近年プログラマー職の人気が高まっており、転職を考える人も増えています。また、フリーランスという契約形態も一般的になってきている職種です。
ただ、「未経験からでもフリーランスプログラマーになれるの?」「フリーランスプログラマーになる方法を教えてほしい」そういった方も多いのではないでしょうか?
今回はそういった方へ向けて、フリーランスのプログラマーについて、働き方や収入、フリーランスになる方法などを詳しく解説していきます。
この記事を参考にして、フリーランスプログラマーの実態について把握した上で、自身のライフスタイルと照らし合わせて働き方を検討してみてください。
目次
フリーランスのプログラマーとは?【仕事内容・年収】
フリーランスプログラマーの仕事内容は、大枠では正社員のプログラマーと変わりません。一方、メインの業務以外にフリーランスに特有の工程を踏む必要があります。また、年収の傾向も正社員とは大きく異なるので、合わせて確認しておきましょう。
フリーランスプログラマーの働き方
フリーランスプログラマーとして働く場合、フレキシブルな働き方を選択できることが多いです。したがって、自分の生活スタイルに合ったライフワークバランスを実現しやすいといえます。
具体的には、出勤日数や出勤時間が調整しやすく、リモートワークが認められるケースもあります。もちろん、会社によって認められている働き方は変わってきますが、フリーランスでは働く会社自体を選ぶことができるため、自由度はかなり高いといえるでしょう。
フリーランスプログラマーの仕事内容
フリーランスプログラマーの仕事内容は、通常のプログラマー同様、コードを書いてプログラムを組むことがメインです。しかし、フリーランスという雇用形態の場合、それに加えて仕事獲得のための「営業」が必要になります。
また、会社を通さずに仕事を請け負うため、税金の支払いも自分で行うことになります。これだけを聞くと「フリーランスになるのは面倒くさそうだ」と思うかもしれませんが、その反面、仕事を選ぶことができたり、節税ができたりするというメリットを享受できます。
フリーランスプログラマーの年収
フリーランスプログラマーの年収は、本人の実力によるところが大きいです。実際「独立行政法人 情報処理推進機構の調査結果」を参照すると、30代以下で年収が1,000万円を超える例も少なくなく正社員に比べて7.6%ほど高いというデータがあります。
また、同調査のアンケートでは、「同じ業務内容であれば、会社員に比べ報酬は高い。約2倍程度である例も少なくない。」という結果が報告されています。40代、50代では正社員の年収の方が高い傾向にあるものの、今後は、全世代で実力主義の給料形態に移行していくことが予想されます。
未経験からでもフリーランスを目指しやすい時代
「フリーランスは魅力的だけど、実際に独立するのは難しそう」と思っている方も多いかもしれません。しかし、一昔前に比べて、フリーランスを目指しやすい時代に変化しつつあることは紛れもない事実です。フリーランスプログラマーを取り巻く現状を、客観的なデータや調査から見ていきましょう。
プログラマーの需要は年々高まっている
プログラマーの需要は年々高まっているとされていますが、これは客観的なデータからも読み取れます。経済産業省が行った調査によると、近年プログラマーを含むIT人材の需要は増加しており、このまま需要が伸び続ければ2030年には約45万人の人材が不足すると見込まれています。
人材が不足する状況となれば、企業が間口を広げることが予測されるため、経験の浅いプログラマーにも採用のチャンスが広がると考えられるでしょう。特にフリーランスは契約を打ち切りやすいという特徴があるため、採用のハードルが低くなる傾向にあります。
プログラマーの案件が見つけやすい
現代では、プログラマーの案件を探しやすくなっています。したがって、フリーランスとして独立しても滅多なことでは仕事を獲得できないというケースは起こりません。
フリーランスプログラマーを探している企業にフリーランスプログラマーを紹介するフリーランスエージェントなども多くあります。また、副業レベルから始めて独立を目指すなら、クラウドソーシングサイトを利用するのも良いでしょう。
