プログラミングスクール経営者がぶっちゃける「初心者がスクール選びで間違っている4つのコト」

ここでは、プログラミングスクールの経営者で2万人以上もの生徒に教え、自身も現役の有名エンジニア「かずきち」が、プログラミングで稼ぎたいと思っている初心者が間違いまくっているプログラミングスクール選びについて、スクール業界やITエンジニア業界の実態も踏まえてまとめています。

この記事は読み終わるまでに10分程かかりますが、プログラミングスクール選びをしている初心者には絶対に読んだ方がいい内容です。

目次

プログラミングスクールや学習サービス、情報商材を探している人はこれを聞け!

まず、先に結論からお話するとスクールやサービス、情報商材を検討している方は下記の項目を最低限教えているのか聞いてみてください。

プログラミングを実務として使いたい、プログラミングで稼ぎたいと思っているのであれば、この項目を教えていなければ確実に止めた方がいいです。

下記項目がわからなければ「実務では使い物にならないレベルのお荷物」ですし、「自分一人でサービスを作る」ことは絶対にできないからです。

・cookieとセッションの違い

・getとpostの違い

・テーブル設計と正規化

・ログ設計

・例外処理

・テーブル結合(JOIN)

・影響調査方法

・バリデーションとサニタイズ

・npmやyarnといったパッケージ管理ツールとgulpなどタスクランナーツール

・ajaxと非同期処理

最近、S○illH○ck○というヤバイ商材を見つけてしまった…

ちなみに「S○illH○ck○」というプログラミング初心者向けの教材は、「学習」が「ただの情報商材」と化していて、ちょうど情報リテラシーがなくて小金は持っているターゲットとしては美味しい「大学生」あたりの人達を食い物にして生計を立てているものまであります。

基礎の基礎を身につけるのに7万って、、、買って満足されてるような記事が多いんですが、全部アフィリエイト記事なんですよねぇ。。

そこのアフィリエイトは高額報酬なので、生徒がアフィリエイトで良いコメント書いて「なんとか出費したお金を回収しよう」としているのが見る人が見れば分かってしまいます。(運営者が「アフィリで回収も出来るから7万は高くないよ?」と勧めてるのがみえみえ)

中身を見ましたが実際のエンジニア達から見たら「アホちゃう?」というレベルです。

(まぁ、そこらへんは本家サイトも「プログラミング初心者脱出」といった文句なので「エンジニアになれる」とか「実務で使える」とまでは掲載していないので全然良いかなと思ってはいたんですが、なんと実際にうちに学び直しに来た受講生から聞いたところ「稼げるレベルまで教えている」なんて生徒の質問に答えていたようです。。。)

サイトには他の学習スクールとの料金比較が乗っているんですが、「そもそも比較すらならないレベルの教材」でしかないのにさも「安いです!」のように掲載しているんですよね。

「他スクールの方が確実に内容が濃いのによく比較できるなぁ。。」と開いた口がふさがりません。

僕のところにも生徒が流れ込んできていて、「失業保険を全部注ぎ込んで買ったけど実務になるとは思えない」とめちゃくちゃ長文のメッセージをくれた方もいました。

その運営者に抗議したところ、その回答が唖然の内容。

「その人はブログに褒めてるレビュー記事書いているんで、満足しています!嘘言わないでください!」

の一点張りでした。早くこういう人が淘汰されるといいなと思います。

話が逸れましたが、下記環境で教えているトコロもスクールとしては論外です。

・cloud9

なぜなら、実務では全く使われませんし、実務では自分のPCの中で起こる不具合を自力で解決する力が必要だからです。

プログラミングの「書く」という部分だけをさらっと学ぶだけとして使うのならいいんですが、エンジニアになる前にそこに向き合っておかないのは、問題を先送りにしているだけに過ぎません。

マ◯ブもやばい。。

マ◯ブというのもまぁ、ヤバイです。

ホント、情報商材売り人間と化しています。

「プログラミングのロードマップ」なるものを最初は無料で公開しはじめた頃に

「あ、こいつちょっと危ないぞ」

と思ったので(S○illH○ck○販売者とも繋がっていて、ブログで褒めていたのもあり同じ臭いがした)、

僕もその時にTwitter上でやりあって釘を刺していました。

その時にやりあった内容を「ヤクザ」だの情報判断できない人たちがブログ記事にしているので、暇があれば「マ◯ブ かずきち」で検索してみてください。

(僕は逃げも隠れもしないし、こんなしょうもない記事もうちのブログでちゃんと紹介しますよ)

