こんにちは、ハルキです。
今回は、プログラマーに求められる必要な能力やスキルを3つ紹介します。
また、あると便利なおすすめの資格もあわせて紹介します。
将来、プログラマーやエンジニアとして働きたいと考えている方は、ぜひ読んでみてくださいね。
目次
プログラマーに必要な能力やスキルは3つだけ
プログラマーに必要な能力やスキルは、こちらの3つです。
・コミュニケーション能力
・論理的思考力
プログラミング能力
プログラマーに最も求められる必須スキルは、プログラミング能力です。
サービスやシステムを構築するために、さまざまなプログラミング言語を扱ってコードを書き込むスキルです。
プログラミング言語にはたくさんの種類があり、作る内容や企業のニーズによって使用する言語は異なります。
開発する目的や環境に応じて、新たな言語を習得したり、ある言語について専門的に詳しくなることで、活躍の場をさらに広げられるでしょう。
コミュニケーション能力
プログラマーと聞くと、パソコンと向き合って黙々と仕事をするイメージが強いですが、コミュニケーション能力も必須です。
プログラマーは、顧客の要望をきちんと理解し、実際にコードを書いて、要望を実現していく職業です。
また、顧客とのコミュニケーション以外にも、デザイナーや他のプログラマーと協力して仕事をしなければなりません。
なので、業務をスムーズに進めていくためには、関係する人達としっかりとしたコミュニケーションを取ることが大切です。
顧客やプロジェクトのメンバー、取引先企業と綿密にコミュニケーションを取ることが、円滑に仕事を進めるためのカギとなります。
論理的思考力
プログラマーにとって、ロジカルシンキング、すなわち、論理的思考力は必要不可欠です。
なぜなら、プログラミングをするには、物事を順序立てて考え、それをしっかり構築していくことが必要だからです。
また、一見難しく複雑に見えるものを論理的に解釈し、シンプルにして誰にでもわかりやすく伝えることは、チームでサービスを作り上げていくうえでも欠かすことができないスキルでしょう。
身につけておきたいスキルを2つ紹介
ここからは、プログラマーとして働くうえで、身につけておいたほうが良いスキルを2つ紹介します。
かならずしも必須のスキルというわけではありませんが、身につけておくと、さらなる高みを目指すことができるでしょう。
プログラマーが身につけておきたいスキルはこちらの2つです。
・学習を続ける粘り強さ
数学的な処理知識
プログラミング開発をしていくうえで、時には、数学的な処理をする必要が求められることもあります。
たとえば、業務系のアプリケーション開発では、売上や在庫管理や会計上の計算など、数値を扱うことが必要です。
他にも、ゲーム開発をする際に、よりリアルな動作を表現するためには、力学などを用いた計算を行います。
もちろん、数学が苦手だからといって、まったくプログラミングができない、とまではなりませんが、数学が得意な方ほどコードをスピーディーに記述することができます。
学習を続ける粘り強さ
プログラマーの働く現場は、変化が激しいため、毎日のように新しい技術を学ぶことが求められます。
視野を広げて粘り強く情報を集めるスキルは、新しい技術を学ぶために必須でしょう。
今までの知識や使っていた言語にいつまでもこだわっていると、いつの間にか自分が取り残されてしまい、要らない人材になってしまう可能性があります。
なので、常に新しいものを柔軟に取り入れられるかどうかがプログラマーとして肝心なんです。
学習の継続や技術の向上は、トラブルの解決だけでなく、キャリアアップにも有効です。
プログラマーにおすすめの資格6選
プログラマーになるためには特に資格は必要ないです。
とはいえ、資格は持っていて損はしないので、気になる資格があったら積極的に取得をしましょう。
プログラミングの資格試験に合格していると、企業から評価されたり、自分のスキルアップに繋がったりします
プログラマーにおすすめの資格は、こちらの6つです。
・ITパスポート
・PHP技術者認定試験
・Javaプログラミング能力認定試験
・Ruby技術者認定試験
・C言語プログラミング能力認定試験
基本情報技術者試験
プログラマーにおすすめな資格のひとつめは、「基本情報技術者試験」です。
基本情報技術者試験は、ITエンジニアを目指す人が取得する資格として最も人気です。
経済産業省の情報処理推進機構(IPA)が実施している国家資格です。
