・初心者でもプログラマーになることはできるの?
・初心者がプログラマーになるためにはどうすればいい?
近年、プログラミングの需要が高くなっている中、プログラマーに転職したいと考えている人が増えていますが、初心者でもプログラマーになれるのか疑問に感じている人も多いでしょう。
そこでこの記事では、初心者がプログラマーになれるのか、なるためには何をすればいいのか、について解説していきます!
この記事を読めば、プログラミングについてやプログラマーの仕事内容などを理解し、初心者がプログラマーになるための方法がわかるでしょう。
プログラマーとして転職したいけど、プログラミングについてよくわからない人は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
プログラマーとは?
プログラマーとは、コンピューターを動かすプログラミング言語を使い、様々なシステムを開発する仕事です。
私たちが普段身近に使っているWebサイトやアプリケーション、家電やシステムなどは、このプログラマーによって作られています。
そして、プログラミング言語とは、コンピューターに命令を出すための専門言語です。
プログラミング言語を使ってコンピューターに命令を出すことで、あらゆるシステムが動いています。
また、サービスやシステムによって使われる言語が異なるため、開発するものによって言語を使い分ける必要があるのです。
プログラマーはどんな職業なのか
プログラマーと言っても職種は様々で、開発するものによって仕事内容も異なります。
ただ、すべてのプログラマーは共通して、システムエンジニアが設計した設計書を基に、システムを開発することが仕事内容です。
システムエンジニアとは、クライアントからヒアリングを行い、システムの設計、テストなどを行う人のことを言います。
システムを開発していく上では、基本的にシステムエンジニアが設計をして、その設計を基にプログラマーが開発を行っていきます。
では、そのプログラマーには、どのような職種があるのか、詳しく見ていきましょう。
Web系プログラマー
まずは、Web系プログラマーです。
Web系プログラマーは、WebサイトやWebサービスなどを開発するプログラマーになります。
例えば、私たちが見ているホームページやショッピングサイト、その他Web上のサービスは、このWeb系プログラマーによって作られています。
- 会社のホームページやブログサイト
- Amazonや楽天などのECサイト
- YouTubeのような動画サイト
システムエンジニアの設計書を基に、サイトやサービスを作成していきますが、それらの見た目だけでなく、操作性や機能性なども重視して開発することで、ユーザー満足度の高いシステムを作ります。
このWeb系プログラマーは、学ぶべきプログラミング言語が初心者の人にとって習得しやすいので、おすすめの職種です。
アプリ開発系プログラマー
アプリ開発系プログラマーは、Webアプリやスマホアプリを開発するプログラマーです。
普段私たちが使用しているSNSアプリや音楽アプリなどは、このアプリ開発系プログラマーによって作られています。
Webアプリというのは、Web上で使用することができるアプリのことで、スマホアプリはiOSやAndroidなどのスマホからインストールして使用することができるアプリです。
そして、Webアプリとネイティブアプリを組み合わせたものをハイブリッドアプリケーションと呼び、Web上で利用できることはもちろん、インストールして使うこともできる優れたアプリケーションです。
アプリを開発することで、世の中の問題や課題を解決することができるため、やりがいを感じられるでしょう。
オリジナルのアプリを作ってみたい人や企業のアプリ開発に携わってみたい人にはおすすめの職種です。
ゲーム系プログラマー
続いてゲーム系プログラマーです。
ゲーム系プログラマーは、その名前の通りゲームを開発するプログラマーになります。
私たちの身近には、テレビゲームやスマホゲームなど、様々なゲームが存在しますが、それらを作っているのはゲーム系プログラマーです。
ゲーム内でのキャラクターの動きや背景、効果音の設定など、たくさんの業務を行いながら開発を進めていきます。
ゲーム系プログラマーは、1人で開発するというよりも、複数人で開発をしていくことが多いため、やりがいが感じられる職種です。
ゲームを作ってみたい人やゲーム開発会社で働いてみたい人などはおすすめです。
業務システム系プログラマー
業務システム系プログラマーは、企業や会社の業務に必要なシステムを開発するプログラマーです。
例えば、以下のように様々な業務システムを開発します。
- 商品管理システム
- 給与計算システム
- 在庫管理システムなど
業務システム系プログラマーは、重要なシステムを開発したり、大規模なシステムを扱うこともあるので、責任は大きくなります。
