サイトのコーディングって具体的に何をするの?作業内容や手順を説明します!

こんにちは!最近、自家製のレモンシロップでレモネードを飲むのが日課になっているchieitoです。自分で作ると、好みの甘味や酸味に調節できるので良いですね!

では本題ですが、プログラマーやWebデザイナーなどの求人情報を見ていると、業務内容に「Webサイトのコーディング」などと書かれているのを見たことがありませんか?またWebデザインの勉強法として「模写コーディング」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

プログラミング初心者だと、「コーディング」と聞いてもなかなかイメージするのが難しいと思います。そこで今回は、Webサイトのコーディングについて、具体的な内容や作業の手順などを詳しくご説明します。ぜひ参考にしてみてくださいね!

コーディングとは?

ではまず、そもそも「コーディング」とは何?というところからご説明します。

コーディングとは…プログラミング言語を使用してコードを作成すること。プログラミング言語を用いてコンピュータに指示をして、文字やデザインなどを表示します。

Webサイト制作では主に、

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript

などを使ってコードを記述していきます。

「コーディング」と「プログラミング」は同じ作業のように思われがちですが、少々違いがあるのできちんと知っておきましょう!
プログラミングとは…制作物の企画やコードの作成、テストや納品など一連の流れのこと。プログラムを作成するための作業の全てを含んでいます。

このように、プログラミングは企画から始まり、作ったものをテストしたり修正したりと全ての工程が含まれているのです。

プログラミング工程の中の「コード作成」がコーディングにあたります。

サイトコーディングの流れ

ではここで、サイトのコーディング作業の具体的な流れをご説明していきます。

①レイアウトの作成

まずは、どのようなサイトデザインにするか、ターゲットやコンセプトなどを元にレイアウトを作成します。

  • ヘッダー
  • メイン
  • フッター

基本的には、大きく分けてこの3つでWebサイトは構成されています。これを基準に、コンセプトに沿ったデザインを考えていくのです。そしてここからさらに、

  1. トップページ…会社概要・店舗情報・お問い合わせ
  2. 店舗情報…各店舗リンク・ブログ

といったように次のページへ枝分かれしていくようにレイアウトを決めていきます。

サイトのトップページは「顔」になる部分。ユーザーが興味関心を持てるようなデザインに仕上げることが重要ポイントになります。そのため、レイアウトの作成はしっかり丁寧に行うこと大切です。

スケッチブックを使ってイラストを描いてみたり、エクセルやパワーポイントなどを利用して構図を作るとわかりやすくて修正も簡単です!

②ファイルの作成

レイアウトが決まったら、次はそれぞれのページ、HTMLやCSSのフォルダーやファイルを作ります。

まずはサイトのフォルダーを作成します。そしてそのフォルダーの中に、

それぞれのページ、HTMLやCSSファイルなどを作成します。

ページや画像などが多い場合は、それぞれ細かくフォルダー分けをしてわかりやすく管理していきましょう!

③HTML&CSSのコードの記述

準備が整ったら、HTMLやCSSコードを記述していきます。

HTMLルール

  • DOCTYPE宣言を忘れずに!
  • HTMLでは<h1><p><li>などのタグを使用し、またタグを閉じる時はスラッシュ</>を記述する
  • HTML内にCSSをリンクさせる

CSSルール

  • CSSはプレビューで確認しながら装飾
  • 見やすさ、統一感などに気をつける
  • プロパティと値の間には(:)を、記述の最後には(;)を忘れずに

など、それぞれのルールに従って記述していきましょう!間違った記述をしているとエラーや非表示になってしまいます。また、たくさんコードを記述した状態で間違いを見つけるのはとても大変です。正しくコードを作成し、その都度プレビューで確認しながら進めていくのがおすすめです!

コーディング専用のテキストエディタを使用すると、色分けされていたり入力候補が出てきたりと、とても便利でおすすめです。

④レスポンシブ対応

一通りサイトのコーディングが終わったら、次は微調整です。最近は、パソコンよりもスマホやタブレットなどでのインターネット利用が多い傾向にあります。そのため、レスポンシブ対応はWebサイトコーディングの作業で必須!これからコーディングの勉強をする人は、レスポンシブ対応もできるようになっておきましょう!

レスポンシブ対応はそれほど難しい作業ではありません!

1,HTMLで、表示領域を設定する「viewport」をmeta要素を使って追加する

このように指定します。

2,CSSでサイズを指定する

PCの場合

例えば、上記のように記述すると表示画面が600px以上の場合はPC表示になります。

スマホの場合

このように記述すると、表示画面が0~600pxの場合はスマホ向けに指定した表示になります。

スマホ対応サイトを作るHTMLの書き方|レスポンシブデザインの基本

⑤最終確認・調整

最後に、画像のサイズや文字の大きさなどの微調整をします。プレビュー表示で確認し、必要に応じて手直しすることが大切です。

  • 画像のサイズは適切かどうか、粗くなっていないか
  • 文字のサイズや色が見づらくなっていないか
  • 文字や装飾などが重なってしまったりエラーになっている部分がないか

など、細かな部分までしっかりとチェックしましょう!より良いサイトを作り上げるには、丁寧な最終チェックや微調整が重要なポイントになります。最初に組み立てた構成が実際に制作してみて使いやすいかどうか、という点もしっかり確認し、必要に応じて変更していくことが大切です。

最終確認は、ユーザー目線に立って客観的に見てみましょう!パソコンだけでなく、スマホやタブレットでの確認も必須です。

サイトコーディングに必要な知識は?

サイトのコーディングをするためには、HTMLやCSS、JavaScriptなどの知識が必要です。またこれ以外にも、

  • レスポンシブデザインの知識
  • Webデザイン知識(Illustrator・Photoshop・XDなど)
  • 色彩に関する知識
  • SEOの知識

上記の知識を持っていると、より良いサイトを作成できます。また就職・転職などでも、求められる人材になれるのではないでしょうか!

サイトコーディングはとにかく経験を積むこと!模写コーディングで様々なジャンルのサイトを作成してみるのもおすすめです。
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まとめ

いかがでしたでしょうか!IT業界は職種がとても多いので、コーディングとプログラミングは何が違うの?と疑問に思ったり、具体的な業務のイメージができなかった人も多いのでは?と思います。

具体的にコーディングとはどんな作業をするのか、プログラミングと何が違うのかがわかると、求人情報などを見ていてもイメージがしやすくなるのではないでしょうか。また、これからどんな仕事をしたいのか、何を学べば良いのかも明確にできます。

将来的に、コーダーからプログラマー、SEとステップアップを目標にするのも良いですね!

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