こんな悩みはありませんか?この記事では、
- 社会人がどれくらい勉強しているのか
- 社会人が勉強していない理由
- 社会人が勉強するメリット
- 勉強する時間を確保する方法
- 社会人が勉強するべきスキル
について紹介します。最後まで読むことで忙しくてもしっかり勉強する時間を確保し、市場価値をあげる第一歩を踏み出すことができますよ。
目次
社会人の平均勉強時間は6分
平成28年に行われた総務省の社会生活基本調査によると、社会人の一日の平均勉強時間は6分です。これは平均の数字なので、勉強をまったくしていない人と、勉強時間を確保してしっかり勉強をしている人に分かれていると予想されます。
実際に、同アンケート結果によると、95%の人が「勉強時間は0時間」と回答しています。残りの5%の人で6分という結果がでています。
では、この残りの5%の人たちの平均勉強時間はどれくらいなんでしょうか?こちらも同アンケート結果によると約160分という結果がでました。
この結果から、ますます知識の差が広がることが想像できますよね。
ほとんどの人が勉強できない理由
なぜ、多くの人が勉強しないといけないと分かっているのに勉強できないのでしょうか?ほとんどの社会人が勉強できない理由は以下の通り。
- そもそも勉強する必要がないものを勉強している
- 長期的な目標を立てている
- モチベーションに頼っている
- 誘惑に負ける
それぞれ解説していきます。
そもそも勉強する必要がないものを勉強している
社会人が忙しい中勉強していくためには、勉強したことが実務だったり、生活の中で活かされている必要があります。せっかく勉強していても、その勉強していることがまったく使われなかったら、先延ばしになるのもムリはありません。
今自分に必要なもの、求められているものを勉強することが勉強を継続できるコツになります。
長期的な目標を立てている
長期的な目標は、勉強を後回しにする言い訳ができるので、勉強できない理由になります。目標までに時間的な余裕があると、「まだ時間はあるから大丈夫」と言って勉強をしなくなるでしょう。
対策として、できるだけ短期的な目標をたてましょう。たとえば、今日は本を10ページ読むなど。ここで大事なのは、ハードルをできるだけ低くすること。
ハードルを高くしてしまうと、できなかったときに自己嫌悪に陥り、一気にやる気をなくしてしまいます。ハードルを低くし、必ず達成できるくらいの目標を立てましょう。少しずつ小さな目標を達成していくうちに、徐々に自信をつけることもできます。
モチベーションに頼っている
モチベーションに頼ると、勉強を続けにくいです。なぜなら人間は、行動によってモチベーションを上げることができるからです。
「今日はモチベーションが上がらないから、勉強は明日からでいいや」と思ったことはありませんか?ほとんどの人がモチベーションに頼って、勉強をしなくなります。
しかし、1分でもいいからまずは勉強をはじめてみてください。すると1分でもいいはずなのに、1分以上勉強する人がほとんどです。
これが、行動からモチベーションを上がる具体例です。作業をはじめることで中途半端に終わらせたくないという心理が働き、結果的に1分以上勉強をすることができます。
行動からモチベーションを上げることができるということを理解し、まずはじめることが勉強を継続するコツです。
誘惑に負ける
多くの人が勉強できない理由で一番多いのが、誘惑に負けることです。とくに自宅での勉強となるとテレビ、ネット、友人からの誘いなど、普通に生活しているだけでも色々な誘惑があります。
誘惑に負けることの対処法としてカフェや図書館で勉強する方法があります。勉強する場所を変えるだけで勉強の効率が何倍にも上がる可能性もあるので、勉強ができない、継続できない人は一度、環境を変えてみましょう。
勉強時間を確保する方法
勉強したいけどなかなか勉強する時間を確保できない人のために、勉強時間を確保する方法を紹介します。勉強時間を確保する方法は以下3つ。
- 朝活をする
- スキマ時間を有効に使う
- 通勤時間を減らす
それぞれ解説していきます。
朝活をする
朝は唯一、確実に勉強時間を確保できます。夜は、仕事の都合上なかなか定時に上がれなかったり、上司や同僚に誘われたり、仕事で疲れ切ってやる気にならなかったり社会人が勉強するのが難しい環境にあります。
朝は誘惑や仕事に邪魔されること無く勉強できます。また、朝はゴールデンタイムとも言われています。脳が睡眠によってスッキリした状態になっているので、集中力が高まり勉強の効率アップにもなります。
スキマ時間を有効に使う
2014年のパナソニック株式会社の調査によると、現代人のムダなスキマ時間は一日平均1時間9分と言われています。スキマ時間を有効に使うだけで、一日一時間の勉強時間が確保できます。
スキマ時間を有効に使うには、スキマ時間になにをするのかを決めておくこと。スキマ時間ができてから、なにをしようかと考えていたらその時間がもったいないです。
たとえば、通勤時間には動画学習。待ち合わせなどの短いスキマ時間には読書など。スキマ時間の長さに合わせて勉強する内容を変えることをオススメします。
通勤時間を減らす
総務省の調査によると、通勤時間の全国平均は1時間19分です。通勤時間を有効活用できるとはいえ、集中できる環境でしっかり勉強できるほうが効率的です。
家族がいたり、仕事の都合でどうにもならない場合を除き、通勤時間をできるだけ減らすように努めることは、勉強時間を確保することにつながります。
社会人が勉強するメリット
社会人が勉強するメリットは以下の通り。
- 仕事の幅が広がる
- 給料が上がる
それぞれ解説していきます。
仕事の幅が広がる
勉強によって、新しいスキルが身に付き仕事の幅が広がります。今よりやりがいのある仕事に転職したり、今いる会社で新しい事業を任せられる可能性があります。
給料が上がる
年収と勉強時間には相関関係があります。年収が高い人ほど、勉強をしている割合が高いことが研究結果によって、証明されています。
会社外で勉強をすることによって、会社では得ることのできないスキルを身につけることができ、市場価値が上がるからです。
社会人が勉強するべきオススメスキル
社会人が勉強するべきオススメスキルは以下3つ。何を勉強するか迷ったら、次の3つの中から選びましょう。
- プログラミング
- 語学
- 経済
それぞれ解説していきます。
プログラミング
プログラミングを学ぶことで仕事の効率が大きく上がります。また、今後IT人材不足が大きな問題となっているため、市場価値の高い人材になることができるでしょう。
語学
今後ますますグローバル化は進みます。英語や中国語などの語学を勉強することで、市場価値は高まり、必要とされる人材になります。
日本は年々人口が減少傾向にありますが、海外では増加傾向にあります。海外でも活動できれば仕事の幅も圧倒的に広がります、
ファイナンス
お金の勉強をすることで、ムダの無い資産運用と管理ができます。誰もが身に付けておくべきオススメスキルです。
なにから勉強したらいいか分からない人は、FP(ファイナンシャルプランナー)3級の取得からはじめるといいですよ。
まとめ
いかかでしたか?今回は社会人の勉強時間と結果からわかることについて紹介してきました。是非この記事を参考にして、新しいことにチャレンジしてみてくださいね。