こんにちは、
プログラマ経験者のゆきです。
さて、早速ですが本題に入りたいと思います。
近年何かと話題に登るAIプログラミング。でもどんな言語でどんなことが出来るのかなど、実は知らないという方も多いのではないでしょうか。
AIプログラミングに興味がある方はぜひこの記事を読んで今後の学習や、自分が学びたい分野を決めるのに役立ててくださいね。
目次
そもそもAIプログラミングって何?こんなことができます!
AIプログラミングって何?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。まずはAIプログラミングの概要や出来ることについてお話します。
そもそもAIとは?
AIはArtificial Intelligenceの略称です。人工知能とも言われますが、現在のところAIには明確な定義はありません。
AI(人工知能)のエンジニアの需要は今後さらに高まることが予想されており、参入する企業は増加中です。これまでITとは関連のなかった業界でも、AI(人工知能)を活用した事業に積極的な姿勢を見せています。AIプログラミングはプログラミングの中でも難しく参入障壁の高い分野と言えますが、その分これからの需要も高く、覚えるととても役に立つ言語だといえます。
AIプログラミングって何ができるの?
AIプログラミングは機械に学習をさせることにより、人間と同じようことができるようになります。「機械」というと決まった動作しかできないというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、学習をさせることにより人間よりも幅広いことが可能です。また、話す・聞く・書くというような分野への対応も可能です。
・画像の処理や識別
・音声処理
・自然言語処理
・共通点を見つける作業
主に上記の4つに分類されます。
この4つがそれぞれどんなことができるのかを解説していきます。
1.画像の処理や識別
まずAIにできることとして、画像の処理や識別ができます。これは人間の目と同じですが、大量の画像データをビックデータとして読み込み、それとマッチするものがあった時になにかしらのアウトプットを行います。このようにAI技術では、ある特定の分野で大量の画像データから統計処理を行い最適な答えを選別できるのです。
また、画像を認識してカラー画像にするというようなことも可能です。
2.音声処理
次に、AI技術では音声処理をすることができます。音声処理とは、人間の会話する声や、何かの物音などを識別し何かアウトプットするような技術です。すでに私たちの身近でもこの機能は使われており、Siriなどが例として挙げられます。
機械とおしゃべりをするというのも現実的に可能になってきています。
3.自然言語処理
AI技術を使うと、人間のように話したり、記事を執筆したりなど機械が言語を扱うようになります。また、写真に何が映っているかを言葉や文章にするというような言語化することも可能です。
4.共通点を見つける作業
AI技術を用いると、何かしらの共通点を見つけてくれてアウトプットすることができます。未確認の情報を推測したりお関するということも膨大なデータを読む込むことにより可能となります。
AIはデータを取得して、解析して機械学習によってアウトプットすることが得意です。
AIプログラミングの言語一覧!この中から学ぶものを探してみては?
Python
機械学習の言語の中で最もおすすめなものがPythonです。Pythonは現在の機械学習、科学計算の分野で最もシェアを獲得している言語です。Pythonはスクリプト言語です。コンパイルしないので実行速度が遅いという難点はあります。
ですがNumpy/Scipyという強力なライブラリが、CやFortranと言った高速動作する言語で書かれた計算をPythonから使えるようにしてくれるので、速度の面で困ることはあまりないでしょう。
R(アール)
R(アール)言語も機械学習の中でおすすめな言語です。R言語は統計解析が得意な言語となっています。データ解析、AI分野で必須の技能である統計学の分野でよく使われます。Rでも便利なパッケージが公開されており、Pythonと同様、有名なアルゴリズムの多くがパッケージで簡単に使える点が強力です。
ただ、RはPythonよりも更に高速な動作が苦手で、またコミュニティの特性からか、公開されているライブラリを使いこなすにも専門分野の基礎知識が必要です。
R言語はPythonよりも少し高度で初心者が学ぶには難しいといえます。
Julia
Julia(ジュリア)近年注目を集めている技術計算のためのプログラミング言語です。
JITコンパイラと呼ばれる技術を使っているので、スクリプト言語でありながらCに並ぶ高速動作を可能としています。PythonやR言語のライブラリもJuliaから簡単に扱うことができます。
シンプルな文法の言語であるといえます。
JavaScript
JavaScriptは機械学習以外の分野でも良く使われている言語です。AIを使うためのライブラリが公開されています。以下のようなライブラリが有名です。
・Keras.js
・deeplearn.js
すでにJavaScriptを学ばれているという方は機械学習もJavaScriptから始めてみるのも良いかもしれません。
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初心者にはPythonがおすすめ
AIプログラミングを学びたい初心者の方はPython一択だと思っていただいて結構です。専門的にやりたいことがあっても学びやすくAI分野で需要が高いPythonをまず学習することをおすすめします。
Pythonはコードが完結でわかりやすいという特徴があります。また、AI(人工知能)に関連するライブラリが豊富であるため、簡単かつスムーズにAI(人工知能)開発が行えます。実行速度が遅いのが難点ですが、よほど速い速度を求められる場合以外は気にならないでしょう。
データ分析を行いたいなら「R」
AIの中でもデータ分析を行いたい方はR言語をお勧めします。ビッグデータの解析や機械学習のためには、統計解析の知識が必要であり、R言語を用いることで効率的にデータの解析ができるようになります。最初に学ぶのであればPythonがおすすめですgあ、統計解析だけをやりたいという方は「R」をおすすめします。
お試しでAIプログラミングをしたいならJavaScript
本格的にAIプログラミングを学ぶというのではなく、お試しでやってみたいならJavaScriptをお勧めします。JavaScriptは比較的簡単に取り組むことができる言語であるだけでなく、機械学習以外のプログラミングにも幅広く使われているため、入門しやすい言語だといえます。
特にすでにJavaScriptを学ばれている方がAIプログラミングをやってみるきっかけとしてまずはJavaScriptでAIプログラミングを試してみるのもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?今回は、AIプログラミングの言語について説明しました。
AIプログラミングをこれから勉強される方には、文法が分かりやすくかつ汎用性や需要も高いPythonを学ばれることをお勧めします。
難しそうで一部の人しか扱えなさそうなイメージのAIプログラミングですが、現在では意外に幅広くどんな方でも学習することが可能です。AIプログラミングはまだ勉強している人が少ない上にこれからも需要が高まり続けていくであろうと予測される言語ですので、勉強してみることをお勧めします。
この記事が、AIプログラミングの学習の第一歩に役立つと嬉しいです。