JavaScriptで数値を扱う際に、
- 「四捨五入」「切り上げ」「切り捨て」
をする場面があります。
そこで今回は、「繰り返し」の中でも「for文」についてです。
・四捨五入
・切り上げ
・切り捨て
について解説をしていきたいと思います。
四捨五入
まずは四捨五入ですが、「Math.round()」を使用します。
小数第一位での四捨五入
早速ですが実際に書き方の例を見ていきましょう
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let sample = Math.round( 567.6666 ) ; console.log(sample); |
これを実行するとコンソールには下記のように出力されます。
568
小数第一位以外での四捨五入
「Math.round()」を使えば簡単に四捨五入ができますが、小数点第一以外の指定をする機能はありません。
少し工夫が必要です。
例えば、小数点第二位を四捨五入したい場合の例です。
こちらも実際に書き方の例を見ていきましょう
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let sample = 567.6666 ; console.log((Math.round(sample * 10)) / 10); |
これを実行するとコンソールには下記のように出力されます。
567.7
いったん10倍したものに「Math.round()」を使って、1/10に戻してあげるという手順が必要です。
同じように小数点第三位の場合は100倍にして…としてください。
逆に1の位で四捨五入する場合も同じです。手順を逆にするだけですが、実際に書くと以下のように書きます。
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let sample = 567.6666 ; console.log((Math.round(sample / 10)) * 10); |
これを実行するとコンソールには下記のように出力されます。
570
切り上げ
次に切り上げですが、「Math.ceil()」を使用します。
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let sample = Math.ceil( 567.6666 ) ; console.log(sample); |
実行するとコンソールには下記のように出力されます。
568
こちらも「Math.round()」と同じく、小数点第一以外の指定をする機能はありませんので、他の場所で切り上げを実行したい場合は、上記でご説明したように、いったん○倍にしてから切り上げをし、また戻すという処理を入れればOKです。
切り捨て
次に切り上げですが、「Math.floor()」を使用します。
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let sample = Math.floor( 567.6666 ) ; console.log(sample); |
実行するとコンソールには下記のように出力されます。
小数点第一以外の指定は「Math.round()」「Math.ceil()」と同じです。
まとめ
今回は数値を扱う上で必要となる
・四捨五入
・切り上げ
・切り捨て
について解説いたしました。
必要となる場面で正しい処理が実行できるようぜひご活用ください。