こんにちは。
夏になったら冬、冬になったら夏が待ち遠しくなる、あまのじゃくな裕です。
ややこしい配列操作苦手意識を持っている方も多いと思います。
配列の先頭や末尾に要素を追加したいときってありますよね?
そこで今回はPHP初心者に向けて、
- 配列の先頭に一つ以上の要素を追加する array_unshift
-
配列の末尾に一つ以上の要素を追加する array_push
について解説します。
ぜひ、読んでみて理解を深めてみて下さいね。
array_unshiftで先頭に一つ以上の要素を追加する
まずarray_unshiftの使い方を見てみましょう。
<?php
$fruit_basket = array(“orange”, “banana”);
print_r($fruit_basket);
array_unshift($fruit_basket, “apple”, “grape”);
print_r($fruit_basket);
?>
結果は下記になります。
Array
(
[0] => orange
[1] => banana
)
Array
(
[0] => apple
[1] => grape
[2] => orange
[3] => banana
)
array_unshift() によって $fruit_basket の先頭に apple と grape が追加されました。
書き方は下記になります。
array_unshift( 配列名 , ‘追加したい要素1’, ‘追加したい要素2’,… );
追加する要素は1以上です。
なので上記例文のように2つではなく、1つでも3個以上でも大丈夫です。
なお、数値添字は配列に追加された要素を先頭にして新たに [0] から振り直されます。
array_pushで末尾に一つ以上の要素を追加する
次にarray_pushの使い方を見てみましょう。
<?php
$fruit_basket = array(“orange”, “banana”);
print_r($fruit_basket);
array_push($fruit_basket, “apple”, “grape”);
print_r($fruit_basket);
?>
結果は下記になります。
Array
(
[0] => orange
[1] => banana
)
Array
(
[0] => orange
[1] => banana
[2] => apple
[3] => grape
)
array_push() によって $fruit_basket の末尾に apple 、 grape の順で追加されました。
書き方は下記になります。
array_push( 配列名 , ‘追加したい要素1’, ‘追加したい要素2’,… );
追加する要素は1以上です。
なので上記例文のように2つではなく、1つでも3個以上でも大丈夫です。
なお、もし配列に一つの要素を加えるために array_push を使用するなら、
関数を呼ぶオーバーヘッドがないので$array[ ] = を使用する方が良いとされています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は配列に要素を追加するための「array_unshift」と「array_push」について、
- array_unshiftで先頭に一つ以上の要素を追加する方法
- array_pushで末尾に一つ以上の要素を追加する方法
を解説しました。
これで配列の先頭と末尾に要素を追加できるようになりました。
しっかりと理解して使い分けができるようにしておきましょう。