こんにちは!
プログラミング学習が小学生の授業で必修化すると聞いて、時代は変わったなと感じたかみひこーきです。
さて、本題に入りたいと思います。
プログラミング学習をはじめようとしたときに、無料学習サイト「Progate(プロゲート)」を利用する方は多いと思います。無料版と有料版があり、それぞれのサービス内容や評判を知りたいと思う方も多いはず。
今回はProgateの無料版と有料版のちがいや期間について解説しました。プログラミング初学者でProgateを利用したいと思っている方、Progateの有料サービスに興味がある方は、ぜひご覧ください。
Progateとは
Progate(プロゲート)は、2014年にサービスが開始された初心者向けのプログラミング学習サイト。現在はユーザー数180万人(2020年時点)を超える、プログラミング学習の登竜門になっています。
パソコンだけでなく、スマホやタブレットでも学習が可能ですので、通勤時やパソコンを使うことができない環境でもプログラミングを学ぶことができます。イラスト中心の分かりやすい解説もあり、一からプログラミングを学びたいという人はProgateから始めてみましょう。
Progateの無料版と有料版のちがいと期間
Progateの無料会員の場合になると、基礎レベルの18レッスン(各コースの最初のレッスン+α)を無料で学ぶことができます。そのため、
・知識0からプログラミングに挑戦してみたい
・それぞれの言語の特徴を知りたい
という人にとってお得なサービスになっています。
基礎から実践レベルで学びたい人は、月額980円(税別)の有料会員になることをおすすめします。有料会員になると全部で80レッスンが利用できるようになり、無料会員に比べて、より深い内容まで学ぶことができます。ただし、無料版でも会員登録をしなければ利用できないので注意してください。
有料プランを利用できる期間は登録日から1ヶ月の間となっています。有料プランは1ヶ月が経過すると、自動的に更新されます。もし解約される場合は、タイミングを考えて解約しましょう。
Progateの実際の評判
Twitter上で調べたところ、「ゲーム感覚で楽しい」「わかりやすい」というポジティブな意見が多く見られました。一方で、
- 最終問題である「道場コース」が難しい
- 業務に活かせるレベルの学習があまりない
といった声もありました。もちろん、Progateを学べば仕事ができるというわけではありません。しかし、未経験からプログラミング学習を始める、という人にはおすすめのサービスであるといえます。
Progateで学べる言語
Progateは、無料会員でも初級レベルなら体験することが可能です。2020年11月時点で15種類の言語があり、プログラミング初心者には十分なコンテンツ量がそろっています。
Progateで学習できる言語
Progateで学べる言語は以下の通りです。(2020年11月時点)
・HTML&CSS
・JavaScript (ES5)
・jQuery
・Ruby
・Ruby on Rails
・PHP
・Java
・Python
・Command Line
・Git
・SQL
・Sass
・Go
・React
・Node.js
今回は新たにNode.jsが追加されており、言語の取り扱いも増えています。また、あまり使われない言語を廃止することもあり、Progateでは常に最新の言語が学べるようになっています。
さらには、プログラミング言語だけではなく実際の開発に必要なコマンドラインの使い方やSQLのコースなどもあります。これらを参考書で学ぼうとすると1冊2,000円ほどしますが、Progateだと上記のほとんどを無料体験することができます。
Progateの目的別おすすめコース
「色々な言語があることは分かったけど、何から勉強していいのかわからない」という人は、以下のコース(2020年11月時点)があるので参考にしてみましょう。また、おすすめの言語といっても何を作りたいのか?どのくらい稼ぎたいのか?によっても学ぶ言語は変わってきます。
何から始めたらいいか分からないとき
「はじめてのプログラミングコース」から進めていきましょう。かんたんなWebサイトやプログラムを作ることができるようになります。
使用する言語→HTML&CSS、Ruby
Webデザインを学びたいとき
「Webデザインコース」から進めていきましょう。動きのある美しいサイトを作ることができるようになるので、細部までこだわりたいと考えている人はぜひ取り組んでみてください。
使用する言語→HTML&CSS、Sass、JavaScript、jQuery
Webサービスを作成したいとき
「Ruby on Railsコース」から進めていきましょう。難易度が高めのコースですので、基礎を学んでから取り組むことをおすすめします。
使用する言語→HTML&CSS、Ruby、Command Line、Ruby on Rails
システムを含んだサイトを作成したいとき
「PHPコース」から進めていきましょう。このコースではシンプルな料理注文サイトを作ります。コースの難易度も比較的低めに設定されているので、プログラミング初心者の方にもおすすめ。
使用する言語→HTML&CSS、PHP
※コースや言語はさまざまありますが、一度にたくさんの言語に手を出すのはNG。いろいろな言語に手を出すと習得に時間がかかり、モチベーションも削がれていきます。まずは学びたい言語を決めてから取り組んでみましょう。
Progateの学習の流れ
では、Progateではどのように学習を進めていくのか学習の流れを見ていきましょう。
スライドの講義を通してインプットする
Progateでは、スライドの講義から始まります。図を用いて分かりやすい解説があるので、コードを丸暗記するのではなく、仕組みも理解しながら学習が進められます。
実際に手を動かしてアウトプットする
スライドで学んだら、実際に手を動かしてアウトプットすることができます。実際にコードを書いて復習できるので、理解度がアップ。また、ゲームのように経験値をためながら、学ぶことができるのもおもしろいですね。ゲームが好きな人は、レベルを上げるために楽しみながら勉強に取り組むことができるでしょう。
書いたコードと答えを比較する
実際にコードを書いたら、答えと比較してみましょう。学習を始めたうちは、「プログラムが動いたら完成」と思ってしまう人も少なくありません。しかし、きれいにコードを書くクセをつけないと、エラーが見つかったときに苦労することに。エラーの場所を特定しやすくするためにも、コードを書いたら答えと比較してみましょう。
Progateの特徴
わかりやすいデザイン
Progateはわかりやすいデザインが特徴。参考書などで勉強をはじめると、むずかしい専門用語や文章がひたすら並んでいて、混乱してしまうことも。Progateだと1枚のスライドにコンパクトに情報が載っているので理解もしやすいです。また、ソースコードの解説もしており、どのコードが何を表しているかも理解しやすくなっています。
エラーが発見しやすい
他の学習サイトや参考書だと「エラーが起きても何を直したらよいかわからずその結果、挫折してしまう」ということがあります。しかし、Progateだとわかりやすくエラー表示をしてくれるので、ミスをした場合に素早く対処することができます。まずは基礎的な文法を覚えることが重要なので、エラーが発見しやすいProgateは効率よく勉強できるサービスといえます。
ヒントがあり、挫折しづらい
学習を進めていくと、「学んだことを忘れてしまい、次に進めない」ことも多くあります。Progateでは、そのような場合でも画面左側にあるヒントを参照することで、次に何をしたらいいかがわかるようになっています。手が止まってしまっても、ヒントとなる解説があるため、効率よく学習を進めることができます。
環境構築がいらない
プログラミング初心者の多くが、プログラミングを始める前の「環境構築」で挫折しています。参考書でも環境構築の方法は書かれていますが、初心者から始めるとなると、うまくいかない場合がほとんど。一方で、Progateは登録してすぐに学習ができるので、とても初心者に優しいサービスといえます。
まとめ
いかがでしたか?今回は、Progateの無料版と有料版のちがいや期間について解説しました。
結論、Progateだけでは就職や副業に繋げるのはむずかしいでしょう。しかし、プログラミングの特徴や楽しさを感じるには十分なWebサービスになります。無料版も有料版もとりあえずやってみて、自分に合うかどうかを試してみてください。