ちなみにこの記事内に「アフィカスと非難しているのに自分のところでもやっている」と言ったしょうもない内容も書かれてるんですが、アフィリをやるのは悪い事じゃないんですよ。

「しょうもなく低レベルで本1冊買えば良いレベルだったり、ググれるレベルのもの(いわゆる情報商材)をアフィリエイトを使って販売している」

「ちょっと触りの体験をした程度をまるで全部分かっているかのように紹介していたり、アフィリ報酬のパーセンテージが良い広告主をブログで紹介している」

ということが「ダメ」なわけです。

ここらへんはこの記事の最後の方でも紹介しています。

さらには

「良いものを紹介すること自体は悪いことではない」

「そこに対して紹介してくれた人に謝礼を支払うのだって悪いことではない」

わけです。

うちのスクールでは「有料の部員」しかアフィリ出来ませんし、しょうもないアフィリ目的の記事書いてる人見つけたら僕が「強制退部」させてますからね。

 

ちなみに「マ◯ブとか言う奴への嫉妬心」とか言ってるけど全くないし、僕がどれだけ稼いでいるか分かってもいないという笑

(借りてるマンションの家賃から収入予想する限り、ヒカキンより稼いでいるんだよ)

知り合いの経営者は僕がどれくらい稼いでいるかざっくりでも試算できてます。

(僕のツイやウェブカツのTL漁ってけば大体予想出来るわけで。そういう基本的な情報判断能力すら出来ずに記事書いてんだろうな。。そんな判断能力を元に仕事してるんだろうから、仕事も低レベルなんだろうね、この人。)

 

卒業試験や起業支援金でさえ最近始めたものだからまだ持ち込みがないってだけなのにそれすら見当違い。

「低スキル=低収入ではないんだ!」なんて言ってるのも、それもこのブログや仮入部メールのブログにも書いてるんだけどそれすら見てないという。

僕が強制退部させたツイすら、その退部させた人のTLすら追ってないんだろうね。調べりゃ出るのに。

この人、記者だったらとても低レベルというかクビだろうな。

マ◯ブって人を擁護している人たちってこの程度の能力なんでしょうね。顔晒して発言すらできない。自信あるならもっと堂々と言えばいいのに。

最終的に「批判は良くないよ。」という結論で終わっているという。

 

子供か。

 

批判と批評の違いすら分かっていない。

そして、その結論の下にはちゃっかりうちに流れ込んできているしょうもないスクールのアフィリ貼ってるし。。

結局お前、アフィリ報酬欲しくてSEO上げたいだけやーん。。

 

御愁傷様です。

 

まぁ、話戻って結局このマ◯ブくんは、

ちょっとの本を買ってググれば済む程度の内容

のプログラミング学習のロードマップを

12万円

で販売し始めて、現役のエンジニアから非難が殺到しました。

他にも、下記「マ◯ブ 詐欺」とかで調べれば色々その時の状況がわかるでしょう。

僕が不安視していたことが現実になったわけですね。

プログラミング初心者の間違いその1「プログラミングと一括りにしている」

プログラミング初心者がプログラミングスクール選びで間違いやすいのが「プログラミング」とひとくくりにしていることです。

詳しくはこちらを見てもらうと分かりますが、「プログラミング言語」といっても様々あります。

これからプログラミングを学びたい初心者や未経験者がまず知っておくべき10のコト

プログラミングを学びたいと思っている初心者の方は少なからず「色々な言語がある」という事は調べていると思いますが、「どの言語を学ぶか?」によって、その後の成長度合いも収入も違ってくるのです。

プログラミング初心者の間違いその2「プログラミング言語を学べば大丈夫だと思っている」

プログラミングも大事だが、実務ではプログラミング以外が重要

間違いその1でもお話したようにプログラミング言語には様々あります。プログラミングはサービスなど何かしらのデジタル上での「物」を作るための道具です。そのため、実際の仕事では最低限「作れる」ことが大前提です。

そのためには前述のようにプログラミング言語も1つではなく、「複数の言語」を学び、「ネットワークの仕組み」や「各種ツールの使い方」なども学ぶ必要があります。

プログラミングは「料理」と同じ

プログラミングは「料理」と似ています。

 

「プログラミング言語というもの自体」を料理で例えるなら、

食材

です。

人参や大根といった食材そのものなんです。

「プログラミング言語を学ぶ」ということは「食材の性質を学ぶ」ということなんです。

「人参はβカロチンが豊富で〜」

とか

「大根をそのまま煮ちゃうと崩れちゃうから、面取りして〜」

といった

「食材それぞれの良いところ、悪いところ、その使い所」

を学ぶ。ということなんですね。

 

食材を知っただけでは料理は作れない

でも、「食材の事を学ぶ」ということは、よく考えてみてください。

食材について知ったところで料理が作れますか?