基本情報技術者試験は、幅広く認知されている資格なので、評価されやすいです。
IT業界で仕事をするにあたって必要なネットワークやデータベースなどの基礎知識を持っていると証明ができます。
基礎的な知識を求める資格ですが、試験の合格率は25.8%。
なので、基本情報技術者試験を受けるなら、しっかりと学習をしてから受験することをおすすめします。
ITパスポート
ITパスポートは、経済産業省の情報処理推進機構(IPA)が実施している国家資格です。
独学でも取得できる、最も簡単で受けやすい資格です。
未経験からIT系を目指す方が1番最初に取得する資格として人気です。
ITパスポートを取得することで、エンジニアなら知っていて当然の情報リテラシーやセキュリティ対策などの基礎知識を習得できます。
ITパスポートの合格率は50%前後。
なので、基礎的な資格だから簡単に取得できる思わずに、事前に学習時間を確保して学んでおきましょう。
PHP技術者認定試験
PHP技術者認定試験は、一般社団法人であるPHP技術者認定機構が実施している試験です。
PHP技術者認定初級試験は、以下のような目的で実施されています。
「一般社団法人 PHP技術者認定機構 試験概要」より引用。
初級試験の合格率は80%と、難易度はそこまで高くないので、比較的取得しやすい資格だといえます。
Javaプログラミング能力認定試験
「Javaプログラミング能力認定試験」は、Javaの開発に関わりたいプログラマーの方におすすめです。
Javaプログラミング能力認定試験は、サーティファイ情報処理能力認定委員会が実施している民間の資格試験となっています。
コンピュータエンジニアリングとシステム開発の知識を有し、アルゴリズム構築とプログラミングができる情報処理技術者を認定します。
「サーティファイ情報処理能力認定委員会 Javaプログラミング能力認定試験 試験概要」より引用。
と公式ページにあるように、Javaの基礎的なスキルを証明できる資格です。
合格率は、66.4%ほど。
Javaプログラマーを目指すなら、力試しに受けてみましょう。
Ruby技術者認定試験
「Ruby技術者認定試験」はプログラマーになりたい人全員へおすすめの資格となっています。
Ruby技術者認定試験は、非営利団体Ruby Associationが運営している試験です。
Ruby技術者認定試験については、公式サイトで以下のように述べられています。
認定者は、Ruby技術者としての技術力を公正に評価され、高い水準のRubyによるシステム開発能力を持つことを認定されます。
「Ruby Association Ruby技術者認定試験」より引用
Ruby技術者認定試験を取得すれば、Rubyに関する基礎知識や技術力を証明することが可能です。
合格率は公開されていません。
C言語プログラミング能力認定試験
C言語を使用するプログラマーには「C言語プログラミング能力認定試験」がおすすめです。
サーティファイ情報処理能力認定委員会が実施している民間の資格試験です。
C言語は、幅広いシステムで使われており、試験で出題されるコーディングやコンパイルなどのスキルは、現場を問わず需要があります。
C言語プログラミング能力認定試験は以下の表のように、1〜3級で受験するレベルが分かれています。
1級 | C言語を駆使し、応用プログラム(言語処理系、ユーティリティなど)が作成できる能力を有する。 また使用しているOSについて理解をしている。 |
2級 | 小規模のプログラム(500行程度)が適切に(理路整然、簡潔、正しく、速く)書ける。 また各種基本アルゴリズムを理解している。 |
3級 | C言語の概念を理解し、簡単なプログラムが書ける。 |
(「サーティファイ情報処理能力認定委員会 C言語プログラミング能力認定試験 試験概要」より引用)
1級は最も難易度が高く、得点率60%をとらないと、合格できません。
合格率は73%となっています。
プログラマーとしての実践的なスキルが必要な試験のため、事前に十分な準備が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、プログラマーに求められる必要な能力やスキルを3つ紹介しました。
ご紹介したスキルは才能ではなく、努力することで身につけることができます。
すべてを一気に身につけようとせず、1つ1つ着実に身につけていくことが重要です。
自分に合った学習法で、ぜひ、あなたも1歩ずつスキルアップしていきましょう。