よくWeb開発で使われるPHPですが、いまいちわからない部分も多いと思います。
そこで今回はPHP初心者に向けて、
- ・PHPとは？
- ・動かすには？
- ・PHPの書き方は？
- ・ブラウザに出力する方法（ハローワールドみたいなやつ）
についてご紹介していきます
目次
PHPとは？
まずは、PHPとは何かから説明しましょう。
PHPはサーバー側で動くプログラミング言語
PHPとは、サーバー側で動くプログラミング言語です。
PHPはHTMLに埋め込む事が出来るため、Web開発でよく使用されています。
PHPの主な特徴として
「HTMLで記述したファイルに埋め込んで使えること」
があげられます。
これによってPHPとHTMLを別々のファイルとして扱うのではなく、１つのファイルにまとめることができます。
JavaScriptはブラウザ側で動くプログラミング言語
他によく使用される言語として「JavaScript」があります。
「JavaScript」はWebサイトを閲覧しているブラウザがコードを受け取り、そこで動作しています。
つまり、ブラウザ側で動くプログラミング言語です。
しかし「PHP」はサーバーサイドでコードを実行するため、Webサイトを閲覧しているブラウザはその結果のみを受け取る形になります。
「JavaScript」はコードを誰でも見ることが出来ることに対し、「PHP」はどのようなコードなのかは見ることが出来ません。
JavaScriptについてはこちらの記事をご覧ください。
【初心者向け】JavaScriptの基礎知識や勉強法をご紹介！
PHPを動かすには？
PHPを実行するためにはPHPがインストールされたWebサーバーと呼ばれるものが必要です。
ローカル（自身のパソコン上）でやるためには「MAMP」や「XAMPP」など、仮想のサーバーを作れるソフトウェアが必要になります。
インストールするだけで無料で簡単に使えます。
Macでは「MAMP」、Windowsでは「XAMPP」を使用するのがオススメです。
MAMPのインストールについてはこちらの記事をご覧ください。
【PHP初心者向け】MAMPインストール手順を簡単解説！
PHPの書き方は？
PHPファイルは「.php」という拡張子をつける事でコンピュータがこれはPHPファイルですよと認識してくれます。
例えばindexページをPHPファイルにしたい場合は
「index.php」
と表記することにより、「これはPHPのindexページです」と認識されます。
PHPを記述する場合、「<?php」で始め、「?>」で終わるルールがあります。
この「タグ」と呼ばれる中に記述する行は複数行になっても大丈夫です。
ブラウザに出力するためには？
例えば、PHPでブラウザ上に「Hello World」と表示させたい場合、
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<?php echo “Hello World”; ?> |
書き方はこうなります。
ではどういう事をしているのか解説していきます。
- まずPHPであることを宣言するために「<?php」を書きます。
- 「echo」は文字列を出力するために使用します。
- 今回は「Hello World」を表示させるために使用しています。
- コードの最後には必ず「;（セミコロン）」を付けましょう。
- 終了するときは「?>」で終わらせましょう。
これでブラウザ上に「Hello World」と表示されていればPHPはきちんと書けています。
もし表示がされない場合は文字やスペースが全角になっていないか確認しましょう。
「”Hello World”」の部分は中の文字に関しては日本語や全角文字でも構いません。
まとめ
今回はPHPについて、
- ・PHPとは？
・動かすには？
・PHPの書き方は？
・ブラウザで出力するためには？
を解説いたしました。
PHPの基礎の部分になるので、きっちりマスターしておきましょう。
