PHPで値を管理するの欠かせないのが、配列です。
ですが、PHP初心者にとって配列の概念って分かりづらいですよね。
そこで今回はPHP初心者に向けて、
・そもそも配列や変数って何?
・配列の値ってどうやって操作するの?
をご紹介します。
PHP初心者がつまづきやすいポイントを分かりやすく解説します。
変数や配列っていまいちよく分からない方は、ぜひ最後まで読んで理解を深めてくださいね。

配列とは?
配列の解説をする前に、まずは変数についておさらいをしましょう。
変数とは、1つの値を入れておける’箱’のことです。例えば、
このように、phpで値を扱いたい場合、基本的に変数を利用します。
しかし、時には変数をグループ分けしたい時もあります。
これらの人を男女のグループで分けたい時、使えるのが配列です。
配列では、複数の値を管理することができます。
これで、男女のグループ分けができました。
さらに、名前だけでなく年齢も管理したい時はどうでしょうか?
配列では、キー(添字)と値をペアにして管理することができます。
$name1から$name5の変数には、名前と年齢のデータが入っており、それをグループ分けしています。
インデックス配列と連想配列
何となく配列のイメージがついたと思うので、もう少し詳しく説明しましょう。
配列には値だけが入っているインデックス配列と、キー(添字)と値が入っている連想配列があります。
インデックス配列では、値の並び順に番号が振られます。
注意するべきなのは、始まる番号が0からという点です。
上の例で言えば、’山田’の番号は0となります。
インデックス配列は、番号をキーとした連想配列と見ることができますが、中の値を並べ替えたりした場合は新たに番号が振られるため、番号と値がペアになっていない点に注意が必要です。
配列の値を取り出す
インデックス配列で値にアクセスするには、この番号を指定します。
対して、連想配列ではキーを指定して値にアクセスします。
配列はarray()で作ることもできます。
array()を使った書き方も、[]を使った書き方も内容に違いはありません。
ただし、[]を使った書き方はphp5.4以降で使える書き方ですので、古い環境では使えません。

配列に値を追加する
配列には、後から値を追加することができます。例えば、
このように、4番目に木村さんが追加されました
キーを指定しない場合、配列の最後に追加されます。
また、キーを指定して追加することもできます。
キー:address、値:東京 が追加されました
配列の値を変更する
配列の値を変更する場合、キーを指定して新しい値を上書きします。例えば
このように、2番目が佐藤さんから木村さんへ変更されています。
連想配列の場合も同様に、
山田さんの年齢が10から11へ変更されています。
まとめ
今回は配列について、
・配列の書き方
・インデックス配列と連想配列の違い
・配列の値を取り出す方法
・配列へ値を追加する方法
を解説しました。
phpにおいて配列の操作は必要不可欠なものですので、しっかりと理解できるようにしておきましょう。