【PHP】artisan serveの使い方を分かりやすく解説

【PHP】artisan serveの使い方を分かりやすく解説

今回は、PHPのWebアプリケーション「Laravel」に関する話です。

Laravelで作成したアプリケーションについて、どのように動作確認すればよいのか分からず、悩んでいませんか? そこで、Laravelが提供するコマンド「artisan」を利用すれば、簡単に動作確認ができます。

今回は、アプリケーションの動作確認に便利なコマンドである

・コマンド「artisan serve」の使い方

について解説します。

artisan serveの基本

artisan(アーティザン)は、PHPのWebアプリケーションフレームワークのLaravelが提供するコマンドです。マイグレーション、コントローラ、モデルといったコードを自動で作成したり、初期データを投入したりなど、さまざまな機能を実行できます。

今回は、動作確認をするうえでよく利用する、以下のコマンドについて説明します。

【PHP】Artisanってどんなもの?使い方は?そんな疑問を解決!

artisan serveは開発サーバーを起動するコマンド

artisan serveは、laravelのアプリケーションをテストするために利用する開発サーバーを起動する機能を持ちます。開発サーバー(ビルトインサーバー)は、PHPが提供する機能で、開発中のアプリケーションの動作確認をしたいときに利用します。

あくまでアプリケーションを開発するための支援機能であるため、開発サーバーは本番環境で求められる性能を有していません。そのため、開発したアプリケーションをリリースする際は、開発サーバーを利用しないようにしましょう。

artisan serveを利用した開発サーバーの起動方法

開発中のアプリケーションについて動作確認したい場合は、artisanファイルが置かれているディレクトリで、以下のコマンドを実行します。

すると、以下のように開発サーバーが起動します。

この状態で、ブラウザを起動してURL欄に「http://127.0.0.1:8000」と入力しアクセスします。以下のようにLaravelのページが表示されれば、開発サーバーの起動は成功です。

開発サーバー起動後にアクセスした結果

開発サーバーを停止する際は、「Ctrl」キー(MacOSの場合は「command」キー)と「C」キーを同時に押します。

artisan serveのオプション

artisan serveでは、以下の2つのオプションが用意されています。

  • host オプション
  • port オプション

hostオプション

hostオプションは、起動する開発サーバーのホストアドレスを明示的に指定できます。例えば、ホストアドレスを「127.0.0.244」にしたい場合は、以下のようにコマンドを入力・実行します。

開発サーバーが起動した状態でブラウザを起動して、「http://127.0.0.244:8000」にアクセスすると、ページが表示されていることが分かります。

ブラウザ確認結果

また、hostオプションで「0.0.0.0」を指定した場合、他のデバイスからLaravelのアプリケーションにアクセスすることができます。チームで開発しているときに、他メンバーにアプリケーションの作成状況を確認してもらうときなどに利用すると便利です。

指定できるホストアドレスは、「127.0.0.1」から「127.255.255.254」までとなっています。この範囲に当てはまるホストアドレスは、ローカルループバックアドレスと呼ばれており、ホスト自身で起動しているサービスにアクセスする際に利用します。なお、一般的には「127.0.0.1」がよく利用されており、hostオプションを指定しない場合も「127.0.0.1」をデフォルト値として起動します。

ローカルホストのURLとは?使い方と設定方法を詳しく解説

portオプション

portオプションは、起動する開発サーバーのポート番号を明示的に指定できます。例えば、ポート番号を「8080」に指定したい場合は、以下のように記述します。

ブラウザで今度は「http://127.0.0.1:8080」にアクセスすると、正常にページが表示されます。

ブラウザ確認結果

起動する開発サーバーのポート番号は、0から65535までの中で指定できます。しかし、Chromeなどのブラウザで特定のポート番号(例えば、)にアクセスしようとすると、以下のようなページが表示されます。

ブラウザ確認結果

ページ上に表示されている「ERR_UNSAFE_PORT」は、安全でないポート番号にアクセスを試みた際に生じるエラーを意味します。今回、例として挙げたポート番号「123」は、NTPと呼ばれるプロトコルが使用しており、開発サーバーで使おうと試みたポート番号とかぶっています。

ChromeやFirefoxなどのブラウザは、既に利用しているポート番号に対してアクセスを試みようとした際に、ERR_UNSAFE_PORTが表示されます。そのため、基本的にはデフォルトのポート番号8000を利用するのが無難です。

URLのポート番号について!働きや種類を紹介 【入門】【初心者】URLやポート番号ってなに?

まとめ

いかがでしたか?

今回は、

・コマンド「artisan serve」の使い方

について解説しました。

hostオプションで「0.0.0.0」を利用する方法は、個人で開発する場面だけでなくチームで開発する際にも大変便利なので、積極的に利用しましょう。

BLOGコンテンツをパーソナライズします

あなたは現在「プログラミング学習者」ですか?