MacBook Proで動画編集するのに必要なスペックは?

最近ではYouTubeに動画を上げる方が増えてきていますが、動画編集の為にMacBook Proを購入したいけど、どの位のスペックの物を選べばいいか分からないと言う声をよく聞きます。

そこで今回は、このような疑問にM1チップ搭載の最新MacBookProの情報も含め最新版で見ていきます。動画編集をするためにMacBook Proの購入を検討している方は参考にしてみて下さい。

是非最後までご覧ください。

MacBook Proのラインナップ

MacBook Proは2021年3月現在大きく分けて4つのモデルから選択可能です。2020年11月に発売されたAppleシリコンのM1チップ搭載のモデルが新登場した事で更に快適に動画を編集できるようになりました。

画面サイズ 13.3インチ 13.3インチ 16インチ 16インチ
CPU M1チップ 2.0GHz クアッドコア
Intel Core i5
2.6GHz 6コアIntel Core i7 2.3GHz 8コアIntel Core i9
メモリ 8GB 16GB 16GB 16GB
ストレージ 256GB 512GB 512GB 1TB
価格 134,800円
メモリを16GBにした場合
154,800円
188,800円 248,800円 288,000円

Intelプロセッサ搭載モデルで動画編集する場合はメインメモリは16GB必要ですが、M1チップ搭載モデルの場合は8GBのメインメモリで十分動作します。

これはM1チップはシステム・オン・チップになった事でCPU、GPU、RAMとのデータ転送が高速化しパフォーマンスが大幅に向上したものによるものです。
少ないメモリでも快適に作業が出来ます。

【MacBook Pro】動画編集をするならどのスペックを選ぶべき?

動画編集に最低限必要なスペックは?

動画編集に最低限必要なスペックですが、これはどのような動画を作るかによって変わってくるので一概には言えませんが、最低限必要なスペックは下表の通りです。

CPU Core i5 2.0GHz以上又はM1チップ搭載 編集の際の快適さと完成ファイルの書き出しの影響
メモリ 16GB以上(M1チップ搭載の場合8GBで可) 全体の性能に影響
ストレージ SSD256GB以上 容量が圧迫されると全体の性能に影響。動画編集ソフトや編集データの保存に必要(外付けHDDやクラウド上に保存する方法も有)
GPU メモリ2GB以上 高度なエフェクト処理の際に必要

上記のスペックがあれば動画編集を行う事は可能ですが、上記以上に増設した場合、快適性が違います。上記はあくまでも最低限と言うところに注意して下さい。

予算が許すのであれば増設をおすすめします。逆に上記以下のスペックの場合全く編集が出来ないと言う事ではないですが、編集中に頻繫にフリーズしたり、書き出しエラーが発生する等の問題に繋がります。

特に中古モデルを検討する際は、スペックを十分に吟味して下さい。

自分にあったスペックを選ぼう

最低限のスペックが分かったところで、それぞれの条件を満たす自分にあったスペックを見ていきましょう。

メモリの選び方

メモリは大きい程良いですが、標準のままでも動画編集は可能です。(16インチ標準=16GB、13インチ標準=8GB)
8GBあたり2万円の追加料金を支払う事で増設が可能になっていますので、予算に応じて増設しておくと更に快適になります。

13インチの増設の上限は32GBですが、16インチは64GBまで増設する事が可能です。通常の動画編集は8GBでも可能ですが、4K動画をメインでやろうと思っている場合は最低32GBを目安にしましょう。

かと言って使わないほどのメモリは不要です。自分に合ったものを選択しましょう。

CPUの選び方

現行のMacBook Pro搭載のCPUであれば、どれでも編集は可能です。但し4K動画メインで編集をサクサクとスムーズに行いたいのであれば、Intel Core i9又はApple Silicon M1をおすすめします。4K動画をAfter Effects等を使用し本格的に作業したい場合はCore i9かM1チップ搭載を選択しておけばストレスなく編集できます。

Core i7でも通常動作は軽快ですが、複雑な編集作業になると動きが重くなりやすく、4K動画を編集するのにも向いていません。

ストレージの選び方

保存容量は後から外付けで増やす事も出来ますし、クラウド上に保存する事も出来ます。それでもストレージは大きければ大きいほど有利ではあります。

また、常に外付けSSDをつける状態を想定してのMacBook Proのスペックを構成するのはやめたほうがいいと言う声があるのも事実です。
外付けSSDを使用するとパフォーマンスが半分に落ちると言う意見もあります。

しかしながら、動画編集をする人はいずれはデータが溜まり外部ストレージかクラウド上にデーターを移す事となります。その頻度をどのくらいにするかということですね。

個人のデータ量によって変わってきますが、一般的には512GB以上あれば良いでしょう。

GPU

GPUは、画像を処理する性能を表しています。数値が高いほど3Dグラフィックや美しく表す事が出来たり、画像処理が軽快になります。

MacBook Pro16インチではグラフィックボードを独立して搭載されています。一方13インチにはありません。メインメモリがグラフィックスも兼ねています。その為同じメモリ容量を擁しているMacBook Pro13インチと16インチでは作業効率が16インチの方が良いのです。

ただ、MacBook Pro13インチでも動画編集をするのに十分な性能を持っています。
GPU性能は勿論、大切ですが、それ以上にCPU及びメモリを重視しましょう。

13インチにするか16インチにするか

現在発売されているMacBook Proは13インチと16インチの2サイズがあります。その違いは「画面サイズ」「重量」「スペック」です。分かりやすく言うと
「持ち運びやすさ」「作業効率」の差と言う事になります。

選択のポイントとしては

・高スペックで更に大画面で作業効率が良い16インチか

・性能は若干下がるものの、軽くてコンパクトな持ち運びしやすい13インチか(但しM1チップ搭載であれば非常に処理能力は高いです)

と言う事です。

一般的には作業量が多い方で、自宅にモニターを導入されていない場合は、作業効率を考えて16インチをおすすめします。
一方、持ち運びが多い方、外部モニターを導入している方は13インチでいいかと思います。

一番スッキリするのは外部モニターを導入しM1チップ搭載のMacBook Pro13インチを利用する形になります。

プログラミングにはMacBook Proがおすすめ!考慮すべきスペックとは

まとめ

今回は、MacBook Proで動画編集するのに必要なスペックをM1チップ搭載の最新MacBookProの情報も含め見てみました。いかがでしたでしょうか?

4K動画への対応であったり高いスペックを持つMacBook Proは、ストレスのない快適な動画編集に向いています。更に昨年11月に新しいM1チップ搭載のMacBook Proが発売された事で一段と快適になりました。

一方、旧シリーズなどでは動画編集に向いていない場合もあります。今回見てきたスペックであったり、最低限必要なスペックを参考にして快適に作業を出来るMacBook Proを選んで下さい。

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