出来ませんね。プログラミング初心者がよく陥りがちな間違いなんです。

プログラマー、システムエンジニアといった、いわゆる「エンジニア」として仕事をしていくには「作れる」が大前提です。

料理でいえば、「料理が作れる」ということになりますね。では、料理を作るためには何を覚える必要があるでしょうか?

それは、

包丁の細かな使い方

フライパンや鍋やミキサーといった調理器具の使い方、使いどころ

大さじや小さじなどそもそもの料理本の見方

もっと欲を言えば、

どの食材とどの食材を組み合わせて「何が作れるか」が想像できること

「作りたい料理」「作る料理」に対して、調味料の必要量や煮込み時間など工程が想像できること

なんです。

 

だから、主婦の方々は月1万、2万というお金を払って料理教室に通って勉強するわけですね。それだけ自分で学ぶのは大変なことを教えてくれるので、受ける価値があるわけです。

プログラミングで「料理が作れる」人になるためには?

プログラミングに戻せば、

プログラミング言語それぞれで出来る事出来ない事

エディタの使い方から各種ツール、フレームワークやパッケージ管理ソフトなどの使い方・使いどころ

ネットワークやサーバー、通信やCookie、Sessionの仕組み

要件定義書など仕様書(作るシステムの説明書のことです)といった書類の見方

作りたいものから工程が想像出来る事

といった具合になります。

プログラミングスクールに通う以上、そこが学べなければ「自分で調べて学ぶ」のとなんら変わりはありません。月数万円の授業料や半年で70万以上もの高額な受講料を払ってそこが学べなかったとすれば、「自分で調べて学ぶ」のとなんら変わりがない。ということなんです。

低賃金で低飛行なエンジニアにならないために大事なこと

もちろん、それが出来なくても20代前半程度なら就職は出来ますし、20後半や30代のプログラミング初心者さんであっても低賃金で働く事はできちゃいます。しかし、そういう人は「低飛行」で低賃金のままいってしまうケースが多いんです。(そもそも、職場で教育してもらえる。と思っている人は実際は成長しません)

ちなみにここで言う「低賃金」とは社員では月収〜40万程度。フリーランスでいうと月〜60万くらいの人たちのことを言っています。実際に私が運営している、このプログラミングスクール「ウェブカツ!!」では「低収入なまま抜け出せない現役エンジニア」が多数在籍しています。

ちなみに大抵のスクールで学ぶレベルはフリーランスでは毎日頑張って働いて月50万がいいところです。そんなんじゃ会社員より実質低収入なのにそれにすら気付かないで働いている底辺フリーランスはとても多いです。詳しくは下記をみてください。

「お前らのフリーランスになるメリットは間違っている」というお話

仕事にする前にここを出来るようにしておくかどうかで、就職やフリーランスデビューした後の収入は格段に違ってきます。

プログラミング初心者の間違いその3「1つのプログラミング言語にもレベルがあることを知らない」

あなたは、そのプログラミング言語が「出来る」と本当に言えますか?

間違いその1でもお話したようにプログラミング言語には様々あり、間違いその2でも触れたようにプログラミング言語だけを学んでもお仕事として稼げはしない。ということでしたが、ここでまたプログラミング初心者さんはスクール選びで間違いを犯してしまいます。

それは、

システムを作るために必要なJavaScript言語を学べるから大丈夫だ

というものです。

これまでに触れたようにJavaScriptは「作る」ためには必要不可欠な言語です。しかし、現役のエンジニア達が頭を縦に振りまくる誤った考えがそこにはあります。

それは、

どこまで学んだら「学んだ」「習得した」「使える」「出来る」と言えるの?

ということです。実は、1つの言語とっても奥は深いのです。

結局は、

どの「深さ」まで習得しているのか?

