Progateのレベルと学習法について

プログラミングの学習を始めたばかりの初心者の方に人気の高いオンライン学習サービスのProgate。「初心者でも挫折せずに学べるサービス」を売りにサービスを展開しています。

Progateの特徴の一つがレベルです。

そこで今回はProgateで学ぶ事についての良い点や悪い点、Progateの使い方やレベルについて見ていきたいと思います。

Progateとは

Progateはプログラミングに関する学習をゲーム感覚で進める事の出来るオンラインサイトです。
無料のコースもあり、初心者にお勧めのサイトになります。
プログラミング入門の際の教材としては最も有名でしょう。

難しい説明もなく取っ掛かりやすく、レベルが上がったりTwitterと連携していたり、スライドなどで視覚的にわかりやすい仕組みになったりと挫折しにくい構成になっております。

株式会社Progateは2014年7月に東京大学の学生によって立ち上げられました。
モットーは「初心者でも挫折せずに学べるサービス」です。

ユーザー数は全世界で150万人(2020年7月現在)となっており、受け入れが広がってきているように感じます。
実際、学校教育への導入事例もあるので、これからさらに広がっていくのではないでしょうか。

Progateで学習できるコースと料金

Progateでは基礎レベルの学習をする事だけであれば無料でレッスンを受ける事ができます。
(受講可能レッスン数:18)

基礎から実践まで全82レッスンの全てを学習する場合は有料となり月額で980円となります。
しっかりと使う事が出来れば、元を取ることは十分可能でしょう。
書籍など他の教材と比べると金額と内容を比較しても、とてもリーズナブルです。

Progateで学習できるコース(言語)

コース(言語)名 レッスン数 無料会員レッスン数
HTML&CSS 7 1
JavaScript(ES5) 5 2
JavaScript 7 1
jQuery 4 1
Ruby 5 1
Ruby on Rails5 15 2
PHP 5 1
Java 7 2
Python 5 1
Command Line 1 1
Git 1 1
SQL 5 1
Sass 1 0
Go 4 1
React 4 1
Node.js 6 1

コースは上表の通り16コースで、そのコースそれぞれにいくつかのレッスンが設けられています。

無料でもSass以外のコースを1~2レッスン受講する事が可能ですが、本当に基礎の部分です。
未経験の方がちょっとプログラミングに触れてみたい、試してみたいと言う事であれば無料版でいいと思いますが、しっかり学びたいとなると物足りないと思われます。

Progateは本当に挫折しないのか

そもそも「初心者でも挫折せずに学べるサービス」がモットーのProgate。
初心者が挫折せず学習が進んでいくように様々な工夫がされています。

一般的にプログラミングを学ぶ初心者が挫折する要因は下記のようなものです。

プログラミングを始めるにあたって開発の環境を用意しなくてはならない
→オンライン上でプログラミングが出来るので開発環境は不要です。

何を学べばいいのか、どこから手をつけたらいいのか分からない
→それぞれの目的に合わせたレッスンが用意されている。

専門用語が分からない
→プログラミングを始める前にスライドで丁寧にわかりやすく解説があります。
 必ず画像があり、文字数も少なく先へ先へと進めます。

エラーになった場合の対処の方法がわからない
→エラーの原因となっている部分は日本語で教えてくれるため、どこを修正すればいいのかすぐにわかる

1つのレッスンにつき1つの演習があり、画面上の演習の進め方を読んでプログラミングを進めていけばクリア出来ます。

演習の進め方もとても丁寧でわかりやすいのでこの通り進めていけば初心者でも詰まることなくクリアできます。

エディタも使いやすく、コードを自動で入力してくれる保管機能も少しありますので、順調に進んでいきます。
また、プログラミングを終了するとすぐに結果を見ることができます。

Progateのレベル、レベル上げとは

Progateではレベルと言う物があります。RPGゲームのようにレベルを上げていけるので楽しみながら学習をする事が出来ます
このレベルはメリットでもありデメリットでもあります。

実際、学習を始めた当初は継続をさせる事が何より大事なことですから、レベル上げと言う物は大きなモチベーションになります。
しかしながら、いくらレベルを上げても実践力は一定以上向上しません
いくらレベルを上げても実践しなければ本末転倒です。

レベルを上げより実践が大事

前項でレベルを上げても実践力は一定以上向上しないとお話ししました。Progateで学習する事によってプログラミングの基礎を楽しく学ぶことは出来ます。
しかし、基礎を楽しく身に着けて知識を詰め込んでも、その知識を使わない事には物にする事は出来ないのです。

学んだことを定期的にアウトプットし実践しましょう。LP模写をしてもいいでしょうし、ご自身で開発環境を用意して手を動かしましょう。
コーディングなどのプログラミングは自分でサイトのイメージでコードを入力して作り上げていくのが基本なのです。

いくらレベルを上げたところで、すぐに実務で即戦力として働くのは無理です。
レベル上げをするよりも、基礎を把握したらサイトを自分で作ってみましょう。

Progateで学ぶ際の注意点

学習を始めた当初は、完璧に理解していなくても問題ありません。どんどん進めましょう
完璧には理解していない部分も、後々「さっき解らなかったのがこれだ」とわかる時がきますので、とりあえずサクサク進める事をお勧めします。

また、コード1つを理解する為に時間をかけるのではなく、1つの教材を何周も学んだ方が早く自分の身につきます
プログラミングは一からコードを書くことが本当に大事です。自ら書かないと覚えられないのです。

Progateの学習が終了し、次のステップに進んだ場合、定期的にProgateを使い復習する事をお勧めします
以前覚えた知識が薄れてきてしまったと思ったら、復習し知識を補充しましょう。
そしてまたアウトプットしましょう。

インプットとアウトプットどちらも重要です。

Progateの次のステップは?

Progateは基本的には超初心者向けのサービスです。エンジニアとして仕事を請け負いお金を稼ぐにはスキルが足りません
Progateはプログラマーになるためのスタートラインを提供するだけで、仕事として通用するスキルを身につけられるものではありません
Progateが終了したら、時間を空けずにより高いレベルの学習をスタートさせましょう。

プログラミング習得には短期間で一気に学ぶ事が大事です。
オンライン、実教室問わずプログラミングスクールを活用するのがおすすめです。

プログラミングスクールはもちろん費用がかかりますが、転職時のサポートであったり、フリーランスになった際の案件獲得のサポートをしてくれますので、費用はすぐに回収する事が出来ます

まとめ

今回はProgateで学ぶ事についての良い点や悪い点、Progateの使い方やレベルについて見ていきました。
いかがでしたでしょうか?

Progateは即プログラマーとして働くことは難しいですが、初心者の入り口としてはかなりクオリティの高い教材です。
挫折しにくく楽しく学ぶことが出来ます。

Progateを何周も繰り返すのでは無く、早めにプログラミングスクールを活用して新しい知識を学び、実践していきましょう。

是非、参考にしてみてください。

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