・初心者でも学びやすいおすすめのプログラミング言語を知りたい
・どうやってプログラミングの学習をすればいいの？
近年、IT化が進む社会でエンジニアとして就職・転職したいと考えている人は増えてきました。しかし、自分は一体どのプログラミング言語を学べばいいのか、初心者でも学ぶことができるのか、疑問に感じている人も多いでしょう。
そこでこの記事では、初心者でも学びやすいおすすめのプログラミング言語を分野別に紹介します！
この記事を読めば、プログラミング言語を学ぶ目的が明確になり、自分がどのプログラミング言語を学ぶべきなのかわかるでしょう。
エンジニアとして就職したいけど、どのプログラミング言語を学べばいいかわからない、知識がない初心者でも学べるおすすめのプログラミング言語を教えて欲しいという人は、必見です！
プログラミングを学ぶ目的を明確にする
「プログラミングを勉強してみたい」と思っても、まず何から手をつければいいのか、どんな言語を学べばいいのか、わからない人は多いでしょう。
プログラミング言語は、世界に約200種類以上あると言われており、初心者の人がその中から選ぶのは大変です。
そして、プログラミング言語はそれぞれ開発するモノによって、使う言語が全く異なります。
そこで、学ぶべきプログラミング言語を選ぶには、まず自分がプログラミングを学ぶ目的を明確にする必要があります。
「なぜプログラミングを学習しようと思ったのか」「どんなモノを作りたいのか」などを考えて言語を選びます。
なので、ここではプログラミングを学ぶ目的を明確にしていきましょう。
なぜプログラミングを学習しようと思ったのか
まず考えるべきことは、なぜプログラミングを学習しようと思ったのか。
人によって、学習しようと思う理由は様々です。
- ・IT化が進む中、需要の高まっているエンジニアに転職したい
- ・自分でアプリを開発して、世の問題を解決したい
- ・時間や場所に捉われない自由な働き方をするために、フリーランスエンジニアになりたい
大抵の人は、このような思いから「プログラミングを学習したい」という気持ちに行き着くでしょう。
目指すべき職種を考える
次に、目指すべき職種を考えることです。
先ほど考えた「なぜプログラミングを学習しようと思ったのか」で明確にした思いを実現するためには、どんな職種を目指せばいいのか考える必要があります。
プログラミングを扱う仕事でも、様々な職種があり、分野によって仕事内容や使う言語が異なります。
例えば、「アプリを開発して、世の問題を解決したい」という思いがあるならば、アプリ開発系のエンジニアを目指す必要があります。
そして、アプリ開発系のエンジニアになるためには、どの言語を学ぶ必要があるのか考えることで、学習するべきプログラミング言語が見えてきます。
このように、プログラミング言語を選ぶ前に、まずは自分がプログラミングを学ぶ目的を明確にするのがおすすめです。
学ぶべきプログラミング言語を選ぶ際の判断
プログラミングを学ぶ目的を明確にしたら、実際に言語を選んでいきますが、初心者の人にとってはどのように選べばいいかわかりません。
そこで、プログラミング言語を選ぶ際の判断基準を解説します。
学びやすいか
まず、初心者の人がプログラミング言語を選ぶ際に、学びやすいかどうかを判断する必要があります。
初心者の人がプログラミングを学習するには、学習方法についての教材や情報がなるべく多い方が望ましいでしょう。
あまり情報が少ないマイナーな言語だと、初心者の人にとっては学びにくく、挫折する原因になってしまいます。
なので、学びたい言語が世界でよく使われているのか、学習するための情報がたくさんあるかなど、調べることが大切です。
需要はあるか・案件数は豊富か
また、学びたい言語は世の中に需要があるか、案件数は豊富かどうかなども判断する必要があるでしょう。
プログラミング言語を学んでスキルを身につけても、その言語があまり使われていなかったり、案件の数が少ないと、収入を得ることが難しくなってしまいます。
なので、言語を選ぶ前に、その言語は実際の現場でも使われているのか調べることが大切です。
【分野別に紹介】初心者におすすめのプログラミング言語3選