が大事になります。

スクールが掲示している学習レベルは実務ではあてにならない

例えばJavaScript言語ひとつとってみても、よくスクールでは「初級(入門)」「中級」「上級」といったレベル分けをしています。しかし、実務として仕事で使うレベルとして見たときには

初級(入門) → 超超ド初級(呼吸をするくらい当たり前過ぎレベル)

中級 → やっと実務では初級(でも、仕事にならないレベル)

上級 → ギリギリ安いお金がもらえるレベル

なんです。

ここで、1つ例を見てみたいと思います。

このブログを見ているということは、月数百円のproなんちゃらやドットなんちゃらといった有名サービスなどに課金もしながら少なからず「プログラミングの勉強」はしていることでしょう。(していなければ、最低限やった方がいいです)

JavaScript言語はHTML言語やCSS言語といったものと同じ頃合いに学ぶはずです。(どのスクールでもそうです)「JavaScript言語を学べる」「習得できる」という謳い文句に釣られて学んだor学んでいるはずです。

では、ここで質問です。

vue.jsやreact.jsといったフレームワークは使えますか?使いましたか?

npmやyarnといったパッケージ管理ツールは使えますか?使いましたか?

gulpやgruntといったタスクランナーやwebpackといったツールは使えますか?使いましたか?

ホイスティングやプロトタイプは分かりますか?教わりましたか?

thisの4種類のパターンは分かりますか?教わりましたか?

大手スクールでさえ、実務で必要なレベルが教えられていない

ほとんどの人が「使えない」「分からない」「教えてもらっていない」と言うでしょう。それが今のスクールの実態です。実務として必要なレベルで、しかも「作る」ために実際の仕事現場では欠かすことのできないものを「教えられていない」のです。

もちろん、大手スクールやサービスなどは営業マンやマーケッターといった「客に売る」ための宣伝に注力するための人材を大量に抱えているため、その分受講費用に上乗せしなければならず、月数百円程度では今のところどこも教えていませんし、教えられもしません。広告費や人件費が重みになり、そのレベルを教えるとなると月5万円でも企業経営としては割に合わないですし、半年のパッケージ商品として売り出しても100万以上は絶対に取らなければやっていけません。

しかし、

実際はそれだけのレベルが求められている。

なんですね。(もちろん、何度も言っているように低賃金で働きたいなら別ですが、せっかく高収入と言われるエンジニアを目指すのであれば、それなりに貰えるようになりたいですよね?)

プログラミング初心者の間違いその4「受講料が高い?安い?その基準は?」

教えてもらえるレベルをまず調べよう

間違いその3で分かったと思いますが、プログラミングスクール1つとっても「どこのレベルまで教えているのか?」が大事になるわけです。よくプログラミングスクールのサイトにあるのが「習得できる言語」「教える言語」という項目があり、

・HTML言語

・CSS言語

・JavaScript言語

・PHP言語

といった具合に書かれていることです。でも、実際の実務でお金を稼いでいる現役のエンジニアからするととても「違和感」のあることなんですね。

JavaScript言語ってどのレベルまで教えてるの?教われるの?

ということです。

もちろん、玄人だからわかるところで、初心者ではまず気づくことではありませんし、じゃあ「どのレベルまで学べばいいのか?そもそもどのレベルまであるのか?」すら分からないでしょう。そのあたりはTwitterなど「エンジニア」「フロントエンジニア」「バックエンドエンジニア」「フリーランスエンジニア」などで検索して実際の現役エンジニアに聞いてみたり、ググってみれば少なからず分かってきます。

(但し、稼ぎたいのなら「稼いでいるエンジニアから聞いてくださいね。技術力は高いのに稼げていないエンジニアを嫌という程私は見てきました。現役エンジニアの方も技術力=収入ではない事は納得は出来なくてもその現実を感じているハズです。)

めんどくさい〜

と思うかもしれませんが、

プログラミングでお仕事をして、しかも高収入を得たいのであれば、それくらいするのは当たり前です。どんな仕事でもそうですが、受け身でいる限りは高収入や成功といった言葉とは無縁のままなんです。なので、そういった「どのレベルまで」を踏まえた上で、あとは受講料が「高いのか安いのか」を判断する必要があります。

Twitterで大炎上しているプログラミングスクール「侍なんたら」

ちなみにこの記事を書いている頃ちょうど「侍なんたら」という有名プログラミングスクールがTwitterで大炎上しています。景品表示法違反なことをしていたのが事の始まりですが、それだけでなく「質の低い教育」が反感をかってしまいました。

 

ビジネスコースという「半年間の受講で月6時間のマンツーマンレッスンが現役エンジニア講師から受けられる」コースでは、税込で70万円以上もの受講料です。

しかし、その実態はというと

 

