phpで繰り返し処理を行いたい場合、「for文」や「while文」を使うことができます。
しかし、慣れないうちはこの2つの使い分けが分かりにくいですよね。
そこで今回はPHP初心者に向けて、
- ・for文とwhile文の違い
- ・使い分けの方法
をご紹介します。
PHP初心者がつまづきやすいポイントを分かりやすく解説します。
for文やwhile文っていまいちよく分からない方は、ぜひ最後まで読んで理解を深めてくださいね。
for文とwhile文の違い
まずは構文の違いから見てみましょう。
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for('初期値'; '条件式'; '更新式'){ 処理内容 } while('条件式'){ 処理内容 } |
処理の内容としては、両方ともに違いはありません。
for文の方は「初期値」「条件式」「更新式」の3つが必要なのに対し、while文は「条件式」の1つのみです。
はじめのうちはfor文の方が書きにくいと思うかもしれません。
しかし、コードを読む際には処理の条件が1箇所にまとまっている「for文」の方が、可読性が高いコードとなります。
使い分けの方法
for文とwhile文の使い分けで一番分かりやすいのは、
・繰り返す回数が決まっているかどうか
になります。
例えば「10回計算を繰り返す」処理であればfor文の方が向いています。
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for($i = 1; $i <= 10; $i++){ 処理内容 } |
対して、「特定の数字が出るまで計算する」であればwhile文の方が向いています。
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while(true){ if($num = 10){ break; } 処理内容 } |
このように、
- ・繰り返す回数が決まっている → for文
- ・繰り返す回数が決まっていない → while文
と使い分けるようにしましょう。
まとめ
今回は「for文」と「while文」の使い分けについて、
- ・for文とwhile文の違い
- ・使い分けの方法
を解説しました。
phpの繰り返し処理にfor文とwhile文は必要不可欠なものですので、しっかりと理解し使い分けができるようにしておきましょう。