フリーランスプログラマーが仕事を探すツールは、世の中に溢れています。そういった便利なツールを利用して経験を積めば、未経験からでも独立することは可能です。
プログラマーの世界は実力主義である
プログラマーの世界は年功序列や経験年数というよりも実力が重視されるため、経験が浅くても技術・スキルがあれば案件を獲得することが可能です。実際、経済産業省の行った「IT関連産業の給与等に関する 実態調査結果」によると、以下のような結果が報告されています。
- 企業側の回答:年功の影響を「小さい」と回答した企業が約57%
- 個人側の回答:「年功序列がベースだが、能力や成果によってある程度違いがある」が約46%、年「功序列がベースだが、能力や成果による違いが大きい」が25%
実態としては年功序列の影響も多少残っているようですが、上記から企業側は改善に努めていることが読み取れます。今後は、さらに実力主義的な色が濃くなることが予想されるでしょう。
フリーランスプログラマーを目指す人の失敗例
フリーランスプログラマーを目指しやすい状況であることは間違いありませんが、もちろん本当になれるかどうかは個人個人に依存します。いくら環境が整っていても、間違ったステップを踏むと失敗する可能性があるので、あらかじめ確認して同じ轍を踏まないようにしましょう。
書籍やWEBサービスで独学する
書籍やWEBサービスで独学するのは気軽ですが、挫折してしまう可能性も高いです。書籍やWEBサービス自体は質の高いものもありますが、「モチベーションが続かない」「分からなくなってしまった」等の理由で学習をやめてしまう人も少なくありません。
プログラミング言語しか扱えない
プログラマーといえども、プログラミング言語しか扱えないプログラマーは市場価値が低く、報酬が上がらないケースがあります。プログラミング言語だけでなく、デザイン技術やワードプレスの知識、WEBマーケティングスキルがあるとクライアントから重宝されるでしょう。
生活資金のない状態で独立してしまう
生活資金がないにもかかわらず、見切り発車で独立してしまうと失敗してしまいます。フリーランスとして独立する際には勢いも大事ですが、生活資金がないと受けたくない案件も受けざるを得ない状況になります。少なくとも半年は仕事がなくても生きられる状態が望ましいです。
仕事を獲得しようとしない
フリーランスとして独立したら、「仕事がない」と嘆いているだけでは仕事は降ってきません。会社員と違って、仕事を取りにいかなければ仕事は無くなってしまいます。クラウドソーシングサイトやフリーランスエージェント等を上手く利用して、仕事を獲得する努力をしましょう。
新しいことを学ぼうとしない
根本的な考え方として、新しいことを学び続ける姿勢がないとフリーランスプログラマーとしてやっていくのは厳しいでしょう。IT業界は、特に移り変わりの激しい業界です。常にトレンドの情報を取り入れて、それに合わせて新しいことを学び変化し続ける必要があります。
【ウェブカツ式】未経験からフリーランスプログラマーになる方法
ウェブカツは、完全未経験からフリーランスプログラマーとして独立することに特化したプログラミングスクールです。そんなウェブカツが勧めている、未経験からプログラマーになる方法・手順を解説します。
高速でプログラミングの知識を叩き込む
一般的に、プログラミングスキルを身につけるには1,000時間が必要だといわれています。しかし、ウェブカツの用意する効率的なカリキュラムでは、約半分の550時間に縮めることが可能です。これは、1日3時間を確保できれば約半年で学習を終えられる計算になります。
実際、ウェブカツのレッスンは平均7〜9ヶ月で終えられる方が多いです。まずは、モチベーションのあるうちに、プログラミングの知識・スキルを短期集中で叩き込んでしまいましょう。
アウトプットでプログラミングスキルを自分のものに
プログラミングスキルを学ぶだけではなく、実際にアウトプットをして自分のものにしていきます。ウェブカツでは「チーム開発」という環境を用意していて、「実際に世に出る商品」を実際の現場と同じ感覚で開発することができます。
