初めてプログラミングを学ぼうと思うと、ほとんどの人は
といった疑問を持つ方がほとんどだと思います。
ここでは、下記の点を解説していきます。
・プログラミングを独学で学ぶ場合のメリットとデメリット
・プログラミングをスクールで学ぶ場合のメリットとデメリット
目次
プログラミングを学ぶ上で最初の悩み
プログラミングを初めて学ぶ際、ほとんどの人は独学かスクールかを迷うと思います。しかし、独学が良いか、スクールが良いかは人によるため全ての人に当てはまる正解がありません。
独学やスクールの特徴、またはメリットやデメリットなどを調べることで、どちらを選ぶかの判断をつけやすくなります。
また、学ぶ方自身のおかれている環境や性格などもまとめておくと判断しやすくなります。例えば下記のような項目が検討する上で重要です。
- パソコンを自由に使えるかどうか
- 好きなときに学習することができるか
- 集中できる環境があるか
- プログラミングを教えてくれる人がいるか
- 金銭的に余裕があるか
例えば、平日は仕事をしており、通勤や残業などの理由で休日しか学習できない場合には、条件にあるスクールがなければ独学しか選べません。
それでは、ご自身の状況を加味した上で、独学やスクールの特徴などを見ていきましょう。
プログラミングを独学で学ぶ場合のメリットとデメリット
メリット
プログラミングのメリットは下記の3点です。
- ・学習時間を自由に設定できる
- ・費用が安い
- ・学習方法を自分で選べる
- ・独学のやり方が身に付く
独学で学ぶメリットのうち、実はこの「独学のやり方が身に付く」と言うことがとても大きなメリットになります。
エンジニアが扱うプログラミング言語を含む様々な技術は、日進月歩しています。エンジニアになった後も、業務と関係ないが新しい技術を勉強するのがとても良い習慣になります。
学習中やエンジニアに求められることとして「自走できる」というものがあげられます。自分で課題を見つけて調べ、解決することを「自走できる」と言います。
独学でプログラミングの知識をつけると「自走できる」基礎体力のようなものがつくので、時間やお金がある場合には独学をすると後々楽になります。
デメリット
独学のデメリットは下記の3点です。
- ・疑問点が解決しない
- ・モチベの維持が難しい
- ・知らない分野、知識の情報を得にくい
プログラミング初学者の最大のハードルは、初めに何を学ぶべきかがわからないことです。いわゆる「わからないことがわからない」状態からの一歩目がとても大きなハードルになる場合があります。
何を学ぶかを自分で調べ、やり方を身につけようとすると初めはとても時間がかかります。さらに、学習を進めても自分がどれだけプログラミングを身につけられたか分からないため、モチベーションの維持がとても難しいです。
逆に言うと「何を学ぶべきか課題を見つけるのが得意」「モチベーションを維持し続けられる」場合には、独学が向いていると言うことかもしれません。
勉強方法
プログラミングの学習は、自分にとって必要なアプリや欲しいアプリを作ると言う目的があると良いです。習得度や情報量は何をするのかによりますが、調べたり学ぶためのきっかけが多く、調べやすいためです。
初めは下記のような流れになることが多いです。
- ・目標を決める(作りたいもの、やりたいこと)
- ・言語を調べたり開発環境を決める
- ・やりたいことを調べる
- ・プログラミングを実際にやってみる
そして、実際にプログラミングをするあたりでさらに知りたいことが増えていくので、その都度自分で考えて調べ方を変えるのが良いです。多くの初学者は、ここで何を調べれば良いのかが分からなくなるかもしれません。
ただし、この時点で書籍やネット上の教材動画などを探すキーワードが少し増えているので、何もしなかった時よりは情報を探しやすくなっています。
- ・ネットなどで何を調べればいいかわからない場合、体型的に学べる本を一冊読むと良いです
- ・ある程度調べることができるのであ場合、そのままネットどんどん調べましょう。
- ・英語のサイトも、実は意外と読めたりするのでトライすると良いです。
プログラミングをスクールで学ぶ場合のメリットとデメリット
メリット
スクールでプログラミングを学ぶメリットは下記の4点です
- ・疑問をすぐに解消できる
- ・モチベーションを維持しやすい
- ・現場で使えるスキルを効率的に学べる
- ・就職や転職の助言をもらえる。
やはり、スクールで学ぶ際の利点の主たるところは、他人が学び方や細かい部分を教えてくれるところです。その他、スクールの特色により違いがありますが、基本的には人が対応してくれると言う点が独学とは大きな違いです。
独学のみで勉強をすると、どうしてもつまづいた時にそこから抜け出すのに時間がかかります。ただ、分からないことを試行錯誤する時に、検索するコツのようなものが身についたりもしますが、スクールはその手間がないので、早く技術を習得できるようになります。
そしてもう一点、モチベーションを維持しやすいため、人とやっていないと気が散ってしまうなどの方は初めのうちはスクールで学ぶ方が良い場合もあります。
デメリット
スクールのデメリットはわかりやすいです
- ・有料であること
- ・講師やテキストとの相性によってあまり身に付かない場合がある
- ・学べない言語やフレームワークなどもある
デメリットは、やはり実際にスクールが始まってみないとスクールが自分に合うかどうか分かりません。レビューなどもあるのですが、広告である可能性が高く結局は、実際に通ってみないとわからないことが多いです。
そして、プログラミングに関して何も学んでない人に、スクールが良いかどうかを判断することがとても難しいこともあげられます。どうしても、スクール側はサービスを利用して欲しいので、利点を強調します。
プログラミングスクールで学ぶ際には基本的には、メンターという会社でいう先輩のような方に教わる形が多いです。しかし、このメンターも当然合う合わないがあります。
こういった点から、スクール選びに関しては結構時間がかかる場合があるので注意が必要です。
就職、転職相談などのサービス
スクールによっては、就職や転職サービスを手助けするようなサービスを行なっている場合があります。
しかしこれもスクールによって差があることは事実です。職業としてのエンジニアはとてもバリエーションが多く、最先端の技術を扱う職場に就職や転職ができるかどうかは、スクールというよりは御本人がどれくらいポテンシャルがあるかなどによります。
中には良いサービスもあるかもしれませんが、大きすぎる期待を持たずに、冷静に判断することをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
独学もスクールも、それぞれメリットとデメリットがありなかなかどちらで学ぶかの判断がつかないことが多いですよね。スクールの費用をすんなり払える方は、あまり気にせずにスクールに入ってしまっても良いかもしれません。
しかし、費用的には安くないのでじっくり考えてから決めた方が良い場合が多いです。
この記事が参考になれば幸いです。