エンジニアのキャリプランはこう設計する!自分が目指すべき将来とは?

エンジニアを志望している方はもちろん、今現在エンジニアとして活躍している方は「自分のキャリアプラン」について考えてことがありますか?

実は漠然と仕事をこなすだけでは、ただ時間を浪費してしまい、思うような人生を送れない可能性があるのです。今回はまだキャリアプランが未定という方に向けて

エンジニアのキャリアプラン設計方法

について解説していきます。まだプランがない方は一緒に模索していきましょう!

キャリアプランを作成する理由

まずキャリアプランとはそもそもどんなものを指していて、何のために存在しているのかを確認しておきましょう。

キャリアプランの実体を掴んでおくことで、自分のキャリアプランについても考えやすくなります。

キャリアプランとは?

キャリアプランとは今後自分がどう経験を積んで、どんな立場に着くかを暫定的に決めた計画全般のことを指します。

キャリアプランに正解はありません。きっちり具体的数値を出して決めても良いですし、「何十代ではこれをする」とざっくり決めるのもOKです。

ここで覚えておいて欲しいのがキャリアプランはあくまでも仮定で、必ずしもそれに沿った人生する必要はないということです。何か他にやりたいことが見つかればプランを追加しても良いですし、今の立場でもう少し頑張ろうと思えば期間を延長しても良いのです。

キャリアプランを立てる目的

そもそもキャリアプランは「自分の人生の見通しをたてる」ために存在します。長期的なものになるのであまり実感できないかもしれませんが、キャリアプランを立てておくのと、そうでないのとでは、行動が全く違ってきます。

キャリアプランを立てておけば「いつまでにこれをする」という大きな指標ができるので、それに向かって努力を積み重ねられます。

しかしキャリアプランがない場合は、次に何をどうすればいいのか分からない状態に陥ります。そうなるとひたすら時間を浪費してしまい、気付けば年数ばかり経っていることに。

人生に悔いを残さないためには、しっかりキャリアプランを立てる必要があるのです。

ITの業界で働くならまずはキャリアについてプランを立てよう!

実際にエンジニアキャリアプランを設計する

では早速本題です。ここからはエンジニアのためのキャリアプラン設計方法をご紹介します。可能な方は紙とペンを用意して、箇条書きで自分の考えや思いついたことをメモしておきましょう。

何においても、その時点の思考を形として残しておくことは大切!見返したときに新たな発見を得られる可能性があります。

今回のポイント
・将来の私生活を考える
・ワークライフバランスを考える
・最終地点を決める
・習得したいスキルや関わりたい業種を絞る

将来の私生活を考える

まず将来の私生活について考えてみましょう。キャリアプランは仕事についての計画ですが、そもそも仕事は私生活の上に成り立っています。将来何がしたいのかをここでじっくり考えてみましょう。

具体的に何がしたいと見つからない方はそれでもOK!ザックリとした生活水準や、住みたい場所、やってみたいことなど、自分の理想の生活を想像します。

私生活を考えることで何が変わるかというと、収入の水準や私生活に充てられる時間をより具体的に想像でき、どのようにキャリアプランを組んでいくかが考えやすくなります。

例えば、今より生活水準を上げるために給料を倍以上に上げたり、昇給が速かったりする立場に付こうというキャリアプランは「理想の私生活」から生まれたものです。

仕事と私生活は切っても切れない存在なので、しっかり私生活について考えておきましょう。

ワークライフバランスを考える

これは前段と少し重なりますが、私生活と仕事のバランスを考えることも大切です。特に新卒のうちは一人暮らしの割合が多く、家族との時間について考える間もなく仕事に打ち込んでいたはず。

しかし歳をとるにつれて、その生活は変わっていきます。その際に仕事と私生活のバランスをどう取っていくか考えるのがワークライフバランスなのです。

ワークライフバランスを考えると、当然仕事の仕方にも変化があるはずです。その変化を実現させられるようにキャリアプランを立ててみましょう。これらによって、より全体的な人生の見通しを立てることが出来るのです。

最終地点を決める

キャリアプランを練る際に絶対必要になるのが最終地点、つまり自分が目指す姿です。目指す姿とは、最終的に就きたい役職や、自分の理想の姿など、こちらも抽象的でOK!