・月6時間で教えられる事はほとんどなく、質問や分からない箇所の解説などサポートがメイン

・主体はオリジナル教材での「自習」になる

・オリジナル教材は講師からも不満が出るほど低品質で、市販の外部教材の本を使うほど

・市販の本を自分で読むことがほとんどになる

・半年で70万以上の受講料で、月換算では12万以上も払い、ほとんどが自分で本を買っての自習

・月12万円の出費は月6時間の講師とのレッスン代だった

・1時間のレッスンで2万円と同じようなものだった

・講師は外部から委託されたエンジニアで1時間2,000円ほどだった

 

というものでした。

Twitterで炎上してから解約が相次いでいるようですが、解約を断るケースが多々あるようで、今でも何食わぬ顔で営業を続けています。Twitterなどでよく調べもせずに契約をしているプログラミング初心者の方はまだまだいることでしょう。

受講料に含まれているものを考えてみよう

ここまでのスクールはさすがに僕が知る限りありませんが、それでも

「この程度の内容を教えて13万円も取るのかー、、、」

「マンツーマンで質問できるのがウリと言いながら、ただチャットで質問するだけじゃん。。」

といったスクールが多々あります。そういうスクールほど「有名」にするために「広告費」をばかばか使い、Googleなど検索結果の上位にくるよう「マーケッター」と呼ばれる人員を何十人も雇い、営業マンまで雇ったり、渋谷や六本木といった高額なオフィスを借りています。

それだけ「固定費」がかかるということです。

高額なアフィリエイト報酬やブロガーへの記事報酬

さらには、アフィリエイトという仕組みを使って「体験に来てもらっただけで2万円」という報酬を支払う代わりにブロガーに記事をたくさん書いてもらい、体験に行った程度で「よかった!おすすめです!こんなデメリットももちろんありますけどね!」「スクール比較!」といった上辺の情報をまとめた記事を量産させます。

 

(ちなみにプログラミングスクールはアフィリエイトの中でも「稼ぎ頭」なほど高額報酬で有名です。嘘だと思うなら「ASP」というアフィリエイトの案件が掲載されたサイトにいくつか登録して、「プログラミング」で調べてみてください。)

 

また、10分で書けるような初心者向けのプログラミング関連記事をエンジニアやブロガーに1記事1万円程度を支払ってこれまた記事を量産させて、検索上位に表示されるようにして、プログラミング初心者の目に触れる機会を増やしています。

それだけ「広告費」がかかっている。

ということです。

それだけの費用がかかっている以上、それ以上に「回収」しなければ利益にはなりませんね。

なので、回収する先というのは「受講生」「生徒」ということになります。

ウェブカツ!!と比較してみた

ちなみにうちのスクールでは、

・人件費も最低限

・アフィリエイトは受講生のみ利用可能

・有料会員になってから報酬が発生する

・技術系記事をブロガーに頼んだ事がない

という形をとっているため、その分プログラミング初心者の目に触れる機会は少なく、頑張って検索しなければ出てきません。(悲しい事ですが仕方ありません)

しかし、その代わりに「高品質なものを超低価格」で提供できています。

 

大手スクールと比較してしまうと

「え?その程度のものを教えて、そんな取るの?うちの何倍 !?」

といつも思います。

 

うちは教えている内容としてプログラミング単体で見てもフロントエンドからバックエンドまでハイレベルなところまで教えていて図解でのイメージしやすい解説があって、半年でも43万円もかからない受講料です。

フロントエンド部分のスキルに至っては、前述の実務で使う内容全てを教えていて現役エンジニアでも分からない人がいるくらいのハイレベルさ。

しかも、「モーダル」「アニメーション」「TODOアプリ」といった実務で使われる細かな機能の作り方や仕組みまで学んでいきます。

 

 

もちろん、ハイレベルでも初心者が「分かりにくい」のであれば意味がありませんが、生徒からは「分かりやすい」と定評があり、あの有名フリマサービス「メルカリ」のディレクターからも「色々な学習サービス使ったけど、一番分かりやすい。ここまで分かりやすく教えられるなんて凄い」と驚かれるほどです。

(もちろん上級ほど難しいため理解するまでにはそれなりに手を動かして時間をかける必要があります)