また、業務システムに使われる開発言語は、初心者にとっては習得が難しいものが多いです。
なので、初心者の人がいきなり業務システム系プログラマーになるのは、少し難しいかもしれません。
組み込み系プログラマー
組み込み系プログラマーは、電化製品や電子機器などのシステムを組み込むプログラマーです。
私たちが使っている電子レンジや洗濯機、エアコンなどの電化製品のシステムは、組み込み系プログラマーによって開発されています。
ボタンを押したら「〇〇分温める」や「〇〇分洗濯する」などのような機能があると思いますが、それらはすべてプログラムによって制御されています。
この組み込み系プログラマーの仕事内容は幅広いため、それぞれのシステムに対応していく応用力が求められます。
また、近年ではIoTと呼ばれるインターネットと物を繋ぐシステムが発展しているため、この組み込み系プログラマーの需要も高まっていくでしょう。
近年では、あらゆるモノがインターネットを介して情報を伝達することができるようになり、これからもどんどん発展していくことになるでしょう。
汎用系プログラマー
汎用系プログラマーは、メインフレームと呼ばれる大型のコンピューターでシステムを開発するプログラマーです。
主に、金融機関や保険会社などの顧客データベースのシステム開発などを行い、膨大なデータを扱う仕事になります。
大企業や政府機関などがクライアントとなるため、責任は重大であると言えるでしょう。
また、汎用系プログラマーが扱うプログラミング言語は、初心者にとっては習得が難しいため、いきなり汎用系プログラマーを目指すのは厳しいかもしれません。
初心者でもプログラマーになれるのか?
ここまでで、プログラミングとは何か、どんな職種があるのかについてわかりました。
プログラミングは、一見難しそうに見えるため、初心者でもプログラマーになれるのか不安に感じる人もいるでしょう。
結論から言うと、初心者の人でもプログラマーになることができます。
なぜなら、実際に未経験の状態からプログラマーになった人は、たくさんいるからです。
中には、「自分は理数系が苦手だから・・・。」とプログラミングが向いていないと思っている人もいますが、プログラミングに理数系も文系も全く関係ありません。
実際に理数系が苦手な人でも、プログラマーになった人は大勢います。
また、「30歳を超えたから未経験からの転職は難しいかな?」と思っている人がいるかもしれませんが、30歳を超えたプログラミング初心者の人でもプログラマーになることはできます。
現代のIT業界では、プログラマーは人手不足になっているため、需要が高くなっています。
そのため、プログラミングをしっかり学べば、企業から欲しいと思われるような人材になることができるのです。
初心者がプログラマーになる方法
では実際に、初心者の人がプログラマーになるためにはどうすればいいのか。
ここでは、初心者がプログラマーになる方法について解説していきます。
学習サイトやサービスを使って勉強する
プログラマーになるためには、まずプログラミング言語を勉強しなければいけません。
そんなときにおすすめなのが、学習サイトやサービスを使って勉強することです。
プログラミングとはどういうものなのか、どのような仕組みで動いているのか触れてみたいという人は、学習サービスを活用しましょう。
プログラミングの需要が高まる近年では、無料で学べるプログラミングサービスがたくさんあります。
例えば、以下のようなサービスです。
これらは無料でプログラミングを学べるサービスなので、初心者の人にはおすすめです。
まずは自分が何を作りたいのか、どんな職種に就きたいのかを考えて、学ぶべき言語を勉強してみましょう。
プログラミングスクールに通う
初心者の人は、プログラミングスクールに通うこともおすすめです。
無料サービスでプログラミングを学ぶこともできますが、プログラミングは挫折率が非常に高いです。
特に初心者のうちは、エラーの解決がうまくできず、そのまま辞めてしまう人が多くいます。
そんなときは、現役エンジニアがサポートしてくれるプログラミングスクールに通うのがいいでしょう。
プログラミングスクールはオンラインで学ぶことができるため、いつでもどこでもプログラミングを勉強することができます。
そして、講師は現役エンジニアの人がほとんどなので、わからないことがあれば質問することができるのです。
現役エンジニアにサポートしてもらうことで、挫折率も下がり、着実にプログラマーになることができるでしょう。
まとめ
今回は、初心者がプログラマーになれるのか、なるための方法について解説しました。
プログラマーはWeb系やアプリ系、ゲーム系や組み込み系など、様々な職種があります。
まず、自分がなりたい職種のプログラマーを決めて、そこから必要なプログラミング言語を学んでいくのがおすすめです。
この記事がプログラマーに転職したい人の役に立てば、幸いです。