自分がSEに向いているのか、適性をチェックしたい!
SEになるのに資格は必要ある?
このような悩みを抱えていませんか?
今回は、次の4点についてわかりやすく解説していきます。
・SEの仕事で大変なこと
・SEに向いている人とそうでない人
・SEの資格について
この記事を最後まで読めば、SEの仕事についてわかるはずです。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
目次
SE(システムエンジニア)とはどんな仕事?
SE(システムエンジニア)の仕事についてわかりやすく解説!
SEの仕事についてよくわかっていない人も多いのではないでしょうか?
まずはSEの仕事内容についてわかりやすく解説します。
SEの業務内容
- STEP.1ヒアリング顧客がどのようなシステムを望んでいるのかを明らかにします。
- STEP.2基本設計システムを作るためにどんな機能が必要なのか、どのような仕様にするかなどを決定します
- STEP.3詳細設計基本設計の内容からさらに詳しい内容を決定します。プログラマーがプログラミングをするために必要な細かい設計を行います。
- STEP.4テストプログラマーが実装した内容でちゃんと作動するかテストしチェックします
SEとプログラマーの違いとは?
SEはシステムを設計する仕事で、マネジメントなどの仕事がメインになります。実際にシステムエンジニアの指示で、実装するのがプログラマーになります。
立ち位置としてはSEの方がプログラマーより上なので、プログラマーからSEとしてキャリアアップを目指す場合も多いです。
SE(システムエンジニア)のやりがいとは?
システムエンジニアはどのようなやりがいがある仕事なのでしょうか?
もちろん全員が同じ意見ではありませんが、よくある意見をまとめました。
システムエンジニアのやりがい
・システムを作り上げる喜びがある
・コミュニケーション能力が高まる
・クライアントと信頼関係が築けた際に喜びを感じる
・成長を実感できる
順番に解説していきます。
給料が高い
引用元・キャリアガーデン
引用元・https://doda.jp/guide/heikin/age/
上記の表を見るとわかるように、システムエンジニアの平均年収は約551万円で、日本人の平均年収は約432万円なので、100万円以上も年収が高い傾向にあります。
システムを作り上げる喜びがある
実際に実装するのはプログラマーですが、クライアントの要求通りのシステムを1から構築した際にやりがいを感じることが多いです。
大きなプロジェクトをメンバーが一丸となって取り組み、成功した際の達成感は大きいです。
コミュニケーション能力が高まる
SEというと誰とも話さず黙々とパソコン作業を行っているイメージがあるかと思いますが、実際はクライアントとコミュニケーションをとったり、プログラマーに指示を出したり、コミュニケーション能力が必要な仕事です。
コミュニケーション能力はビジネスマンとして必要な能力ですので、コミュニケーション能力の向上に喜びを感じることも多いでしょう。
クライアントと信頼関係が築けた時
SEはクライアントと密に連絡をとる必要があります。
時には厳しいクライアントだったり、ダメ出しをされることももちろんありますが、良いシステムが提供でき評価されれば、「お願いしてよかった」、「またお願いします」などのお褒めの言葉をいただくこともあります。
クライアントに喜んでもらえた時は、システムエンジニアとしてやりがいを感じる瞬間でしょう。
成長を実感できる
システムエンジニアはキャリアを積むほど評価され、成長を感じることができる仕事です。
前はできなかったプロジェクトが今では一人で設計を任されるようになったなど、スキルアップを感じる際もやりがいを感じるでしょう。
SE(システムエンジニア)で大変なことは?
どんな仕事にもやりがいがあれば、大変なこともあります。
SEはどんなことが大変なのでしょうか?
納期に追われる
SEは納期厳守で仕事を進めなければなりません。
実装は思わぬバグで予定通り進まないことも多く、時には残業や休日出勤を迫られることもあるでしょう。
人間関係
SEはクライアントとプログラマーの中間に位置するため、人間関係に悩むことも多いでしょう。
もちろん合わないクライアントもいるでしょうし、自分の思い通りにプログラマーに指示が通らず、頭を悩ませることもあるでしょう。
SE(システムエンジニア)に向いている人とそうでない人の違いは?
SEはどんな人に向いていて、どんな人には不向きなのか適性をチェックしてみましょう。
SEに向いている人
・責任をもって仕事をやり遂げられる
・連絡がマメ
・マネジメント能力が高い
・臨機応変に対応できる
・ITが得意
・論理的思考で考えられる
・忍耐力がある
・意欲的
全部が必要なわけではありませんが、SEではこのような能力が必要とされます。
SEに向いていない人
・協調性がない
・人の上に立ち指示を出すのが苦手
・柔軟に考えられない
・仕事が雑
特に、コミュニケーションをとるのが苦手な人には向かないので、人と話すのが苦手な人はシステムエンジニアよりプログラマーを目指す方がオススメです。
エンジニアに向いているかの適性チェックツール
こちらは無料で登録など面倒な入力なしでエンジニアとしての適性がチェックできるツールです。
参考程度に利用してみるといいでしょう。
SE(システムエンジニア)になる方法とは?資格は必要?
SEに資格は必須ではありません
SEになるのに資格は必要なく、本やサイトなどの独学でもスキルの習得は可能です。
ですが、資格を取得しておくと自分のスキル向上だけでなく、自分のスキルを証明することもできるので、余裕がある人は目指してみるといいでしょう。
また企業によっては「資格取得制度」などで給料が上乗せされる場合もあります。
SEにオススメな資格
SEにオススメな資格は次の4つです。
2.システムアーキテクト試験(国家資格)
3.ネットワークスペシャリスト試験(国家資格)
4.オラクルマスター(ベンダー資格)
順番に解説していきます。
1.基本情報技術者試験・応用情報技術者試験(国家資格)
IT系資格の中で最も多くのエンジニアが取得している資格です。
まずは、「基本情報技術者試験」を目指し、さらにレベルアップしたい人は「応用情報技術者試験」を受けましょう。
難易度
基本情報技術者試験・合格率約25%前後
応用情報技術者・合格率約18%前後
2.システムアーキテクト試験(国家資格)
システム開発を主導したりするエンジニアを対象としています。
情報システムと組み込みシステムに関する専門的で深い知識が求められます。
難易度
合格率15%前後
難しいですが、上級エンジニアを目指すのであれば、チャレンジしてみるといいでしょう。
3.ネットワークスペシャリスト試験(国家資格)
ネットワークエンジニア、インフラ系エンジニア向けの資格です。
ネットワークに関するさまざまな知識が問われます。
難易度
合格率13%前後
こちらも難しい資格ではありますが、ネットワーク系のエンジニアなら持っておいて損はないです。
4.オラクルマスター(ベンダー資格)
オラクル社製品の「Oracle Database」に関する技術を証明する資格です。
オラクルマスターの資格には次の4つのレベルがあります。
2.Silver
3.Gold
4.PlatinumBronze
1のBronzeから順番に取得していきます。
民間資格ですが、Silverからは世界共通規格で世界的に通用する資格です。
データベース系のSEは自身のスキルアップだけでなく、給料アップも見込める資格です!!
SEの将来性を探る|SEに必要なスキルとは?【まとめ】
これからの時代ITの技術がどんどん発展し、エンジニアは伸びていく時代です。
そのため、エンジニアやシステムエンジニアの仕事は、これからの時代に目指すのにオススメな仕事です。
SEは大変なことも多く、責任も大きいですが、お給料も高くやりがいの感じられる仕事です。もちろん「楽しい」と感じず、向いていなければ続けられないので、まずは自分に向いているかどうか適性チェックを行うといいでしょう。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。