それでは、初心者におすすめのプログラミング言語を分野別に紹介していきます。
それぞれ人気のある言語を3つほど紹介していきます。
転職・就職におすすめのプログラミング言語
まずは、転職・就職におすすめのプログラミング言語です。
- PHP
- Java
- JavaScript
転職・就職におすすめのプログラミング言語は上記の3つになっています。
これらの言語を身につければ、転職や就職に有利になるので、学習してみるといいでしょう。
PHP
PHPはWebサービスの開発に使われる言語で、主にECサイトや業務システムの開発などを行うことができます。
PHPを使用している企業が非常に多く、求人数もたくさんあります。
そのため、PHPを習得すれば、転職率や就職率がアップするでしょう。
PHPの情報は豊富にあり、初心者でも簡単に学ぶことができるので、おすすめの言語となっています。
Java
Javaは、大規模なシステム開発やWebアプリ開発など、汎用的に利用されている言語です。
主に、金融システムや交通機関などのような重要な基幹システムの開発に用いられています。
実は、Javaの求人数は非常に多く、トップを維持しているほど需要があります。
ただ、PHPに比べると習得が難しいため、初心者がいきなりJavaを学習するのはおすすめしません。
JavaScript
JavaScriptは、WebサイトやWebサービスに利用される言語です。
Webサイトでよく見かける、開閉メニューや画像のスライドなどのアニメーションは、JavaScriptを用いて実装されています。
JavaScriptも人気が高い言語で求人数が多く、転職や就職におすすめです。
また、JavaScriptは学習するための情報がたくさんあるため、初心者でも学びやすい言語となっています。
アプリ開発におすすめのプログラミング言語
続いて、アプリ開発におすすめのプログラミング言語です。
- Swift
- Java
- Ruby
アプリ開発におすすめのプログラミング言語は、上記の3つ。
オリジナルのアプリを開発したい人や企業のアプリ開発に携わりたい人は、おすすめです。
Swift
Swiftは、アップル社が開発したプログラミング言語で、iOS専用のアプリ開発言語になっています。
主に、iPhoneやiPad、Macなどのアップル製品からインストールできるアプリがiOSアプリになります。
Swiftはソースコードの読み書きがしやすいため、初心者でも学びやすい言語です。
ただ、Android版のアプリを開発することは難しいので、その場合はJavaやKotlinを学ぶ必要があります。
Java
転職・就職でおすすめの言語として紹介したJavaは、アプリを開発することもできる言語です。
Javaは、様々なアプリや組み込みシステム、業務システムなどを開発できる汎用性の高い言語になっています。
Androidのアプリ開発としてよく使われていましたが、2011年頃にKotlinというJavaを基にした言語を開発されてからは、Javaでのアプリ開発は減ってしまいました。
しかし、まだまだJavaを使用してアプリを開発する場合もあるので、おすすめの言語です。
Ruby
先ほどのSwiftやJava、Kotlinなどの言語は、スマホアプリの開発で使われるものですが、RubyはWebアプリ開発で使われる言語です。
Rubyは日本で開発された言語なので、日本国内での需要は非常に高いです。
学習に関する情報も多く、初心者にとって学びやすい言語であると言えます。
また、Rubyをさらに使いやすくしたRuby on Railsというフレームワークを習得することで、より簡単に素早くWebアプリ開発ができるようになります。
フリーランス・副業におすすめのプログラミング言語
今度は、フリーランスや副業におすすめのプログラミング言語です。
- PHP
- JavaScript
- Java
フリーランスは、個人で案件を獲得していく必要があるため、求人数が多く、初心者でも習得しやすい言語を学ぶのがおすすめです。
PHP
転職や就職でおすすめの言語であるPHPは、フリーランスや副業としてもおすすめの言語です。
PHPはWebサービスの開発に必須と言えるほど使われており、多くの企業が利用しています。
