【PHP初心者向け】MAMPインストール手順を簡単解説！

無料学習サイトなどでPHPの基礎学習をしたあと、

さあ、これからPHPを使ってWEBサイトを作るぞ！

と、熱い気持ちで決意をされたものの、

…あれ？そういえば、PHPを使うためにはどうすればいいんだっけ…？

などとお困りになっていませんでしょうか？

そういった方のために

・PHPを動かすには？

・MAMPとは？

・MAMPインストール手順

・実際に動くか試してみよう！

という順番でわかりやすく解説をいたします！

PHP開発の第一歩でお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。

PHPは動かすには？

HTMLやCSSであれば、自分のパソコンの中にファイルを作成するだけで

ブラウザで作ったものを確認することができました。

ですが、PHPは同じようにファイルを作成するだけではプログラムは動いてくれません。

まず、PHPを自分のパソコンで実際に動かそうと思った場合、

• ・PHPのインストール
• ・WEBサーバー
• ・データベース

といった、開発するための環境をパソコンで準備する必要があります。

ですが、「これからPHPを学習するぞ！」という初心者の方には

上記全てをイチから揃えるのはハードルが高いと思います。

MAMPとは？

そこで、お手軽に、オールインワンでPHPの開発環境を作ってくれるのが

MAMPというソフトウェアなのです。

ちなみに、「MAMP」の名前は「Macintosh」「Apache」「MySQL」「PHP」の頭文字からとっています。

「Apache」「MySQL」は初めてご覧になる方もいるかもしれませんが、

「Apache」→　WEBサーバー

「MySQL」→　データベース

のことです。

ですので、MAMPをインストールするだけで、

自分のパソコンでPHPを動かせる環境ができる！という非常に便利なものなんです。

【参考】

MAMPの名前の中に「Macintosh」が含まれているとおり、基本はmac向けですが、Windows用のMAMPもあります。

ただ、WindowsではMAMPが動かない場合もありますので、Windowsの方は「XAMPP」というソフトウェアをオススメします。

MAMPインストール手順

●まずは下記リンクからMAMPダウンロードページを開きましょう。

MAMPのダウンロードサイト

●「Free Download」をクリック

●「MAMP & MAMP PRO 5.7」をクリック

●もし、下図のような広告が表示されたら無視してグレーの部分をクリックしてください。

●画面左下にダウンロードしたファイル（「MAMP_MAMP…pkg」）の表示が出ますが、
その文字表示の右側にある上向き矢印をクリック。

●選択肢がいくつか出てくるので、「開く」を選択。

●インストールの画面が出てくるはずです。「続ける」を選択。

●もう一度「続ける」を選択。

●もう一度「続ける」を選択。

●「同意する」を選択。

●「インストール」を選択。

●パスワード入力画面が出ます。（ユーザー名にはPCで設定しているユーザー名が表示されているはず）

パソコンログイン時のパスワードを入力して「ソフトウェアをインストール」を選択。

●インストールが自動で実行されます。

●インストールは以上で完了です！

完了したら実際にMAMPを起動してみましょう。

MAMPの画面

下図がMAMPを操作する画面です。

右上の「Apache Server」「MySQL Server」が起動状態を表示しています。

○が緑色になっていると、「起動していますよ」という状態です。

（下図では○が緑ではないので、起動していない状態ですね。）

未起動の場合は、「Start Server」のボタンを押すと起動してくれます。

●下図が、両サーバーが起動している状態です。○が緑色になってますね。

※せっかくMAMPをインストールしても、サーバーが起動していなければ、PHPを動かすことはできませんのでご注意ください

MAMPの設定画面

●設定を変更する場合は、上部メニュー「MAMP」→「Preferences」をクリックします。

下図のような設定画面が出るので「Ports」のタブを選択すると、

ここでApacheやMySQLのポート番号が設定できます。

（よくわからない、という方は、初期設定のままでOKです）

●PHPタブを選択すると、ここではPHPのバージョンを選択することができます。

●MAMPのインストールは以上です！

実際に動くか試してみよう！

Finderで確認いただくと、「アプリケーション」の中に「MAMP」があると思います。

そしてその「MAMP」の中に、さらに「htdocs」というフォルダがあるはずです。

作成したPHPファイルは「htdocs」フォルダ内に置く必要があります。

PHPファイルを作ってみよう

ではまず、「htdocs」フォルダ直下に「index.php」というファイルを作り、

下記のコードを記述して保存しましょう。

PHPの書き方についてはこの記事では割愛しますが、 <?php … ?> で囲まれているのがphpでの記述部分です。

PHPファイルが正常に表示されるか確認してみよう

ブラウザを開いて、URLに下記の内容を入力してEnterを押してみましょう！

localhost:8888/index.php

※Apacheのポート番号を変更された方は「8888」の箇所を

変更されたポート番号に置き換えてください。

下記のような表示が出れば、成功です！

※PHPが正常に動作していなければ「成功！」の箇所は表示されないはずです。

まとめ

今回はPHP学習初学者向けに、

・PHPを動かすには？

・MAMPとは？

・MAMPインストール手順

・実際に動くか試してみよう！

についてご紹介をいたしました。

PHPはプログラミング言語の中でも比較的簡単で学びやすく、様々なWebアプリの開発もできます。

その学習の第一歩として、ぜひご参考にしてみてくださいね。