夏バテ気味で食欲がわかず、ついつい素麺ばっかり食べてしまうライカです。
PHPは書くけれど「$」ってなんで使うのかわからないという方のために今回は
PHPで使う「$」の意味
について解説していきます!
「$」とは?
何気なく$を使ってる方もいると思います。
ですがこの$もPHPではとても重要な意味を持っています。
この記号は$(ダラー)と読み、$はPHPでは変数を表します。
変数とは
変数とはプログラムを作成する上で何らかの変化する値を保持する入れ物のことです。
そのため$を付けることにより、変数ですよと認識されます。
変数は数値や文字、配列、オブジェクトなどの型を指定する必要がありません。
値が格納された段階で、自動で型を認識してくれます。
例えば、名前を出力するためには
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$name = “tanaka”; echo $name; |
とするとtanakaと表示されます。
可変変数とは
PHPには「可変変数」という仕組みがあります。
可変変数は
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$$変数名; |
と書くことで定義することができます。
では、具体例をみてみましょう。
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$name = 'sato'; $$name = 'さとう'; echo $name; // sato echo $$name; // さとう echo $sato; // さとう $name = 'tanaka'; $tanaka = 'たなか'; echo $$name; // たなか echo $tanaka; // たなか echo $sato; // さとう |
これだけでは意味がわからないと思いますので、1つずつ解説していきましょう。
「$$name」と書くことによって、「$name」を変数名とした変数を作ることができます。
つまり、2行目の $$name は
$$name <- $nameが変数名
$name = ‘sato’ の為、$$name は $sato と同じ意味になります。
$$name = $sato = ‘さとう’;
と読み替えることができます。
次に、8行目の
1 |
$name = 'tanaka'; |
ここで$nameの値が変更されたことにより、$$name = $tanaka へ変更されます。
ただし、2行目で宣言した
1 |
$$name = 'さとう'; |
に関しては、$$name = $sato でしたので、遡って変更されることはありません。
可変変数については、それほど使用頻度は高くありません。
このような使い方があるとだけ覚えておきましょう。
まとめ
今回は「$」について、
- ・$の使い方
- ・変数とは
を解説しました。
phpにおける「$」の使い方、しっかりと理解できるようにしておきましょう。