エンジニアになるためには、どんな勉強をすれば良いのだろう?
と思っていませんか?
最近はエンジニアは人気の職業です。
しかし、実際にエンジニアになるにはどんな大学に行き、どんな勉強をしたらよいのでしょうか?今回は【エンジニア志望、必見!】エンジニアになるには、大学選びは重要なのか?ついて解説していきます。
目次
エンジニアはどんな大学でも目指せる
というこの疑問。結論を言うと、エンジニアになるためには大学選びはあまり重要ではありません。なぜならこんな理由があるからです。
大学選びはそこまで重要ではない
エンジニアになるのに、どこのどんな大学を出ているのか、はあまり重要ではありません。そもそも、どんな大学のどんな学部でもエンジニアになろうと思えば、なれます。
プログラミングは大なり小なり業務の基本になるので、ある程度はできる前提となります。
しかし、エンジニアの業務をこなすのにもう一つ重要なのは、多くの情報の中から必要な情報を取り出し、整理する能力です。例えば、こんな感じです。
このような業務において大事なのは、わからないことを自分で学んで、試すことです。こういった背景があり、出身大学というのはあまり重要ではありません。
・重要なのは、わからないことを学んで、試すこと
エンジニアになるには、理系学部がベター
繰り返しですが、どんな学歴でもエンジニアになろうと思えば、なれます。とはいっても、情報系の学部で勉強すれば十分にプログラミングについての勉強はできるのは事実。
と思いますよね。ですが、実は情報系の学部でなくてもプログラミングは勉強できます。
理系学部にプログラミングは必須
実は工学部や物理化学系の学部においてプログラミングは欠かせないものです。というのも工学や物理、化学では、実験や検証を行うときにプログラミングを用いた数値シミュレーションや実験を行います。なので、物理化学分野を勉強するような理系学部でも実はプログラミングの勉強はできます。
文系学部でも、エンジニアになれる
と、少し落ち込んでいる人もいるかもしれません。大丈夫です。文系学部からでもエンジニアになれます。
というのも、情報系学部や理系学部では、プログラミングはWEBアプリケーションにおけるバックエンド開発に使われるような言語を勉強することが多いです。例えば、数値計算であればpythonが一例に挙げられます。
一方でWEBアプリケーションには見た目の部分の開発、フロントエンド開発というのがあります。
具体的にいえば、WEBデザインやHTML/CSSを使った開発です。フロントエンド開発であれば、比較的独学しやすく、WEBエンジニアとして働くだけのスキルを身につけることは可能です。
また、デザインやHTML/CSSというのは独学しやすいというのも嬉しいところです。
・デザインやHTML/CSSというフロントエンド開発は独学しやすい
エンジニアになるには、スキルを身につける
ここまで述べたように学部はあまり重要ではありません。理系学部であっても、文系学部であってもエンジニアとして働くために必要なのはスキルです。
プログラミングができたり、WEB制作ができたり、WEBページのデザインができたり、そういったスキルがあって初めてスタートラインに立てます。
そのためには学校の勉強だけでなく、プライベートの時間を犠牲にしてでも勉強して実績を作るほかありません。
・それができて、スタートラインに立てる
「エンジニアになるため」に専門学校は要注意
どうしてもプログラミングだけをしたい!
と思っているのなら情報系の専門学校でもいいかもしれません。しかし、時間とお金が許すのならば大学に行く方が無難です。そこにはこんな理由があります。
理由1: 選択肢が限られてしまう
専門学校にいくと、プログラミングに関することを集中的に勉強ができます。
しかし、プログラミングというのはWEBアプリ開発以外にも利用する場面はあります。つまり、プログラミングは様々な分野における効率化するための手段です。
理系学部のある大学であれば、物理のシミュレーションが楽しいと思えるかもしれません。機械学習に興味が出てくるかもしれません。大学はそういった専門的なことをそれぞれ深く勉強する環境が整っています。
短期的にスキルを習得するのなら専門学校に行くのは正解かもしれません。しかし、時間的に金銭的に余裕があるのなら大学に行くのをオススメします。
理由2: 給与が安い
高校から専門学校に進学、卒業したとすると最終学歴は専門学校卒となります。一方で日本の就職ということにおいては、学歴で区別するという部分は事実としてあります。
それは給与面にも表れてきます。例えば、同じタイミングで新入社員として入った大卒と専門学校卒であれば数万円の初任給の差がその一例です。
専門学校卒であっても突出したスキルや活躍があれば別として、年功序列、ピラミッド組織が未だ残っている企業であればその給与の差は開く一方です。その点を考えると大学を出ておくのが無難と言えます。
理由3: エンジニア業界にしか転職できない
突然ですが、ちょっと想像してみてください。
あなたには転職しようにもプログラミングのスキルと専門学校卒の学歴しかありません。
さて、次にどう行動しますか?
と、もしもの話はこの辺にします。ただ、このような状況があるかもしれないならば、専門学校よりも大学がいいです。
日本には学歴で判断するという事実があることを前提とするなら、大卒ならまだ別の業界に転職できる可能性が残されています。一方で、専門学校卒でプログラミング以外にアピールポイントがないならば、エンジニア業界以外の業界に転職することは難しいでしょう。
ここまでを踏まえると、大学を選んでおいて損はないと言えます。
旺文社の教育情報センターの調査によると、大学における情報系学部がどんどん新設されているので、入りやすくなっていくでしょう。
理系では、いまや生活に欠かせないコンピュータ、ネットワークに関連するさまざまな技 術を学ぶ「情報工学」分野、そして、資格取得率が高く、(中略)「情報工学」分野と「医 療・保健学」分野に関しては 2020 年新設の学科も多く、変わらぬ人気を誇っている。
まとめ
いかがでしたか?今回は、【エンジニア志望、必見!】エンジニアになるには、大学選びは重要なのか?についてご紹介しました。
どんな学歴を持っていたとしても、エンジニアとして示せるスキルがあることが最も重要です。ぜひ参考にしてみてくださいね。