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HTMLの仕様を決めているW3C
バージョンって何?でもちょろっと説明しましたが、HTMLにもバージョンというものがあり、バージョンによって書き方や使えるタグなどの仕様が異なっています。
このHTMLの仕様を決めているのはW3C(ダブリュスリーシー)です。
W3cはWorld Wide Web Consortiumの略で、World Wide Webで使用される各種技術の標準化を推進する為に設立された標準化団体、非営利団体です。
3種類のHTMLバージョン
HTMLのバージョンには大きく3つあります。
昔はバージョンによって対応していないブラウザもありましたが、最近のブラウザはどれも対応しています。
また、バージョンによって、書き方や使えるタグが違ってきます。
HTML4.01 ・・・ 一般的に使われているHTMLのバージョン
XHTML1.0 ・・・ HTML 4.01から派生したもので、特徴も似ています。しかし、記述方法に関してはかなり厳密です。その代わり、要素(タグ)を拡張することができるのが最大の特徴です
HTML5 ・・・ 最新のHTMLバージョン。使えるタグがかなり増え、書き方もシンプルになりました。ただブラウザによてまだ一部の機能が使えないものがあります。
Doctype宣言の違い
バージョンによってまずDoctypeの宣言の書き方が違ってきます。
Doctype宣言は下記のように<html>の先頭で「このHTMLはこのバージョンで書いてありますよ〜」と機械に伝える(宣言)するためのものになります。
詳しくはこちらのサイトなどを見て下さい。
HTML4.01
HTML4.01では、下記3つのうちどれかのDoctype宣言を書く必要があります。
XHTML1.0
下記3つのうちどれかのDoctype宣言を書く必要があります。
HTML5
HTML5ではDoctype宣言はとてもシンプルになりました。

html要素と文字のエンコーディング
HTML4.01
HTML4.01では、下記3つのうちどれかのDoctype宣言を書く必要があります。
XHTML1.0
HTML5
HTML5ではDoctype宣言はとてもシンプルになりました。
リンクタイプ
HTML4.01
XHTML1.0
HTML5
HTML5ではtype属性を省略できるようになりました。
バージョンはどれを使えばいいの?
HTML5の基本的な機能はIE9以降から対応しているので、「IE9以降のブラウザで同じような見た目になればいい」といった現場であればHTML5を使いましょう。
(IE8以下へも「JavaScript」を用いれば対応は可能です。)
http://webukatu.com/wordpress/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B6%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E3%81%A8%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B6%E5%AF%BE%E5%BF%9C/