【初心者向け】プログラミング用のパソコンの選び方

こんにちは。
一人で使っているサブスクリプションサービスを、ずっと気づかずにファミリータイプで契約していたFa1(ふぁいち)です。

突然ですが、プログラミングを学び始めた方で、

新しいパソコンがほしいけど、
WindowsとかMacとか、メモリとかCPUとか・・・何を選べばいいかわからない

といった疑問を持たれている方はいませんか?

今回は上記のような疑問を持たれている方のために、プログラミング初心者におすすめのパソコンの選び方を紹介致します。

新しいパソコンを買う前に、ぜひ一度本記事に目を通してみて下さい。

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プログラミング用のパソコンとは

そもそもプログラミング用のパソコンとはなんでしょうか。

実は、明確な定義はありません

というのも、プログラミングには「文字を表示するだけ」のものから「ビッグデータを処理する統計計算」などなど、処理の幅が非常に広いためです。

単純な話ですが、文字を表示するだけであれば必要最低限のスペックがあれば十分です。AIのような複雑な計算を何度も行うのであれば、それなりのスペックのパソコンを用意すべきです。

しかし、プログラミング初学者の方にとっては「始めたばかりで、これからどんなコードを書いていくかわからない。」という方が多いかと思います。

そんなときは、基本スペックの高い汎用的なパソコンを選びましょう。

プログラミング用におすすめのPCスペック

ここからは、プログラミングを快適に行うために必要なスペックについて説明を致します。

デスクトップかラップトップか

まずは、据え置きタイプのデスクトップパソコンが良いのか、それとも持ち運びが可能なラップトップパソコン(ノートパソコン)が良いのかについて説明を致します。

結論から述べますと、ラップトップパソコンをおすすめします。

デスクトップパソコンは高いスペックを比較的低価格で提供しているのに対し、ラップトップパソコンはデスクトップパソコンよりも、スペックに対する価格は割高です。しかし、持ち運びが可能であるという大きなアドバンテージを持っています。

ラップトップパソコンは持ち運びが可能な上に、外付けのディスプレイやキーボードを使えばデスクトップパソコンのような運用も可能です。

持ち運ぶことができれば、気分を変えてカフェで作業を行ったり、仲間と集まって一緒に作業を行ったりというフレキシブルな作業を行うことができます。

したがって、快適にプログラミング作業を行うには「ラップトップパソコン」がおすすめです。

次に、おすすめのスペックについて説明をしていきます。

CPU

CPUは「Central Processing Unit」の略で、日本語でいうと「中央処理装置」です。

もっと噛み砕いて説明をすると、CPUは「パソコンの脳みそ」です。パソコンの機能のほとんどはCPUの命令によって動作しており、極端な話ですがCPUが弱いと動作も遅くなります。

CPUを提供しているメーカは主にIntelとAMDであり、トップシェアはIntelです。

IntelのCPUで、長く使えてプログラミング学習用に丁度良いものは、「Core i5」というモデルになります。Coreシリーズには、Core i3 ~ Core i9まで、数字2つ刻みでモデルが存在しています。

その中でも、価格面・性能面で申し分無いものがCore i5となります。もちろん金銭的に余裕があれば上位のi7/i9を選ばれることをおすすめ致します。

コスト面と、後述するメモリとの兼ね合いもありますのでCore i5がプログラミング学習用のCPUとしておすすめ致します。

メモリ

メモリは、パソコンにとっての一時的な作業の保存領域になります。噛み砕いて言うと、メモ帳です。

ちょっとしたことをメモしておいたり計算をしたりする場所ですので、メモリ容量が大きければ大きいほどパソコンは広々と作業を行うことができます。反対に、メモリ容量が小さいと、パソコンは古いメモを消して新しい作業を始めなければいけなくなります。

メモリの容量は現在も大容量化を続けており、2021年3月時点でのおすすめ容量は8GB以上です。(大きいに越したことはありません)

先述のCPUがどんなに強力なものであったとしても、メモリが小さいと作業の効率が下がってしまいます。そのため、CPUとメモリ容量のバランスが、パソコン選定では重要になってきます。

一般的に「CPU : Core i9 / メモリ : 32GB」というスペックはハイスペックに該当し、反対に「CPU : Core i3 / メモリ : 4GB」といったスペックになりますと物足りなさを感じます。

そのため、おすすめの構成としては、「CPU : Core i5 / メモリ : 8GB」以上となります。プログラミング実行もメモリを介して行われますので、メモリ容量は少し頑張ってでも大きい容量のものを選択することをおすすめ致します。

SSD / HDD

SSDやHDDは、補助記憶装置という機能を担っています。

補助記憶装置はメモリと同様に情報を記憶する機能を持っていますが、メモリよりも大容量の記憶が可能です。

メモリは計算用のメモ帳だとすると、SDDやHDDは本棚のような役割となります。データを長期的にたくさん保持しておくことができます。

HDDはHard Disk Driveの略で、磁気ディスク上に磁気ヘッドと呼ばれる装置がデータを読み書きしていく仕組みになります。HDDをは容量単価が安く、高画質な動画や画像をたくさん保存する予定がある場合はHDDが搭載されているモデルを選ぶことをおすすめ致します。ただし、読み書きの速度はSSDと比較すると遅いです。

SSDはSolid State Drive の略で、フラッシュメモリにデータの読み書きを行っていく装置です。HDDと比較して容量単価は高いですが、読み書きの速度は速いです。また、HDDは時期ディスクを搭載しているため外部からの衝撃に弱いですが、SSDは外部の衝撃による破損はほとんど無いです。

ほとんどプログラミング用途のみで用いる予定で、持ち運びの機会が多いのであればSSDをおすすめ致します。クラウドストレージも上手く活用すれば、SSDの容量は256GBほどで事足りるでしょう。

WindowsかMacか

パソコンの動作のベースとなっているのが、OS(Operating System)です。インストールするOSによって、動作するソフトウェアや操作性等に違いが出てきます。

OSの種類として最も有名なものはWindowsMac OSです。結論から言ってしまうと、基本的にはこのどちらを選んでもプログラミングの学習には問題がありません

ただし、iOSアプリ開発等で用いられるSwift / Objetive-Cをメインで用いていく場合は、開発環境の親和性の高さからMac OSを選ばれることをおすすめ致します。

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まとめ

今までの全ての情報をまとめると、以下の要件を満たすことが出来るパソコンであれば、長く快適にプログラミングを行っていくことが出来ると思います。PCスペックは「大は小を兼ねる」ものなので、以下の要件以上のスペックであるに越したことはありません。

ラップトップパソコン
CPU : Core i5以上
メモリ:8GB以上
SSD : 256GB以上
OS : WindowsでもMacでも可

本記事がプログラミング初心者の方にとって、パソコン選びの助けになれば幸いです。

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