プログラミングのスキルは学ぶだけでは身につきません。積極的にアウトプットすることで、自分の血肉としていく過程が大切です。
部活動でフリーランスに必要なスキルを学ぶ
フリーランスプログラマーに必要なのは、プログラミングスキルだけではありません。WEBマーケティングスキルや営業テクニック、契約や法律に関する知識などは、フリーランスとして仕事をしていく上で欠かせないものです。
ウェブカツには「部活動」という取り組みがあり、フリーランスプログラマーに必要なあらゆる知識を学ぶことができます。「フリーランス」として活動していくのであれば、プログラミングスキルだけでは物足りません。
最後の難関「卒業試験」で実践感覚を養う
未経験からフリーランスプログラマーとして仕事を請け負うのが難しいのは、「実戦感覚」が乏しいからです。知識やスキルを身に付けていても、現場の流れや過程が分からなければ、一緒に仕事をするメンバーに迷惑がかかってしまいます。
ウェブカツではカリキュラムを終えた生徒さんに、「卒業試験」を課しています。卒業試験とは、試験官をクライアントと想定して実際に開発を行うものです。実践的な力が身に付くため、未経験から現場に出ても問題なく仕事をこなせるでしょう。
1〜2年の実務経験 or 副業で実務経験を積む
ウェブカツを卒業した後は、プログラマーを採用している企業に転職し、正社員などでプログラマーとしての実務経験を積みます。また、現在の仕事を続ける場合は、転職はせず副業で即フリーランスとして在宅案件を獲得していきます。
ウェブカツでは、転職サポートとして卒業後2年間まで受けられる「進路相談」サービスを設けています。転職方法・案件獲得方法などのアドバイスも受けられる徹底した体制で、プログラマーとしてのキャリアをサポートします。
ウェブカツで学べるフリーランスプログラマーのスキル
フリーランスプログラマーになるには、プログラミングスキルはもちろん、それ以外のスキルも身につける必要があります。ウェブカツでは、「部活動」という取り組みを通してフリーランスプログラマーに必要なありとあらゆるスキルを学ぶことが可能です。
WEBマーケティングスキル
WEBマーケティングとは、WEBを使って自分をアピールしたり、商品・サービスを広めたりする手法を指します。フリーランスプログラマーは、自分自身の技術、もっといえば自分自身が商品なので、WEBマーケティングのスキルは身につけておいて損はありません。
ウェブカツのWEBマーケティング部では、以下の内容を体系的に学べます。
- WEBマーケティングとは何か
- WEBサイトの改善方法
- 課題をどのように発見するのか
- データの計測・分析方法
- 自然検索・SEOの手法・分析 など
WEBマーケティングは、プログラマーの自分を売り込んでいくだけでなく、自身で開発したサービス・アプリを売る際にも役立ちます。こちらの部活が気になる方は、以下のページを参考にしてください。
契約や法律に関する知識
フリーランスとして仕事を請け負う上では、契約や法律に関する知識はとても重要です。しかし、実際は契約や法律に関する知識を持っている人は少数で、トラブルに巻き込まれたり損をしたりするケースが多々あります。
ウェブカツの法務部では、以下の内容を体系的に学ぶことができます。
- 契約と法律の関係
- 業務委託契約と秘密保持契約
- 業務委託契約の条項
- 契約締結交渉
- フリーランスの働き方と法律 など
フリーランスとして働く以上、契約や法律を避けて通ることはできません。仕事を行うときも、全て自分の判断で契約を結ぶことになります。フリーランスとして独立する上で、契約・法律の知識は学んでおくべきです。法務部について気になる方は、以下のページをご覧ください。
[関連]ウェブカツ「法務部」
営業スキル
大きく稼いでいるフリーランスプログラマーは、「営業スキル」に長けています。なぜなら、営業スキルによって自身の魅力を最大限に引き出し、企業に自分が役に立てることを実感してもらうことができるからです。営業の良し悪しによって、実力に見合った案件を獲得できる可能性が高まります。
