とは「物事が上手くいったかどうかの指標」というものでした。

つまり、上手くいったかどうかを定量的に判断できないといけません。以下に良い例と悪い例を挙げます。

比較可能な目標の悪い例

  1. 顧客との関係性を深める
  2. 高い点数を取る
  3. 積極的に発言をする

上記の例はどれも定量的な指標になっていません。これらのような定量的ではない目標は、なんとなく自分の裁量で「目標達成できたな」と思い込んで終わってしまうことがほとんどです。

比較可能な目標の良い例

  1. 新規担当顧客へのアプローチを最低でも週に一度行う
  2. 全科目において前回のテストの点数よりも+10点取る
  3. 参加した全ての会議で必ず自分の意見を発する

上記の黄色でハイライトされている部分が定量的な部分になります。

定量的な目標を設定することで、「実際に自分がどんな行動を取るべきなのか」「どんな変化がひつようなのか」「いつまでに何をやらなければいけないのか」といった具体的な行動にまで落とし込むことが可能になります。

挑戦的でかつ実現可能なもの

目標には定量的で内容を盛り込む必要があるということを説明しました。しかし、「達成が容易な目標」ばかりを立てても自身の成長にはあまり繋がりません。

せっかく頭を使って目標を立てるのであれば、自身の成長にもつながるような設定を行うことをおすすめ致します。

具体的には、挑戦的でかつ実現可能な目標を設定しましょう。

例えばテストの点数について目標を立てる際の例を示します。

  • 現状分析
    • 毎日30分ほどの学習でだいたい平均点あたりしか取れていない。
    • 特に数学の点数は、平均点にも届かない場合が多い。
  • 目標設定
    • 数学以外は平均点+20%の点数を取る
    • 数学は平均点+10%を取る
  • 変化が必要な行動
    • 毎日の勉強時間を45分~60分にする
    • 追加の勉強時間の確保のために、30分早く起きる
    • 数学は指導者を見つける

上記の例では、いつもは平均点しかとれていないという現状分析から、次のテストでは少し背伸びをした「平均点+20%」という挑戦的な数字を設定しています。とはいえ、ただ漠然と「全教科満点を取る」という目標を立てるよりも現実的で実現可能な目標となっています。

実現不可能な目標の設定をしてしまうと、達成ができなかった際のモチベーションダウンにつながったり、そもそも無茶な目標だからと目標達成のために努力をしようと思えなくなってしまいます。

また、具体的な目標の設定を行うことで、「どんな行動を取っていくべきなのか」「なにを変えなければいけないのか」というところまでブレークダウンができています。ここまで考えられれば後は実行するのみです。

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目標と実行

実際に目標を立てましたら、その目標達成のためにアクションを起こしていく必要があります。

長期の目標と短期の目標

より詳細なアクションに落とし込むためには、長期的な目標(最終的な目標)と短期的な目標を設定しておくことが求められます。

例えば、期末のテストで90点を取りたいという長期的な目標があったとすれば、週に20時間は勉強時間を確保するといった短期的な目標が考えられます。その短期的な目標達成のためには一日に3時間勉強の確保が必要で・・・

このように長期的な目標に対して、より短い期間で達成すべき目標を設定することで、詳細な行動設定にまで落とし込んでいくことができます。

目標達成のための行動

続いて、目標達成のための行動の設定方法について説明致します。

行動を設定するために大事な要素としては、「いつだれがなにを」の3点を明確にすることです。例えば以下のように考えます。

  • 長期的な目標:半年で合計60万円の売上を出す
  • 短期的な目標:一ヶ月で最低10万円稼ぐ
  • 詳細な行動:◯月◯日までにAさんがライティング案件を受注。◯月◯日にBさんが◯◯へ営業活動。

上記はチームで立てた目標に対しての行動設定になります。最終的な目標からどんどんブレークダウンをしていき、それぞれのアクションを設定します。

いつまでにやるべきなのかを設定することで、計画が遅れているのか進んでいるのかも明確になります。誰が何をやるべきなのかを設定することで、誰がそのアクションを管理して、どんな結果を得るべきなのかが明確になります。

今回紹介した例はチームでの計画が例となっていましたが、個人の計画の際も全く同じ思考法で行動設定が可能です。
※「誰が」の該当者は基本的に「自分」となります。

せっかく立てた目標ですから、しっかりと達成するために必要なアクションを取って、目標を達成していきましょう!

目標と振り返り

目標を立てて、実際に行動をしてみた結果、目標を達成できたのかを振り返ってみましょう。あまり上手くいっていなかったとしても、勇気を出して自身の取ってきた行動を振り返りましょう。

目標と結果の比較

比較可能な目標を立てていれば、結果的に目標は達成できたのか?どれくらい達成できたのか?を振り返ることができます。

例えば、テストで80点を取るという目標を立てたものの結果的に60点しか取れなかったとすれば、目標が高すぎたのか?計画通りに進められていなかったのか?等の振り返りができます。この振り返りの際は、多角的な視点で分析を行われることをおすすめ致します

上記のテストの点数の例で言うと、結果的に得られた60点という点数は過去の点数の傾向からみると高いのか平均点と比較すると?といった視点が多角的な視点になります。ただ純粋に目標よりも高いか低いかだけで判断をしてしまうと、意外な点を見落としたりといったリスクがあります。

この振り返りのときに見落としがあると、次に説明する「次の行動」を設定する際に適切な行動の設定が行えなくなってしまいます

次の行動の設定

目標と結果の比較を行った後は、次に何ができるかを考えましょう。

目標を達成できたのであれば、なにが成功要因だったのかを振り返り、その成功要因を今後の自身の行動に取り入れて行きましょう。

目標を達成できなかったのであれば、何が失敗要因だったのか、過去の傾向よりかは良い結果だったのか等の多角的な振り返りを行い、次回の行動を設定します。

先程と同様の例で、80点を取ることを目標としていたところで、60点しかとれなかったときに「自分は努力が足りなかった。」だけの振り返りでは、非常にもったいないです。

例えば、今までに取れていた点数が40点であれば、60点という数字は自身にとっては良い結果と言えます。そのため、「目標は達成できなかったが、〇〇という行動が効果的で今までよりも+20点得られた」という分析ができれば、今後の自身の行動に部分的にでも取り入れる事ができます。

上記のように、単純に目標との比較で「できなかった」という結論に落ち着かずに、次回以降の行動に活かせることは何かないかという視点を忘れずに持ちましょう。

習慣化することで得られるメリット

まとめ

今回は意味のある目標の設定方法についてご紹介致しました。仕事の目標を設定しなければいけない、テストの計画を立てなければいけないといった状況にある方は、ぜひとも本記事でご紹介させて頂いた内容を実践してみて下さい。

本記事が皆様の目標設定の際に役立ちましたら幸いです。

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