プログラミングを学びたいという人がまず疑問に持つことは、「どこでプログラミングを学べばいいのか?」、「何を学べばいいのか?」なのではないでしょうか?そのようなプログラミング初心者がおすすめされる言語のなかで、JavaScriptがよく挙げられます。この記事ではJavaScriptが気軽に学べるProgateというサービスについて紹介していきます。
【この記事を読んで得られること】
- ProgateのJavaScriptコースについて初心者でも理解できる
- ProgateのJavaScriptコースでどのレベルまで到達できるかが分かる
- ProgateのJavaScriptコースを終えた後にするべきことが分かる
目次
はじめに
初めに、基礎知識として「Progateが何なのかわからない」、「JavaScriptがどういう言語なのか分からない」という方のためにProgateとJavaScriptについて説明していきます。
Progateとは?
Progateとは、Webサイトまたはスマホアプリでプログラミングをゲーム感覚で学ぶことができるサービスです。無料で始めることが可能で、初めてプログラミングを始める方におすすめのサービスです。スライドで分かりやすくカリキュラムが組まれており、学習を進めるうちにレベルが上がる仕組みが施されているなど、楽しくプログラミングを学ぶことができます。
JavaScriptとは?
JavaScriptとはWebサイト上で動きを加える上で必要な言語の一つです。ブラウザ上で画像を拡大・縮小したり、パスワード入力フォームを設置することができます。また、Webサイトに動きを加えることができるのでWebアプリの開発にも用いられることが多く、Web業界では重宝されている言語です。
Progateの有料版と無料版の違いは?
Progateのサービスを無料で体験できるのはそれぞれの言語の基礎部分(初級編)のみです。それ以上のサービスは有料会員(月額980)になると利用可能になります。無料で受けられるのは序盤のレッスンだけですが、まずは気軽に初めてみたいという方にはうってつけのサービスです。
JavaScriptコースの詳細について
まず最初に、コース全体像についてまとめてみます。
- 全7コース(JavaScriptⅠ〜JavaScriptⅦ)
- 所要時間:13時間
次に、JavaScriptコースの詳細について触れていきます。
JavaScriptⅠ
- 文字列と数値
- 変数・定数
- 条件分岐
JavaScriptⅡ
- 繰り返し処理
- 配列
- オブジェクト
- undefined
JavaScriptⅢ
- 関数
JavaScriptⅣ
- クラスの基本
- クラスの継承
JavaScriptⅤ
- ファイルを分割しよう
- パッケージを使おう
JavaScriptⅥ
- 配列を操作するメソッドを学ぼう
JavaScriptⅦ
- コールバック関数を学ぼう
となっています。無料で体験できるのはJavaScriptⅠのみです。
Progateの学習の進め方
ゲーム感覚で気軽に取り組めるProgateですが、内容は本格的ですので、初心者は内容が理解できなければ途中で心が折れてしまう方も多いと思います。しかし、最初から全て理解する必要はないのです。ここでは、どのようにしてProgateの学習を進めればいいのかについて説明していきます。
まずはHTML/CSSから始めてる
プログラミングが全くの初心者だという方は、いきなりJavaScriptの学習を始める前にHTML/CSSから始めましょう。なぜなら、簡単なHTML/CSSから始めることで、挫折を防ぐことができるからです。現在使われているほとんどのWebサイトは、HTML/CSSによって作成されています。普段、日常的に使っているWebサイトやWebページを作る体験をすることによって、プログラミングをより身近に感じることができるのです。JavaScriptコースはその勢いで始めるつもりで取り組みましょう。
1周目から理解できなくて当然
言語にかかわらず、まずは軽い気持ちで1周してみましょう。ここで重要なことが、1周目から全てを理解しようとしないことです。全くのプログラミング初心者で1周目から全て理解できる人はほとんどいません。挫折を防ぐためにも、スライドを見ながら文法をざっくり理解できれば十分なのです。1周目が終われば、2周目、3周目と、繰り返しながら理解を深めていきましょう。
JavaScriptコースを終えた時のスキルレベルについて
ProgateのJavaScriptコースを完璧に学習することができれば、どのくらいのスキルレベルに達することができるのでしょうか?また、JavaScriptコースで得られる事について説明していきます。
実践で通用するスキルは身につかない
ProgateのJavaScriptコースを終えただけでは、実践で通用するスキルは身につきません。なぜなら、Progateでは、完全に1から指示に従ってプログラムを書いているだけだからです。Progateの学習で得られるJavaScriptのレベルは、「これから本格的にJavaScriptの学習を始めるための基礎」という程度と考えておきましょう。なお、Progateの学習を何周も繰り返して内容を完璧に理解したとしても、やはりいきなり現場で活躍できるほどのスキルを得ることはできません。本気でエンジニアを目指すのであれば、次のステップへ進める必要があるのです。
ProgateのJavaScriptコースを終えた後に取り組むべき事は?
それでは、Progateの学習を終えた後に、より実戦に近いJavaScriptの知識を身につけるには、何を取り組めばいいのでしょうか?その手段について、複数紹介させていただきます。
ドットインストール
ドットインストールとは、Progateと似ているのですが、オンラインでプログラミングが学習できるサービスです。Progateと異なる点は、動画コンテンツで実践的な学習ができるという点です。ドットインストールでは、ミニアプリを作成する実践的なJavaScriptの学習ができますので、Progateで学んだ基礎学習をアウトプットできる良い機会になるでしょう。
書籍学習
ProgateでJavaScriptの重要な文法についてざっくりと学べた方は、書籍を読み進めながら、さらにJavaScriptの概念を深く学習することがおすすめです。おすすめは『JavaScript本格入門』という書籍で、Progateの内容も盛り込まれているため、復習にも役立ちます。さらに、ドットインストールなどの動画学習で大まかな理解をした上で、書籍で理解を詳細に深めるという方法も有効的です。
プログラミングスクール
本気でJavaScriptエンジニアとして就職・転職を考えている方は、プログラミングスクールに行くことをおすすめします。ここまで、独学でJavaScriptを学習する方法を説明してきました。しかし、独学だけで実践レベルのプログラミングスキルを身につけるのは、なかなかの根気が必要になります。最近では、転職サポート付きのプログラミングスクールも多く、実際にプログラミングスクールがきっかけで就職したエンジニアの方も存在します。料金はかかりますが、転職を前提としてJavaScriptを学びたい方にはうってつけです。
まとめ
いかがでしたか?Progateは初心者には非常におすすめのサービスです。本気でJavaScriptエンジニアを目指している方も、ぜひプログラミングスクールに通うことを検討する前に、自身のプログラミングに対する適正を確かめるためにもProgateを体験してみてはいかがでしょうか?