JavaScriptの関数や繰り返しなどの基本は学習した。
であれば、その次はいよいよHTMLで作成したページへの組み込みをされる方が多いのではないでしょうか。
今回はJavaScriptでのHTML操作の基本である
- HTMLの書き換え方法
について解説をしていきたいと思います。
目次 [非表示]

HTMLの書き換え方法
JavaScriptでHTMLを操作する場合、いきなり初めてのプロパティやメソッドが出てきますので、急に難しく感じるかもしれません。
ですので、まずは基本的な仕組みをシンプルに理解することが大切です。
基本的な仕組みというのは、
- HTMLの「どの要素に対して」「なんの操作をするか」
です。
「どの要素に対して」を指定する
まずは「どの要素に対して」を指定する方法から見ていきましょう。
id指定する方法
要素のid名で要素を指定する場合の方法です。
例えば、id=”hoge”のついた要素を指定する場合はこのように書きます。
CSSセレクタで指定する方法
CSSセレクタで要素を指定する場合の方法です。
例えば、h1タグを指定する場合はこのように書きます。
「なんの操作をするか」を指定する
どの要素かを指定できるようになったら、今度は「何の操作をするか」の方法を見ていきましょう。
今回は「書き換え」というテーマでのお話ですので、要素ないの文字の書き換え方法について見ていきます。
テキストだけを書き換える
まずは要素ないのテキストだけを書き換える方法です。
innerTextプロパティを使用しますが、例を見ていきましょう。
まずはこんなHTMLがあるとします。
この場合、ブラウザで開くとこのように表示されるはずです。
ここは見出しです
ここは段落です
今度はJavaScriptを加えてみます。
これでブラウザで開くとこのように表示されるはずです。
ここは見出しです
innerTextで変更してみました!
要素ごと書き換える
今度は、タグごと書き換える方法です。
innerHTMLプロパティを使用しますが、例を見ていきましょう。
では同じようにJavaScriptを加えてみた例を見ていきます。
これでブラウザで開くとこのように表示されるはずです。
ここは見出しです
innerHTMLで変更してみました!
あくまでもpタグの中身を置き換えているだけですので、pタグがなくなったわけではありません。
開発ツールで確認いただければお分かりだと思いますが、上記の置き換えで下記のようなHTMLになっています。
元のタグごと消えるわけではありませんのでご注意ください。

まとめ
今回は、これからJavaScriptでHTML要素の置き換えをされる方向けに
- HTMLの書き換え方法
について解説いたしました。
ここを理解できればfor文の基本的な使い方はOKですので是非マスターしてみてください。