「稼ぐ」とか「お金」という言葉はどうも毛嫌いしてしまう人が多い。
SNSなどうすっぺらい「楽して100万円」「一日で◯万円も稼げちゃった!」なんていう記事が垂れ流されているのもあるだろう。
ここで、ひとつ質問をしたい。
「あなたはお金が好きですか?」
もちろん、嫌いなんて答える人はほとんどいないだろう。
ちなみに私は大好きな方だ。
社会人で営業をやり始めた時にも採用面接で「金が稼ぎたいからです」と素直に答えていた。
経営者や成功している人は大抵、お金が大好きだ。でも、公言はしない。イメージが悪くなるからだ。
(もちろん、お金をある程度稼ぐと、お金じゃないものに価値を感じ始める)
ここで、もうひとつ質問をしたい。
「あなたはお金を稼ぐために努力をしていますか?」
「仕事を頑張っているよ」と答える人もいるかもしれないが、会社員で固定給で仕事をしているのは「稼ぐ」とはいわない。
稼いでいるのではなく、もらっているのだ。
歩合給のように努力した分増え、自分みずから稼ぎにいって初めて「稼ぐ」といえる。
こういうと「稼ぐ」という努力をしている人はごく少数だろう。
しかも、稼げない人というのは自分を偽っている人が多い。
エンジニアにも多いが、そういう人に限って
「大事なのはお金じゃない」と言う。
これってとてもカッコ悪いことを言っている。女性にモテない典型的なパターンだ。
そういった事は「お金を稼いでから」言おう。
もちろん、大事なのはお金ではない。
しかし、本当に心からそう思えている人はほとんどいないだろう。
漫画「カイジ」の世界のように誰でも目の前に一億あったらなんでもするだろう。
しかし、稼げない人ほど自分を偽っている。
お金が稼げない自分を認めたくないから、「大事なのはお金じゃない」という納得をさせようとしてしまう。
しかし、金を稼ぐためには、金が稼ぎたい、なんとしても稼ぎたいと思わなければ稼げない。
(といっても、死にものぐるいな必要はない。適度に稼ぎたいと思い、正しい努力をするだけ)
だから、そんなアナタに言おう。
自分を偽っている限り稼ぐことは出来ない。
そろそろ、欲望に素直になろう。