ITエンジニアとプログラマーの違いとは？仕事内容など相違点を解説！！

ITエンジニアとプログラマーの違いがわからなくて困ってはいませんか？

実はITエンジニアとプログラマーには大きく異なる部分があります。

ITエンジニアとプログラマーの違いについて仕事内容など相違点を解説します。

ITエンジニアとプログラマーの違いとは

ITエンジニアとプログラマーの違いとは、仕事内容の違いだけと思っていませんか？

実は仕事内容以外にも多くの部分で違いがあるんです。

仕事内容を知った上で、その他の部分を理解することでより理解が深まるためまずはお互いの仕事について解説します。

ITエンジニアの仕事

ITエンジニアの仕事は、クライアントからの依頼をヒアリングを元に仕様と設計を担当することです。

その中でもITエンジニアの重要な仕事にクライアントとコミュニケーションを活かしたヒアリングがあります。

クライアントが考えている「このシステムを使い何を解決したいのか」を汲み取り、システムの仕様と設計を進めていきます。

ITエンジニアは、システム開発の流れで言う上流工程を主に担当します。

プログラマーの開発したシステムが、設計したとおりに動作するのかというチェックも仕事の一部です。

プログラマーの仕事

プログラマーの仕事は、ITエンジニアから受けた設計通りのシステムをプログラミング言語を用いて作り上げることです。

設計通りのシステムを作り上げるには、ITエンジニアとのコミュニケーションも重要です。

また、どのプログラミング言語を用いるかはプロジェクトによるためプログラミング言語をいくつも知っておく必要があります。

プログラマーは、仕様書に基づいてプログラムを書き、設計通りに動作するか確認する下流工程の仕事を主に担当します。

 ITエンジニアについて詳しく解説

ITエンジニアについて、具体的な内容を知っておくと職業選択をする上で判断する基準になります。

年収

ITエンジニアにおける平均年収です。

参照：厚生労働省（賃金構造基本統計調査）

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2017/index.html

考えていた以上に年収が低いと感じているのではないでしょうか。

2020年度の国税庁の調査によると、日本人の平均年収は441万円でした。

ITエンジニアは日本全体の平均より高いのは事実です。

しかし、人材不足と言われている業界からすると低いなと感じる方もいると思いますがエンジニアはスキルの有無によっても差が出る為、あくまで平均値として覚えておきましょう。

スキル

ITエンジニアに求められるスキルとして４つ挙げられます。

１．コミュニケーション力

２．ヒアリング力

３．提案力

４．マネジメント力

１つ目のコミュニケーション力は、クライアントの要望を出しやすくする関係性やプログラマーに期待するシステムについて伝えるためにも必要です。

２つ目のヒアリング力は、クライアントの要望に対して、潜在的な要望も汲み取るためにも必要です。

３つ目の提案力は、ITについての知識を踏まえて、どのようなシステムを構築すべきか提案して納得してもらうために必要です。

４つ目のマネジメント力は、プロジェクトを円滑に進めれるように仲間に役割を与えることや進捗管理などを行うためにも必要です。

資格

ITエンジニアになるための必要な資格はありません。

しかし、ITエンジニアになるために持っておいて損はしない、おすすめの資格を紹介します。

IT系の資格の中で一番有名な資格が基本情報技術者試験です。

ITについての基礎知識のレベルを測ることができます。

また、応用情報技術者試験でさらなるレベルアップも測ることができます。

２番目のシステムアーキテクト試験は、情報システムや組み込みのシステムにおけるアーキテクチャーの設計とシステム開発を主導するエンジニアを対象としています。

３番目のネットワークスペシャリスト試験は、ネットワークシステムの構築・運用に携わるネットワークエンジニアやインフラ系エンジニア、またそれらを目指している方向けの資格です。

プログラマーのについて詳しく解説

プログラマーについて、具体的な内容を知っておくと職業選択をする上で判断する基準になります。

年収

プログラマーにおける平均年収です。

参照：厚生労働省（賃金構造基本統計調査）

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2017/index.html

ITエンジニアと比べると平均年収が低いですね。

理由の１つとしてITエンジニアはプログラマーの経験を経てなることが多く、ITエンジニアはプログラマーと比較するとスキルが多いと言えるため年収に差が出ると言えます。

ITエンジニアと同じくプログラマーは習得言語の数やスキルの有無によって年収差が出る為、あくまで平均値として覚えておきましょう。

スキル

プログラマーに求められるスキルとして3つ挙げられます。

1つ目のコミュニケーション力は、ITエンジニアと同じく重要なスキルです。

ITエンジニアほどのコミュニケーション力というよりは、エンジニアとの関係やプログラマー同士の関係構築に必須です。

2つ目の論理的思考力は、因果関係を整理し順序立てて考えることです。

プログラムは求めている機能毎に作り１つのシステムを完成させるため論理的思考力が必要となります。

3つ目の向上心は、IT技術の進歩が半年または1.2年周期で変化しているため、変化に遅れないように日々の学びが必要です。IT言語は１つでは終わらずに、開発するシステムごと新たに習得する必要があります。向上心を持って学び続けましょう。

資格

プログラマーもなるために必要な資格はありません。

どのプログラミング言語を扱うかによって対象となる資格も変わるため、職場や業界で使われている言語で資格取得をしたり、学んでいる言語の資格取得をすると良いでしょう。

プログラマーになるために持っておいて損はしない、おすすめの資格を紹介します。開発するシステムごとに資格があり、言語習得後に試験を受けることをおすすめします。

言語によって資格も変わる為、一概に言うことはできませんが、オラクルの資格のSilver とGoldは世界共通の資格となります。

まとめ

今回は「ITエンジニアとプログラマーの違いとは？仕事内容など相違点を解説！！」について紹介しました。

ITエンジニアとプログラマーの違いが、この記事を読んだことで理解が深まったのではないでしょうか。

ぜひ、ITエンジニアやプログラマーにチャレンジしてみてくださいね。