どうも、かずきちです。
ここでは、ウェブカツ!!でも作り方を教えている、WordPressという世界中のHPで最も使われているCMSというシステムを使った「デザインテンプレート(システムテンプレート)」を作成して、世の中に販売し稼いでいく方法を何回かに渡ってご紹介します。
WordPressってなに?という方は「WordPressってなに?」を先にご覧ください。
WordPressテンプレートなんて売れるの?
エンジニアの方々で多いのが
「WordPressテンプレートなんて売れるの?」
「もう、WordPressなんて時代遅れでしょ」
という声です。
今でも「Wix」のような無料でHPを作れるサービスはいくつも存在しています。
しかし、それは「IT業界にいる」からそう思える。「エンジニアだから」そう思える。だけに過ぎません。
なぜなら、
他の業界の人はそんなこと知らないから
です。
私は、不動産や保険の営業という異業種からIT業界へやってきたのでその現状がとてもよく分かっています。
営業をしている中で色々な業種の様々な方とお会いして、目の当たりにしてきました。
実際に不動産屋の頃にHP制作会社に発注をかけた経験があるので、客側の心理や考え方もわかります。
幼稚園の先生はいまだにPCはほとんど触れません。
不動産屋も中小のお店は腐る程多く存在し、今だにエクセルで顧客を管理し、ブラウザはIEしか知りません。
飲食業は手書き管理も多い。
ホームページの「ホ」の字も知りません。
そもそも、「WordPress」なんてものも分かっていません。(名前を聞いたことある人は増えてはきていますが)
SEO?リンクいっぱい貼っておけばいいんだよね?
HP?自分で作るなら、なんか市販のソフト買うんでしょ?
そんなレベルなんです。
IT業界にいるから「当たり前」なものは他業界では「当たり前ではない」ということです。
もちろん、10年前に比べれば少しは他業界のIT知識も上がってきてはいますが、ほとんどが大手だけです。
今だに中小企業や個人商店レベルでは遅れたままになっています。
もちろん、20年後がどうかはわかりません。
ただし、私の感覚では10年近くは最低でもこの状況はほとんど変わらないでしょう。
今でもWordPressが世界中のHPで一番使われているCMSです。
WordPressテンプレートなんて無料のものもあるし、いっぱい販売されてない?
僕もそう思いました。
しかし、実際は違ったんです。
もちろん、無料のものは多いです。しかし、
ほとんどが海外製。英語。
IT業界では「英語」はある程度慣れている人も多いですが、他業界では違います。
不動産屋なんて英語のサイトをちょっと見ただけで、すぐ閉じます。
エンジニアやIT業界では「当たり前」なものが他業界では全く当たり前ではありません。
「英語」という時点でもう日本人は「アウト」なんです。
検討のテーブルにも入りません。
(もちろん、全員が全員ではありませんよ?その母数はとても多い。ということです。)
じゃあ、日本製の有料テンプレートはどうなの?というと
これもまた、「The使い回し」というデザインのテンプレばかり。
もちろんそれでも売れはしますが、もし
「お店をやる。HPを作りたい。自分で作りたい。テンプレを探さないと。」
と探した時に「ありふれたもの」を使う人もいれば
使わない人もいる
わけです。
そこがまたビジネスチャンスなんですね。
もちろん、その母数はすごく多いわけではないですが、
個人レベルで稼ぐ分には十二分の収入を得られる母数です。
いわゆゆ「隙間産業」というやつです。
マーケティング的に言えば、「ポジショニング」をきちんと取っていくということです。
競合が少ないけれども一定の母数がいて収益が得られていく「狩り場」を探す事です。
さらに
「ちょっとこのテンプレだとうちの店に合わない」
「こういう機能がほんとは欲しいのに」
という声も多くあります。
これは客側として私自身が使って経験したことでもあります。
ただのテンプレートでも
ブロガー用なのか
さらにアフィリ目的のものなのか
飲食店の人が使うのか
その中でも焼肉なのか、中華なのか
それによって使いたい機能というものも違ってきます。
今のところそこまで考えて作られたテンプレートは少ないのです。
他にも
テンプレートを買ってくれるのが実は○○だったり
高○○なものが実は買われて使われるものでもなかったり
お客さんは制作サイドのように○○できなかったり
HP制作業界は○○率が高いから実はずっと売れ続けてくれたり
大手が手出しできない○○がよかったり
こういった事がビジネスチャンスに繋がっていくわけですが、
それはまた次回以降で。