Lesson8 | 4つの保険「死亡保険・医療保険」

前回までに3つの保険のカタチを見ていきましたが、そのカタチを使って作られた保険商品のほとんどがこの4種類に分かれます。それは「死亡保険」「医療保険」「がん保険」「学資保険」です。


今回はその4種類のうち2種類「死亡保険」と「医療保険」をみていきましょう。


死亡保険


死亡保険は「死亡」した時を保障する保険です。


3つの保険のカタチでも説明したのがこの「死亡保険」というものです。


死亡によって保険会社はお金を払わないといけないため、保障する期間の間の死亡する確率で保険料が違ってきます。


低解約返戻金型終身保険


3つのカタチの死亡保険のうち、終身保険は一生涯保障でお金が貯まるタイプでしたが、その中でも貯蓄率が一番高いのがこの「低解約返戻金型終身保険」と呼ばれるものです。


知る人ぞ知るものですが、今では養老保険のカタチをした「学資保険」よりも貯蓄率が高いと人気が出てきています。



このように払込が終わるまでは、通常の終身保険より解約した時の受け取れるお金(解約返戻金)は低いですが、払込が終わった途端に一気に養老保険の貯蓄率より上がるという商品です。


途中で解約すると普通よりも少ないため、解約しない前提で貯めていくような子供の大学資金(解約してしまうと大学にいくお金がなくなるので、通常解約はしない)で使うといいでしょう。


医療保険


医療保険は「ケガ・病気」の時を保障する保険です。


基本的には「死亡」した時にお金は出ません。(特約でつけることはできます)


病気を保障するので、保障する期間の間の病気をする確率で保険料が違ってきます。


どの医療保険も「入院」「通院」「手術」の際に支払われます。


入院日額・通院日額


商品によって保障される病気が微妙に違いますが、どの保険も「入院したら1日1万円」「通院したら1日5千円」というかたちの日額という支払われ方になります。



日額は保険に入る時に決められます。大体日額3千円〜2万円の間で設定できます。


日額が上がるほど保障が上がるわけなので、保険料ももちろん上がります。


(日額5千円と日額1万円の保険料は単純に倍になります)


手術給付金


また、手術の際にも保険が下ります。


もらえる金額は、さきほどの日額で決まってきます。


どの医療保険も手術の内容によって、日額の10倍、20倍、40倍と決まっていて、例えば「帝王切開なら日額10倍」と決まっているので、日額1万にしていれば、10万円がもらえるというわけです。


この倍率も、なりやすい病気ほど倍率が低く、なりにくい病気ほど倍率が高くなっています。


(うまく出来てますよね〜)


1入院の限度日数


また、1入院の保障日数(限度日数)というものも保険に入る時に決めます。


商品によって違いますがほとんどは1入院30日、60日、120日、180日の中から選べます。


(保険料は30日と60日で倍になるほどではありません)


しかし、よく誤解している人が多いのが、この「1入院」です。


1入院を1回の入院だと思っている人が多いのですが、同じ原因の病気が原因で入院したトータルが1入院です。


例えば、知人は60日保障の医療保険に入っていたのですが、ガンで最初30日入院しました。その後退院したのですが、しかし再度60日入院してしまいました。


回数としては2回の入院なのでそれぞれ限度日数60日内なので、保険が下りそうな気もしますが、「同じ原因の病気」での入院なので、最初の入院30日分と2回目の入院の最初30日で限度日数いっぱいなのです。


残りの30日は出ません。

日帰り入院

最近では、日帰り入院というのも増えてきました。その日に手術してその日に帰れるというものです。

それでも手術代はそれなりにかかります。ポリープなどは基本日帰りで手術です。

しかし、保険商品によっては日帰り入院は保障対象外となっているものもあるので、その場合には大抵、「特約」というかたちでつけることはできます。

しかし、最初から日帰り入院を保障している商品であれ、最初からついていない商品で特約でつけたであれ、保障の範囲が広がっているわけなので、それなりに保険料は上乗せされているということを忘れないでください。

大きい病気の時だけ保障されればいいという人は、最初からついていない医療保険の方が無駄にお金を払わずに済みます。


特約


医療保険にも特約を色々つけられます。


保険会社によって多少差はありますが、女性特有の病気での入院・手術の際に多めにお金がもらえる女性疾病特約や入院しか保障しない保険商品などにつけられる「通院特約」という通院も保障する特約、死亡した時に保険が下りる死亡特約など様々です。




医療保険には掛け捨ての定期保険タイプと終身保障でお金が溜まる終身保険タイプの2種類があります。




保険の払込期間と払込方法


ちなみにどの保険も入る時には払込期間と払込方法を選択することができます。


保険の払込期間


3つの保険のカタチでは「60歳まで払ったら」というかたちで説明をしましたが、保険料の支払い(払込)は保険に入る際に65際まで、80歳までなど自分で自由に選択できます。(保険商品によって選択できる払込期間は異なります)


その際、終身保険以外は払込期間が保険期間になってきます。


保険の払込方法


保険の払込方法も自分で選択できます。


例では「月払い」という月々で払う方法で説明しましたが、「年払い」で1年ごとに払ったり、「一括払い」なんていう金持ちな払い方もあります。


ちなみに保険会社はあなたからもらった保険料を元に運用をして利益を得ています。


なので、早めにお金をもらえるのであればその分割引をしてくれます。


そのため、月々で払うより年払いの方が月々に換算すると少しやすくなり、一括払いともなるとトータル払う金額が月々で払うよりも数十万から数百万も違ってくるんです。


しかも、貯蓄性のある商品の場合、さらに貯蓄率というお金が増えるパーセンテージも月々より年払いの方が高くなり、一括払いはさらにお金が増えるのです。


銀行に預けたところでお金は減るばかりなので、経営者などお金がある人ほど一括払いで払って保険で資産運用をしている人がほとんどです。

この練習でわからない所を質問する※部活外の質問はできません

既に出ている同じ内容の質問やレッスン以外の質問には回答致しません。こちらから既出の質問・回答をワード検索できます。(仮入部部員は利用不可)

ログインが必要です

この練習への質問一覧

ログインが必要です