しかしあまりにも抽象的すぎるとキャリアプランが考えづらくなるので、できれば具体的に決めておくのがオススメです。

この最終地点を決めることで、どう努力を積んでいけばいいのか、どう時間を過ごしていけばいいのか、今後の生活に変化を及ぼしやすくなります。また、より見通しのある計画が立てられるでしょう。

習得したいスキルや関わりたい業種を絞る

最終地点はキャリアプランの一番最後の部分でしたが、この習得したいスキルや関わりたい業種は中間部分に設定します。

最終地点をもとに習得スキルを決めても良いですし、抽象的な最終地点しか思いつかない方はここで関わりたい業種を絞っても良いです。

大切なのは自分がやりたい事と、すべき事をここではっきりさせること。先述しましたが、キャリアプランは人生に見通しを持たせるためのもの。

自分が具体的にどう動いていけばよいのかを設計しやすくするために、ここはしっかり考えておきましょう。

エンジニアのキャリアプラン設計例

最後に他のエンジニアが立てたキャリアプランを少し紹介します。実際のキャリアプランを見ることで、自分のプランに変更を加えたり、新たに気付きがあったりするはず!

他人のキャリアプランをじっくり分析するのもおすすめです。

エンジニアの王道PM
エンジニアのキャリアプランで最もい多いのがPM(プロジェクトマネージャー)を目指すプランですPMになるには実務経験と信頼が必要になるため、誰でもなれるというわけではありません。場を統括するのでそれに伴って責任も増え、給料もアップします。
その道を極めるスペシャリスト
スペシャリストとは特定部の分野について深い知識を持っている人のことを指します。エンジニアのキャリアプランの中では、このスペシャリストを目指す方も結構います。このプランを決めるには自分が携わる技術のジャンルを絞りましょう。スペシャリストはとにかく技術面で優れているので企業側としても評価しやすい人材です。
知識が幅広いフルスタックエンジニア
特定の分野に強いスペシャリストに対し、広く浅く知識を持っているエンジニアをフルスタックエンジニアと言います。最近は「ゼネラリスト」という言葉で表されるようです。フルスタックエンジニアはと広く浅くとは言うものの、どんどん知識を増やしていく必要があるのでかなり大変です。
知識を活かしたコンサルタントへ
エンジニアのキャリアプランの中にはコンサルタントとして提案や課題解決を行うというものもあります。コンサルタントとして活躍するにはしっかりとしたIT知識が必要なので、エンジニアの知識を十分に活かしていけるでしょう。現場で自分の意見を反映させやすいのがポイントです。
管理職
エンジニアの中には技術職から外れて専門職に就く方もいます。企業の中でも技術系の管理職のトップがCTO(最高技術責任者)です。企業の技術戦略の実権を握るので当然給料は跳ね上がります。より責任のある立場に就きたいという方にオススメです。
フリーランスエンジニアに転職
エンジニアは自分自身に「技術」という付加価値があるのでフリーランスとしても活躍しやすいのが特徴。働く割合を契約内容で自由に調整できるので、ワークライフバランスも整えやすいのが良いですね。さらに一度企業で活躍したエンジニアであれば、高報酬の案件も受注することが出来ます。
フリーランスを目指すために準備しておく事

まとめ

今回はエンジニアとしてのキャリアプランの考え方について解説しました。

エンジニアは専門性が高いためあまり振り幅がないように見えますが、実はその知識を活かして就ける職業は以外と多いのです。

キャリアプランをしっかり立て、それを実行することで収入アップにつながるだけでなくプライベートも充実します。キャリアプランを立てるのはかなり難しいですが、逃げずにしっかり自分の人生と向き合いましょう。

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