カスタマーエンジニアは魅力のある職業?デメリットも公開!

ITエンジニアには様々な職種がありますが、カスタマーエンジニアは需要高い職種の一つです。そんなカスタマーエンジニアという職業に興味があるけど、実際にはどんな仕事をしているのか?どんな魅力ややりがいがある職業なのかよく分からない方も多いでしょう。職業選択をする上で「やりがい」は重要な判断材料の一つとなります。そこで、この記事ではカスタマーエンジニアの仕事について詳しく説明をしてきます。

【この記事で得られること】

  • カスタマーエンジニアの仕事内容が詳しく理解できる
  • カスタマーエンジニアの魅力ややりがいが分かる
  • カスタマーエンジニアの辛い一面が理解できる
  • カスタマーエンジニアに向いている人が分かる

カスタマーエンジニアとは?

カスタマーエンジニアは、コンピューターのシステムなどが故障などのトラブルを起こしてしまった時に、修理・点検を行います。あるいはそのようなトラブルを防ぐためにシステムの保守を行う仕事をする人のことを指します。現在の社会ではどの会社でもITインフラやサービス、システムを利用しています。そのようなシステムを利用する企業にとって、カスタマーエンジニアは必要不可欠な存在なのです。

カスタマーエンジニアの仕事内容

カスタマーエンジニアの仕事を大きく3つに分けると

  1. 機械の設置
  2. 導入支援
  3. 保守・点検

の3つです。1つ目の機械の設置では、自社の製品を購入した企業の元にIT機器を正しく設置します。2つ目の導入支援は、情報システムを導入する顧客に対して、カスタマーエンジニアが代理でユーザーに対して操作方法の指導などを行う仕事です。3つ目の保守点検は、自社のシステムを購入した顧客に対して、定期的なメンテナンスを行う仕事です。このように、カスタマーエンジニアの仕事は、システムを制作するのではなく、完成したシステムや機器のサポートを行うことが主な仕事です。

カスタマーエンジニアの平均年収は約489万円

カスタマーエンジニアの平均年収は約489万円です。もちろん、地域や勤める企業によっては、年収は大きく変わってきます。しかし、ITエンジニア全体の平均年収が502万円とされているので、カスタマーエンジニアの年収はおおよそ平均的と言えるでしょう。

(参考:IT技術者向けスキル診断 2016年度調査レポート)

システムエンジニアとの違い

同じITエンジニアのなかで、システムエンジニアという職業が存在しますが、カスタマーエンジニアとシステムエンジニアは大きく異なります。カスタマーエンジニアは、完成したシステムのサポートのような役割を果たす職業ですが、システムエンジニアは、そのシステムを1から構築することが主な仕事です。

カスタマーエンジニアの魅力・やりがい

カスタマーエンジニアがシステムのサポートを行う職種であることが分かりました。そんな役割を果たすカスタマーエンジニアだからこその魅力や、やりがいについて具体的にご紹介します。

機械いじりが好きな人にはたまらない

カスタマーエンジニアは、機械好きにはたまらない職業でしょう。普段から趣味で機械をいじっているような方にはなおさらです。カスタマーエンジニアの仕事では、高額で大規模なシステムに触れる機会も多くあります。そのような一般の人には触ることもできないような機械の中身を見ることができますし、修理することができるのです。

顧客から直接感謝してもらえる

技術者の大半は、顧客から離れたところで仕事をする縁の下の力持ちのような役割を果たしています。ゆえに、顧客の喜ぶ姿や感謝を直接されることはほとんどありません。しかし、カスタマーエンジニアは、顧客と近い距離で仕事をすることがほとんどであり、難しいシステムのトラブルを対処した時には大きな達成感を得ることができます。また、顧客の前でシステムのトラブルを対処する機会も少なくないため、顧客から直接、感謝の言葉が聞けることはカスタマーエンジニアの大きなやりがいにつながります。

自身のスキルアップを実感することができる

システムトラブルの中には原因を突き止めることがなかなかできず、何日も費やしてしまうこともあるでしょう。そのような複雑なトラブルを対処するためには、めざましいIT業界の進歩に対応し、自身をスキルアップさせなければなりません。時間はかかれど、複雑なトラブルに対処できるようになった時には自身のスキルアップが分かりやすく実感できますし、新たな課題を解決するというプロセスは純粋な喜びになります。

カスタマーエンジニアの辛さ・デメリット

職業選択に失敗しないためには、その職業の良い点だけではなく、悪い点も知っておかなければなりません。カスタマーエンジニアになってから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、ここでは、カスタマーエンジニアという職業の辛さやデメリットについてもしっかりと触れていきます。

長期的には需要が減る可能性

近年では、AIの進歩によって単純な業務が自動化される事例が増えてきています。これは、カスタマーエンジニアの業務も例外ではなく、テクニカルサポートなどの顧客対応業務がAIに代替されてしまう可能性があるのです。もちろん、カスタマーエンジニアが現場で対応しなければならないほど複雑な技術を要するシステムトラブルなどの、AIには対処できない業務もありますので、完全にカスタマーエンジニアの需要はなくなるわけではありません。しかし、電話で対処できるような単純な業務は、AIに奪われてしまうかもしれません。

急なトラブルで休日返上になる

機械やシステムが予期せずトラブルを起こすことはよくあることです。機械を利用する会社にとっても、早くトラブルを対処しなければ仕事を進めることができません。そのため、たとえ休日であってもカスタマーエンジニアは速急に現場に駆けつけなければならない場合もあるのです。長期休暇であっても気を休めることができないのはかなりのストレスになるかもしれませんね。

そんなカスタマーエンジニアを目指すには?

カスタマーエンジニアになるためには、コンピューターコンピューターメーカーや機械メーカー、保守サービス会社などに就職しなければなりません。これらの会社の採用条件には必要な資格などはありませんが、最低限、高校は卒業しておく必要があります。可能であれば、機械、電気・電子・・通信工学、情報工学などを専攻できる大学や専門学校の卒業資格を持っていると就活の際に有利になるでしょう。

文系でもカスタマーエンジニなれる?

一般的には理系の方が有利とはされていますが、文系学生でカスタマーエンジニアの募集をしている企業も多くあります。これらの企業では、研修制度なども整っており、1からカスタマーエンジニアを育てる環境が用意されているので、文系だからカスタマーエンジニアにはなれないということはありません。また、カスタマーエンジニアは顧客と直接やりとりをする機会が、IT業界の中でも非常に多い仕事です。システムやサービスの使い方を説明する時などには、高いコミュニケーション能力が必要とされます。つまり、理系が得意とする技術力だけではなく、文系が得意とするコミュニケーション能力も需要があるのです。

まとめ

カスタマーエンジニアは、自身のスキルや経験を生かして難しいトラブルを対処する達成感や、顧客の近くで活躍することができるため、お客様の喜ぶ姿を直接見ることができるなど、他の技術者ではなかなか感じられない魅力がある職業と言えるでしょう。