- プログラミングを勉強しようと思っているけど、なんの言語から始めたらいいのだろう
- プログラミングって難しそうだし、途中で挫折しないか心配
こんな悩みをお持ちの方は、ぜひこの記事を最後までご覧ください。この記事を最後まで読むと、最初に学ぶべき言語が明確になります。言語選びは非常に重要なので、失敗したくない人は必見ですよ。
【プログラミング初心者必見!!】簡単なプログラミング言語ベスト3
プログラミングの言語選びは、案件数や学習のしやすさ、汎用性を考慮して自分に合ったものを見つけなければいけません。プログラミングの言語数は現在200種類以上あるとも言われています。まずは”簡単“というところにフォーカスしてみていきます。
早速ランキング形式で、簡単なプログラミング言語を紹介していきます。
ベスト1 PHP
第一位はPHPです。PHPが1位の理由は以下の通り。
- オープン形式で公開されている
- 文法が簡単で扱いやすい
- 環境開発が簡単
- HTMLに埋め込み可能
- ライブラリが充実している
それぞれ解説していきます。
オープン形式で公開されている
PHPはオープンソースのソフトウェアなので、ソースコードを自由に使ったり、変更することができます。また、特定の会社から出されているわけではないので、倒産などによって突然使えなくなってしまうことが無いので、安心です。
文法が簡単で扱いやすい
PHPは文法も比較的簡単です。他の言語なら2,3行コードを書く必要があるものも,PHPなら1行でかけてしまうこともあります。
環境構築が簡単
プログラミングの環境開発で躓いて挫折を経験した人は多数います。「ただ使えるようにするだけで?」と思うかもしれませんが、それほどプログラミングの環境開発は難しいです。しかしPHPならXAMPP、MAMPを使えば簡単に環境構築することができます。
XAMPP、MAMPとはWebアプリケーション開発のテスト環境を整えるためのアプリケーションをパッケージ化したものです。XAMPP、MAMPだけインストール、ダウンロードしてしまえば、PHPが使える環境が整います。XAMPPはWindowsに特化したもの、MAMPはMacに特化したものとなっています。
HTMLに埋め込み可能
PHPはHTMLをベースにプログラムしていくので、理解しやすいです。以下でHTMLからPHPに変更したコードをお見せします。
【HTML】
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<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>PHP</title> </head> <body> <p>今日は2020年12月12日です。</p> </body> </html> |
【PHP】
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<!DOCTYPE html> <html lang ="ja"> <head> <meta charaset = "UTF-8"> <title>PHP</title> </head> <body> <p>今日は<?php echo date ('Y年m月d日');?></p> </body> </html> |
変わったのは、<p>のところだけです。HTMLだけで記述した場合、自動で更新されることはありません。日にちが変わるたびにコードを書き換える必要があります。しかし、PHPの場合は自動で更新されるので、コードを書き換える必要がなくなります。
1 |
<?php echo date ('Y年m月d日');?> |
このコードの “Y”や “m”,”d”はフォーマットが用意されており、使うフォーマットによって表示の仕方が変えることができます。
今回の場合
- Y ・・・ 西暦4桁で表示 (2020)
- m ・・・ 月2桁で表示 (12)
- d ・・・ 日2桁で表示 (12)
このように表示されるように設定することができます。
ライブラリが充実している
PHPには便利はライブラリが充実しています。ライブラリとは、あらかじめアプリ開発などに使われるプログラムをまとめたものです。ライブラリを使用することで、一からプログラムを組む必要がなくなり、開発効率が上がります。
また、ライブラリはプログラムがコンパクトなため動作が軽くなるというメリットもあります。
ベスト2 Ruby
簡単なプログラミング言語2位は「Ruby」です。特徴は以下の通り。
- 日本生まれのプログラミング言語
- フリーソフトウェア
- コードがとにかくシンプルで書きやすく、読みやすい。
それぞれ解説していきます。
日本生まれのプログラミング言語
Rubyは「まつもと ゆきひろ(通称:Matz)」さんが作った日本生まれのプログラミング言語です。そのため、参考書なども日本語で書かれたものが多数あり、躓いたときに解決しやすいというメリットがあります。
他の言語の場合、有用な参考書や動画は英語のものが多く、多少の英語のスキルが必要になってきます。
フリーソフトウェア
RubyもPHPと同様、フリーのソフトウェアです。無料で使えることはもちろん、複製・変更、および再配布も可能です。
コードがとにかくシンプルで書きやすく、読みやすい。
Rubyのコードはとにかくシンプルで書きやすいことが特徴です。直感的にコードを記述することができるので、ストレスも少なく、効率的に作業をすることができます。
作者のまつもとさん自身、「Rubyの言語仕様策定において最も重視しているのはストレスなくプログラミングを楽しむことである (enjoy programming)」と言っています。まさにRubyが目指していたことが実現して、人気の言語になっていきました。
ベスト3 Python
第3位はPythonです。pythonの特徴は以下の通り。
- コードがシンプル
- コンパイルが不要
- ライブラリが豊富
それぞれ解説していきます。
コードがシンプル
PythonもPHP,Rubyと同様コードがシンプルで読みやすいです。例えば、Pythonで計算式を書いた場合以下のようになります。
1 |
print (5+5) |
たった一行で書くことができます。これがJavaの場合だったらこうはいきません。3行から4行は書く必要があります。
コンパイルが不要
コンパイルとは、機械がプログラムを読み取れるように翻訳することです。JavaやC言語はコンパイル言語と呼ばれており、コンパイルが必要です。コンパイル不要だと簡単に実行できるため、開発が手軽にできるというメリットがあります。
ライブラリが豊富
Pythonはライブラリが豊富です。ライブラリを使用することによって、グーグルの拡張機能のように、簡単にできることが増やせます。
簡単なプログラミング言語から学ぶメリット
プログラム初学者がよくやってしまうミスとして、いろいろな言語に手を出してしまうことがよくあります。しかし、プログラミングは一つの言語をしっかり理解して使えるようになれば、次の言語を取得することは比較的容易になります。
なので、最初は簡単な言語でいいのでまずは一つの言語を理解して使えるようにすること。これが、これからプログラミングを使えるようにしていく上で遠回りしないための大事な考え方の一つです。
実際にやってみて確かめるのもあり
この記事では、簡単なプログラミング言語を3つ紹介しましたが、「自分に合うプログラミング言語はどれなんだろう?」と思う人は実際にコードを書いてみたり、試してみるのもありです。無料でも「progate」や「ドットインストール」など、学習できるサービスがありますので、一度それぞれの言語に触れてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は「簡単なプログラミング言語」について紹介しました。これからプログラミングを始めようという人にとって、大切な内容になりますので、ぜひ参考にしてこれからの勉強に役立ててくださいね。