Lesson9 | 4つの保険「がん保険・学資保険」

4つの保険最後の2つは「がん保険」と「学資保険」です。


がん保険


がん保険は「癌(がん)」だけを保障する保険です。


医療保険でももちろん「病気」扱いなので保障はされますが、その中でもがんだけを取り出して重点的に保障する保険が「がん保険」です。


3人に1人はがんで亡くなる、2人に1人はがんにかかる


がんは細胞の核の中に遺伝子(DNA)が傷ついて起きる病気です。


厚生労働省の人口動態統計によると、がんは昭和56(1981)年に脳血管疾患を抜いて死因のトップとなってから常にその座を維持し、一貫して上昇を続け、全死因の約3割を超えています。


厚生労働省が発表している「人口動態統計(確定数)の概況」を見ると、その事実は一目瞭然です。



また、一生のうちがんにかかるのは、2人に1人の確率と言われています。「国立がん研究センターがん情報サービス」より、主ながんの生涯罹患リスクについて、以下の表にまとめてみました。男性は前立腺がん、女性は乳がんの罹患率が高く、11人に1人の割合であることがわかります。




それだけ身近な病気なんですね。

またがんになってしまった場合、ステージ(がんの進行具合)によっては入院を繰り返したり、通院でバカ高い薬を飲み続けたり、ととにかく金がかかるのです。

ちなみに私の母は私が小さい時に死亡率の高い大腸ガンで亡くなりましたが、自由診療と呼ばれる健康保険の効かない治療も行なっていたので費用は数百万を超えていました。


がん保険でおなじみのアフラック


なので、そこだけを手厚く保障しようという形でアヒルのCMでおなじみのアフラックが最初に商品を作り、そこから今では各社作ってメジャーな商品となっています。

ちなみにがん保険でメジャーなアフラックですが、私は絶対にお勧めしません。

CMばかりやって経費かかってるのもあり、医療保険以外のどの商品も割高で、実際の商品内容も保障範囲が実は他社より狭いんです。

基本、CMやってるようなとこは割高です。(保険だけでなくどんな商品でもそうですが)



がん保険の特徴


がん保険の特徴は医療保険と同じように「がん」での入院と通院で保険が下りる以外にも「診断給付金」といって、がんと診断されただけでお金がもらえます。

ちなみに図にある「上皮内新生物」とは、何層にも重なった皮膚の中でも「上皮」という上の層の中に出来たガンの子供です。「浸潤」といって、他の細胞に広がって悪化はしていかないガンになります。


上皮内新生物は日帰りで手術して終わり程度の軽いもので、なりやすい病気なので、給付金が低く設定されています。


ちなみにさきほど2人に1人ががんになると言いましたが、このなりやすい上皮内新生物も入れての統計なので騙されないようにしましょう。


がんの三大治療


がんにかかった場合の治療方法として、三大治療があります。

それが、「手術」「放射線」「抗がん剤」です。


軽いものなら、手術で終わり。


重くなっていくほど、手術以外にも抗がん剤を使って継続的にがんの進行を抑えたり、放射線で治療をします。


そうなってくると副作用も多くなり、常に吐き気があったり、髪の毛が抜けていくわけです。


ちなみに医療保険でも放射線は「手術」になるので保障されますし、抗がん剤も基本通院でもらって飲み続けるので、通院保障がついている医療保険であれば通院一回ごとに日額分のお金が出ます。


学資保険


学資保険は「子供の学費を貯めよう」という目的で作られた保険商品です。


今では各社商品を出しています。



保険をただの「保険」としての保険料というかたちで払わせると月3万円程度が客に加入してもらえるMAXですが、「貯金」しかも「子供のため」というかたちで保険に入ってもらえれば「保険料を払う」ではなく「貯金を貯める」という感覚になってもらえるので、保険会社や保険代理店の営業も月5万、6万、10万といった保険に入らせやすい。ということなんですね。



なんだか悪く聞こえますが、貯金するくらいなら確かに保険の方が貯蓄率はいいので株投資など得意な人でない限りはこちらの方がいいのです。



学資保険はこんなかたちで、子供に保険をかけて、保険料を親が払っていくものです。


ちなみに他のどの保険でも、保険対象者と保険加入者(保険料の支払者)は別にできます。


学資保険の場合、保険の満期を16歳、17歳、18歳あたりで設定します。


そして、大学入学直前などで満期を迎え、貯まったお金を進学費用に使うという目的で入ります。


学資保険という名前はついていますが、実態は死亡保障がついているただの死亡保険の貯蓄型を18年払いなどにしているだけなので、子供がなくなってしまった場合にも保険が下ります。


しかし、今では学資保険よりも低解約返戻金型終身保険で入った方が貯蓄率は高くてそちらに入る人がだんだん増えてきています。

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