金の荒稼ぎスクールと化した、プログラミングスクール業界の実態

かたや、大手の「テックなんちゃら」では「フロントエンド」のスキルが学べるだけの内容で、1ヶ月の自宅学習講座で13万円以上。(しかも、sassといった現場レベルでは大事なものすら教えてないという。。)

コースが細かく別れている分、1つ1つが安く思えてしまうが、うちのようにサーバーサイドやWEBサービス作るなどのコースも入れたらいったいいくらになるんだ?という感じ。

実際にそこの有名スクールからうちに学びに来た生徒も多くいて、最近も入って来たのですが、そこで学んだ学習内容を聞くと「初心者も初心者」の実務で言えば初歩の初歩レベルしか教えていませんでした。

実際には「プログラミングを数ヶ月学んだだけの学生が教えている」なんて事が普通に行われているんですけどね。。(実務も知らない奴にプログラミング教えられたって稼げるわけないじゃない。。)

それが、今のプログラミングスクールの実態・実情です。

プログラミング教育市場自体がまだ発展途上なため、youtuberの市場のように「言い値」で決まってしまい、「相応しい価格」というものがまだまだ世間もわかっていません。

 

深刻なIT人材不足になっていく日本の未来のためにITエンジニアを増やしていきIT業界を活発にしていくための「教育事業」のはずが、大手ですらただの「受講料の荒稼ぎ」スクールと化してしまっているのが現状

なのです。

それでも、物の見方や価値基準が分からない人からは「ウェブカツって高いよね」と言われることもあります。

 

別に、うちを使った方がいいよ!というわけでなく、(と言っても、もちろん圧倒的な自信があるわけですが)

どこかのスクールを使うにしろ「物を見る目」「リテラシー」といったものもこれから学んで、後悔しない選択をしていただければと思います。

余談

最近、トヨタのトップが「終身雇用を守るのは難しい」という発言で話題になりました。

トヨタが「終身雇用」を諦めてくれた方が日本の労働者の賃金は上がる

まぁ、終身雇用なんてのは当たり前すぎるくらい当たり前の「幻想」でしかないんですよ。

今後はどんどん「フリーランス化」された世の中になっていきます。

 

設立からわずか数年で株式上場を果たした「株式会社識学」の安藤さんも言われているように今後さらに従業員には「効率化」が求められていきます。

少子化で働き手が減る以上、それは避けて通れません。

効率化できない企業はどんどん競合に追い抜かされていきます。

そして、そのネックとなっているのが

 

会社にぶら下がりたいだけの無能な終身雇用崇拝者

 

なわけです。

会社員というのは一度雇ったら法律でむやみにクビに出来ません。だから、ぶら下がれるわけですね。

 

反対にフリーランスであればいつでも首が切れます。

いつでも首が切れるというと悪いイメージなようですが、その分「生産性」を出すよう努めるようになるわけです。

お金をもらっている以上、それ相応の対価の価値を客へ提供しなければ「ただのお給料泥棒」ですから。

さらには、昔と比べて「転職」が盛んになり、転職=悪、転職する人=ダメ人材というイメージがなくなってきた事で、

 

終身雇用で教育をほどこすメリットがなくなった

 

わけです。

情報格差が多かった昔は、転職もほぼなく、終身でずっと会社にいるのが当たり前。

それであれば、新卒から丁寧に育てていって一人当たり数百万、数千万もの教育費をかけることも出来ました。

しかし、転職が当たり前になりつつある現代でさらに情報格差もなくなったことで、企業の機密情報も外に出やすく、

 

終身雇用という名目で社員として人材リスクを抱えるメリットがない

 

というわけです。

どうせすぐ転職しちゃうんだったら、会社からしたら育てる金が無駄なんですよ。

なので、今後さらに

 

自分で金を払って自分で能力を上げる

 

という事が求められます。

 

会社にいたって教えてくれないし、そもそも成長していない人を会社が雇わない。

 

という方向になっていきます。

フリーで雇いはしても、低賃金。出来る人には出す。

格差がさらに増えます。

ここまで言えば、今後さらにウェブカツで教えているような

 

「営業」「ビジネス」「税務」「法務」

 

という

 

フリーランスという事業をやっている人であれば当然になくてはならないスキル

 

や総合力があるかどうかで

 

仕事が取れるか、稼げるか

 

の明暗が分かれていくことは容易に想像できることでしょう。

(まぁ、この話も当たり前すぎるくらい当たり前な話のはずなんだけどエンジニアで分かってる人はとても少ないし、出来てる人もほとんどいないというね。。)

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