ウェブカツの営業部では、以下の内容を体系的に学ぶことができます。
- 営業を学ぶことのメリット
- 契約までのステップ
- マーケットの見極め方
- アポの取り方
- 提案とクロージングの方法 など
プログラマーとしてのスキルが同じでも、営業スキル次第で案件の獲得に大きな差が出ます。逆にいえば、プログラミングスキルを営業スキルでカバーすることも可能です。こちらの部活が気になる方は、以下のページを参考にしてください。
[関連]ウェブカツ「営業部」
実践的な起業の知識
フリーランスは個人事業主なので、広い意味での「起業」と捉えることができます。特に、プログラマーとして商品・サービスを開発し、販売・運営していくとなれば、それは立派な起業です。フリーランスにとって、起業の知識はなくてはなりません。
ウェブカツの起業部では、以下の内容を体系的に学ぶことができます。
- 起業する際の考え方
- 経営者や経営に必要な能力
- 商品開発・販売の方法
- 起業の精神
- ブランディング など
フリーランスとして成功した人たちのほとんどは、フリーランスの次のステップとして「起業」をしています。なぜなら、起業をすることが収益面や税制面から考えても合理的だからです。起業部について気になる方は、以下のページを参考にしてください。
[関連]ウェブカツ「起業部」
保険の知識
フリーランスのプログラマーに保険の知識は関係ないように思われるかもしれません。しかし、保険は生涯で不動産の次に大きな買い物といわれているため、フリーランス・正社員にかかわらず必ず押さえておくべき知識だといえます。
ウェブカツの保険部では、以下の内容が体系的に学べます。
- 保険とはそもそも何なのか
- 保険の種類・仕組み
- 定期保険・養老保険・終身保険
- 死亡保険・医療保険・がん保険・学資保険
- 保険証券の分析 など
ウェブカツはプログラミングスキルだけを教えるスクールではありません。どうしたら豊かな人生になるのか、どういった考え方を持てば良いのかに至るまで学べる体制が整っています。保険部について気になる方は、以下のページをご覧ください。
[関連]ウェブカツ「保険部」
フリーランスを目指す人にウェブカツを推す理由とは?
フリーランスを目指す人にウェブカツを勧めるのは、ウェブカツが「自分の力で稼ぐ」ことをゴールとして設定するスクールだからです。企業への就職・転職ではなく、そもそもフリーランスとして自立して生きていくことを目的に教えています。
プログラミング習得で終わらないカリキュラム
ウェブカツはプログラミングスキルの習得だけで終わらないカリキュラムを展開しています。部活動という枠組みでマーケティングや起業、営業について学べるほか、自力で学ぶ力を身に付けてもらえる環境作りに力を入れています。
フリーランスは、自力で新しいことを学び、自力で仕事を獲得していかなければなりません。フリーランスとして生きていくコアスキルを身につけるとともに、根本的なマインド・考え方を変えていただきます。
現場同等の経験を積める「卒業試験」
ウェブカツではプログラミングの知識やスキルを身につけるカリキュラムを終えた方に、「卒業試験」を課しています。卒業試験とは、試験官をクライアントとして想定して、実際の仕事と同じように開発を行うものです。
この卒業試験によって「未経験からだと経験不足で仕事を取れないのではないか」という不安を払拭します。実務と変わらないレベルで開発の流れを経験できるため、フリーランスとして独立してもスムーズに現場に出ることができるでしょう。
一人一人に合わせた学習環境・サポート体制
ウェブカツは、基本的なコンセプトとして「自分で学ぶ力」を身につけてもらうことを主軸にしています。しかし、一人で学習を続ける自信がない、モチベーションが維持できないという方向けに、マンツーマンレッスン・チャットでの質問サービスを提供しています。
今では自転車に乗れる大人も、子供の頃は補助輪をつけて乗っていたはずです。ウェブカツでも最初の一歩は手厚くサポートし、徐々に自力で学べるプログラマーになっていただきます。そんなウェブカツで、プログラマーとしての一歩を踏み出しませんか?