皆さんはforeach文というのを聞いたことがあるでしょうか?
聞いたことはあっても、いまいち使い方が分からないという方も多いと思います。
そこで今回はPHP初心者に向けて、
- ・foreachとは何か?
- ・foreachの使い方
を紹介します。
PHP初心者がつまづきやすいポイントを分かりやすく解説します。
foreachっていまいち分からない方は、ぜひ最後まで読んで理解を深めてくださいね。
foreach文とは?
foreach文とはとても使えるコードで、特に大量の情報を取り出す際に必ずといっていい程使われる構文です。
読み方はフォーイーチと呼ばれることが多いです。
簡単に説明すると配列とfor文を足して一緒に使えるようにした構文です。
foreach文は配列の時に使えるループ処理で、配列の中に入っている要素の数だけ、繰り返し処理をしてくれるものになります。
foreach文の書き方
では実際にforeach文を書いてみましょう。
書き方は2つあり、1つは【一次元配列】、もう1つは【連想配列】です。
一次元配列はこのように書きます
1 2 3 |
foreach($配列 as $仮変数){ 実行する処理 } |
となり、連想配列は
1 2 3 |
foreach($連想配列 as $仮キー変数 => $仮変数値){ 実行する処理 } |
となります。
for文やwhile文でも同じような処理が出来ますが、foreach文の方がコードが少しすっきりします。
その理由は、for文やwhile文ではループを終了させるための条件式が必要なのですが、foreach文では指定するのは処理をする配列のみなので条件式について考えなくて大丈夫になります。
実際の使い方
では一次元配列を書いていきましょう。
1 2 3 4 5 6 7 |
$animal =array(”犬”,”猫”,”オオカミ”,”ライオン”); foreach($animal as $value){ echo $value . “<br>”; } |
このように指定することによって結果は
1 2 3 4 |
犬 猫 オオカミ ライオン |
となります。
では次に連想配列を書いていきましょう。
1 2 3 4 5 6 7 |
$animal =array(”犬” => “dog”,”猫” =>”cat”,”オオカミ” => “wolf”,”ライオン” => “lion”); foreach($animal as $key => $value){ echo $value . “は日本語にすると”.$key.”になります<br>”; } |
このようにすることによって結果は
1 2 3 4 |
dogは日本語にすると犬になります catは日本語にすると猫になります wolfは日本語にするとオオカミになります lionは日本語にするとライオンになります |
とこのように出力することができました。
これがforeach文の基本的な使い方になります。
まとめ
今回はforeachについて、
- ・foreachとは何か?
- ・foreachの使い方
を解説しました。
foreachは配列のデータを扱う上で重要な関数なので、しっかりと理解できるようにしましょう。