そのため、フリーランスとしてのPHPの案件数も非常に多くなっています。
PHPの単価は、月70万円前後が平均となっており、需要の高い言語です。
JavaScript
転職や就職でおすすめの言語として紹介したJavaScriptも、フリーランスや副業としてもおすすめです。
JavaScriptはWebサイトに動きをつけるために必要となる言語で、初心者にとっても習得しやすくなっています。
たくさんの企業がJavaScriptを利用しており、案件数も非常に多いです。
また、JavaScriptの単価も、月70万円前後が平均となっており、需要の高い言語となっています。
Java
転職や就職、アプリ開発などでおすすめの言語であるJavaは、フリーランスや副業でもおすすめの言語です。
それぞれの分野でおすすめのJavaは、それほど汎用性があり、様々な企業に利用されていることがわかりますね。
実際の案件では、大規模なシステムを開発したり、アプリ開発を行ったりする際にJavaが使用されます。
Javaの単価は月60万〜70万円程で、需要が非常に高くなっていますが、初心者の人にとっては習得が難しいでしょう。
なので、フリーランスや副業として案件を獲得していくには、まずJavaScriptやPHPを習得してからJavaの学習を考えるのがおすすめです。
プログラミング言語を学習する方法
ここまでで、初心者の人におすすめのプログラミング言語について解説しました。
では、自分の学習すべき言語をどのように習得すればいいのか、わからない人も多いでしょう。
なのでここでは、プログラミング言語を学習していく方法を解説していきます。
学習アプリやサービスを利用する
まずは、学習アプリやサービスを利用する方法です。
プログラミングの需要が高まっている近年では、簡単に学べるプログラミング学習のアプリやサービスも増えています。
プログラミングに触れてみたい人や独学で勉強したい人などは、アプリやサービスを使って学習することができます。
主なアプリやサービスは次の通り。
Progateやドットインストールは無料でプログラミングと学べるサービスです。
特にProgateはゲーム感覚でプログラミングを学ぶことができるので、初心者の人にとって学びやすいです。
また、現役エンジニアの人もおすすめしているため、人気の高いサービスとなっています。
Udemyは無料サービスではありませんが、世界で利用されているサービスなので、質が非常に高いです。
動画でプログラミングを学ぶことができるので、初心者の人にとっても学びやすいでしょう。
これらのアプリやサービスを利用すれば、簡単にプログラミング言語を学ぶことができます。
さらに、プログラミングを解説しているブログ記事やYouTubeなどの動画なども情報が豊富なので、それらを使って学習することもおすすめです。
プログラミングスクールに通う
プログラミング言語を学習するには、プログラミングスクールに通うこともおすすめです。
先ほどのアプリやサービスを使って学習することもできますが、初心者の人のプログラミング挫折率は非常に高くなっています。
プログラミングは、必ずエラーにつまづき、そのエラーを解決できずに学習を辞めてしまう人が大勢います。
そのように、すぐ挫折してしまう人は、プログラミングスクールに通うことがおすすめです。
プログラミングスクールに通えば、現役エンジニアから直接プログラミングを学ぶことができ、わからないところがあれば質問することができるので、挫折率も低くなります。
また、ほとんどのスクールはオンラインで学ぶことができるため、全国どこでも学習することが可能です。
まとめ
今回は、初心者におすすめのプログラミング言語について解説しました。
たくさんあるプログラミング言語の中から自分が学ぶべき言語を選ぶには、まずプログラミングを学ぶ目的を明確にすることが大切です。
どんな仕事がしたいのか、何を開発したいのか、またどんな生活を送っていきたいのかなど、自分の将来像を明確にすることで学ぶべきものが見えてきます。
今回の記事で解説したように、目的を明確にしてから学ぶべき言語を選ぶようにしましょう。
この記事がプログラミングを学びたい人の役に立てば幸いです。
