プログラミングの効率的な学習順序(最短ルートを紹介)

・これからプログラミングを始めようと思うけど、できるだけ早く覚えたい。
・効率的に勉強したい。

こんな悩みを解決するために今回は、プログラミングの効率的な学習順序を紹介します。プログラミング学習は挫折率が9割と言われています。学習が長引けばどうしても挫折率はあがってしまいますので、挫折したくない人はぜひ最後まで見てくださいね。

プログラミングの効率的な学習順序

この記事では、プログラミングの効率的な学習順序について紹介します。もっとも効率的に学習するためにはまず、目的(作りたいもの)を明確にすることが重要です。なぜなら目的がハッキリしていると、その目的に向かって最短で進んでいけるからです。

プログラミングを学ぶ上での目的(作りたいもの)は主に以下の3つに分けられます。

  1. web製作
  2. webアプリケーション
  3. アプリ開発

 それぞれの目的に合った効率的な学習順序を紹介していきます。

プログラミングの効率的な学習順序(web製作)

まずは、Web製作ができるようになりたい場合の効率的な学習順序を紹介します。Web製作の効率的な学習順序は以下の通り。

  1. HTML,CSS
  2. jQuery
  3. JavaScript
  4. WordPress
  5. デザイン
  6. SEO
  7. アクセス解析

HTML,CSS

まずは、HTMLとCSSを勉強しましょう。HTMLとCSSは正確にはプログラミング言語ではありません。HTMLはブラウザに画像や文字を書くための言語です。CSSは、HTMLに装飾を施して見やすくしたりできます。

プログラミングにおいて、HTMLとCSSは基本であり、必ず使用するものとなります。難しいものではないので、サクッと勉強して使えるようにしていきましょう。

jQuery

HTML,CSSが使えるようになれば、静的なWebサイトを作れるようになります。JQueryが使えるようになると静的なWebサイトに動きをつけることができます。例えば、トップに戻るボタンもJQeuryを使えば簡単に作ることができます。

JQueryはJavaScriptのライブラリで取得するのが容易です。ライブラリとは、あらかじめ用意されたファイルのことで、本来ならJavaScriptで何行も書かなればいけないようなプログラムも1,2行で書けてしまいます。

JQueryを学んで、動きのあるWebサイトをつくることができれば、学習の成果が目に見えてわかります。モチベーションも保ちやすくなり、学習のペースも上がっていくでしょう。

JavaScript

JQueryを使えば、動きのあるWebサイトを作ることができますが、よりパフォーマンスを上げるならJavaScriptも必須のスキルです。JavaScriptは汎用性がかなり高いので、身に付けておいて損はありません。

WordPerss

WordPressは世界で一番使われているブログ作成ソフトです。世界の三分の一のWebサイトはワードプレスと言われているほどのシェア率を誇っており、Web製作者として今後活躍していきたいなら必須のスキルとなっています。

デザイン

キレイなホームページを作りたいならデザインスキルが必要になってきます。フォトショップやイラストレーターなどのソフトが使えるようになると、他のWeb製作者との差別化を図ることができます。

SEO

せっかくホームページを作っても、検索した際に出てこなかったら意味がありません。SEOを学んで、検索で上位表示できる知識を身に付ける必要があります。SEOとは(search engine optimization)のことで検索エンジンで上位表示させるための施策をすることで、Webサイトへの流入を大幅に増やすことができます。

アクセス解析

SEOの知識と同時にアクセス解析の知識も必要です。Webサイトは一度作ったら終わりではなく、しっかり管理していかなければいけません。グーグルアナリティスクやサーチコンソールを使って、Webサイトを分析、改善を繰り返して運用していく必要があります。

プログラミングの効率的な学習順序(webアプリケーション)

次にWebアプリケーションにおける、効率的な学習方法について紹介します。Webアプリケーションとは、ブラウザ上で使えるアプリのことで、ダウンロードをしなくても使えます。Webアプリケーションの効率的な学習方法は以下の通り。

  1. HTML,CSS
  2. Ruby, Ruby on Rails
  3. クローンアプリ作成
  4. オリジナルアプリ作成

それぞれ解説していきます。

HTML,CSS

サイト製作と同じで最初はHTML,CSSを勉強しましょう。まずはブラウザがどういう構造で表示されているか、コードの基本的な仕組みを理解する必要があります。

Ruby, Ruby on Rails

次にRubyとRuby on Railsを勉強しましょう。Ruby on RailsはRubyを使ってWebアプリケーションを作るためのフレームワークです。Ruby on Railsを使えば、短期間で開発することができるので、スタートアップ企業などでは重宝されます。

「食べログ」や「hulu」、「クックパッド」は、Rubyで作られているWebアプリケーションです。Webアプリケーションを作りたいなら、Ruby、Ruby on Railsを身に付ければ最短で作ることができます。

クローンアプリ作成

Ruby on Railsまで一通り勉強できたら、早速、Webアプリケーションを作ってみましょう。最初からオリジナルのアプリケーションをつくるのはハードルが高いです。まずは、自分が普段が使っているアプリで使いやすいものや、好きなアプリのクローンをつくってみましょう。

オリジナルアプリ作成

クローンアプリが作成できたら、最後にオリジナルアプリの開発です。自作アプリの開発は見本が無いため、かなり難易度が高いです。しかし、オリジナルアプリの開発ができるようになると一人でやり抜く力(自走力)が身に付き、一気に成長できます。

プログラミングの効率的な学習順序(アプリ開発)

最後にアプリ開発の効率的な学習方法を紹介します。iPhoneのアプリとアンドロイドのアプリでは使う言語が異なりますので、それぞれ紹介します。

 iPhoneアプリ

iosアプリとも呼ばれ、ios端末のみで動くアプリケーションです。iosアプリ開発のプログラミング言語はSwiftです。iosアプリの開発がしたいなら、まずSwiftを勉強しましょう。Swiftを学んだら実際にiosアプリを作りましょう。「Udemy」でiosアプリを作る講座がでていますので、書籍での勉強が不安な方はUdemyでの勉強をおすすめします。iPhoneアプリの学習手順以下の通り。

  1. Swiftを学習
  2. 講座等でiosアプリを複数作る
  3. オリジナルアプリ開発
iPhoneアプリ開発にはMacが必要不可欠です。まずはMacを持っていることが絶対条件になります。

アンドロイドアプリ

アンドロイドアプリはGoogle Playなどでダウンロードし、動作するアプリケーションです。使用する言語はJavaとKotlinです。KotlinはJavaを簡潔にしてかきやすくしたものです。ベースとなるのはJavaです。まずはJavaから学習しましょう。アンドロイドアプリの開発手順は以下の通り。

  1. Javaを学習
  2. Kotlinを学習
  3. 講座等でアンドロイドアプリを複数作る
  4. オリジナルアプリ開発

アプリ開発の流れ

なお、アプリ開発の流れに関しては以下の通り。

  1. 企画
  2. 設計
  3. 製作
  4. テスト
  5. リリース
  6. 運用

アプリは作ってからもエラーが出たり、バグが発生したりするので、きちんと運用していかなればいけません。アプリ開発を成功させるためには、様々なノウハウが必要ですので経験豊富なメンターが必要です。

まとめ

いかがでしたか?今回はプログラミングの効率的な学習順序について紹介しました。「自分の目的は何なのか?」「プログラミングを学んで何がしたいのか」をまずは明確にしたら、この記事を参考にして、目標に向かって最短で学習を進めていきましょう。

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