こんにちは、みいです。
副業解禁が広まってきている昨今ですが、皆さんの中にも副業が気になるけど自分にも出来るのかな?と思っている方も多いと思います。
今回はその中でも女性の副業についてまとめてみようと思います。この記事を見ればきっと、自分が副業が出来るのかどうか、副業をするなら稼げる仕事は何か、副業をするときのポイントなどが頭の中で整理できはず。
早速見ていきましょう!
目次
副業解禁の流れ
まずは副業に関しての基本的な知識を付ける所からスタートしましょう。
なぜ今副業解禁が盛んに行われているのか?
近頃急に身近に感じられるようになった「副業」というワードですが、大企業やスタートアップ企業、そしてIT企業などで従業員の副業が推進されるようになった理由は何でしょうか?
これは、企業が副業を解禁する流れは2018年厚生労働省が作成している「モデル就業規則」の内容を変更したことが始まりと言われています。
労働基準として新たに副業・兼業に関しての言及がされるようになり、ガイドラインが整ったことにより副業解禁の流れが加速しました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192188.html
それでもなんとなく、副業は企業にとってマイナスイメージな気がしますよね。ですが、実は従業員が副業をする事によって企業が得られるメリットに注目が集まるようになったのです。
こちらの調査によると兼業・副業を導入することによって得られた効果についてもまとめてあります。
- 人材採用への効果を実感した(29.8%)
- 社員の離職防止への効果を実感した(35.6%)
- 人材育成への効果を実感した(38.3%)
- 副業・兼業をした社員がその経験を本業に還元できていると実感した(34.0%)
かつては副業は隠れてやるものと、イメージが良くありませんでしたが、企業側がメリットを感じ積極的に制度を導入することによって社員と企業相互に良い影響が出るという結果が認められてきているのです。
副業は解禁されたけど実際はどうなの?
2019年のこちらの調査(株式会社リクルートキャリア/兼業・副業に関する企業の意識調査)によると副業を認めている企業は30.9%です。
前年に比べると2.9%増加はしていますが、正直まだまだ過半数にはほど遠いですね。
では働く人側の調査をみてみると正社員で副業をしている人の割合は…たったの4%です。副業を解禁している企業と比べるとかなりの差があるのが実情です。
調査結果から、今後副業をしたいと考えている人は一定数居ることが分かるので何らかの理由でしたくても副業を実施できていない人が多いという結果が読み取れます。
http://www.stat.go.jp/info/kenkyu/roudou/h30/pdf/12giji2_3007.pdf
結局私は副業して良いの?
一般的な実情はともかく、自分が副業をしても良いのか知りたいという人は下の項目をチェックしてみてください。ひとつでも当てはまらない人は残念ながら現段階では副業をするのが難しいと言えるでしょう…
- 会社が副業を認めている
- 労働時間に問題がない(フルタイムの場合本業の残業時間と合わせて月100時間未満まで)
- 賃金の支払いに問題がない(フルタイムの場合副業は残業扱いとなるため割り増し賃金での支払い)
しかし上のチェック項目は副業として企業と雇用契約を結んで働く場合であり、フリーランスとして働く場合には適用されません。実際にはフリーランスとして副業をしている人も多いため、そのような人達に向けたガイドラインの整備も必要とされています。
まとめると企業と雇用契約を結んで副業をする際には本業の企業と副業企業で労働時間や賃金支払いを通算して行うため、両社の同意がないと難しい状況です。一方でフリーランスでの副業はまだガイドラインがないため、個人の裁量で副業をしている人が多いという事です。
女性におすすめの稼げる副業
基本的な副業についての知識を付けたところで、女性におすすめの副業を紹介します。
プログラミング
まずは最近注目度の高いプログラミングです。なぜプログラミングが女性におすすめの副業としてよく取り上げられているかというと、まずはやはりパソコンを使ってできる仕事の中で給料が高いという点でしょう。
もちろん誰でも出来る訳ではないので、副業としてプログラミングをしている女性は本業でもプログラマーとして活躍している人や、今は違う仕事をしているがその経験がある人が多いです。
しかし中には初心者からスクールに通いスキルを付けてクラウドソーシングサイトなどで自分で仕事を獲得している人も。
またプログラミングは今後も需要の高い仕事なので、今知識を付けておけば今後の転職やスキルアップの際に生かせるという事もおすすめの理由です。
ライター
次にご紹介するのはライターです。最近はWebの発達が目覚ましく、Webライターは常に不足しているともいわれています。
ポイントは初心者でもパソコンとインターネット環境さえあれば気軽に始められるという点です。クラウドソーシングサイトを使えば最初はもちろん単価が低い仕事が多いですが、経験を積んで単価を上げる事ができれば副業として十分な収入になるでしょう。
ライターは始めやすい分、競争率が高く、単価が低いというデメリットがあります。
なのでライターを志望する人は専門分野のライティングをしたり、キャッチコピーやマーケティングの知識を生かしたり、自分だけの付加価値を付けて文章を書くことが必要です。
Webデザイン
Webデザインも女性ならではの感性を生かして、活躍している女性が多い仕事です。もちろんWebデザイナーになるには、デザインの勉強を始め、基礎的なマークアップ言語の知識、それからデザインソフトへの投資などが必要です。
始める際の努力やお金の投資が必要ですが、そこをクリア出来れば女性が働きやすいWebデザインという仕事に就くことが出来ます。
働きやすいと言われているのは、パソコンさえあれば仕事の場所を選ばない事、リモートワークが認められている企業が多い事などが影響しています。
またWebデザイナーとしてお客さんが付けば、副業から専業のWebデザイナーに転身する人も多く将来の選択肢が広がります。
ネットショップ運営
最近よく目にするのがネットショップ運営関連の副業です。内容は買い付けサイトやオンラインショッピングモールの商品登録やカスタマー対応です。
オンラインショッピングサイトを運営する企業や個人が規模が大きくなったショッピングサイトの管理を一部委託する形です。
この仕事におすすめなのは、あまり副業の時間は取れないけど、とにかく単純作業で少しお小遣いを稼ぎたいという人です。
中には翻訳や画像加工等の仕事もある様なので、スキルを身に着けながら無理なく働くことが出来るでしょう。近頃のオンラインショッピングブームで求人を多く見掛ける様になったので、気になる方は今すぐチェックしてみてください。
副業をするときのポイント
では最後に副業をするために押さえておきたいポイントをまとめます。
本業とのバランス
なによりも本業があっての副業という事を忘れないでおきましょう。また双方の守秘義務を守る事も忘れずに、規則を守り中立の立場で仕事をすることを意識しなければなりません。
また副業であまりにも長時間働くことは健康管理にも影響を与えます。自分の中でバランスを決め、リラックス出来る時間も必ず取るようにしましょう。
副業をする目的を持つ
副業をする人は必ず何か理由を持って副業を始めています。その理由は人それぞれですが、それがないと本業をしながらの副業を続けることは難しいでしょう。
お金に余裕を持ちたいとか、自分のスキルアップをしたいとか、とにかくその副業がしたい明確な目標を立てて副業に対しても責任を持って取り組む姿勢が大切です。
確定申告など確実な知識を持つ
先ほどの副業解禁の項目でフリーランスの就業規則はまだ整っていないと書きましたが、収入に関してはある一定以上を稼いだ場合には必ず確定申告を行う必要があります。
会社員の場合は基本会社が年末調整をしてくれるため、特に意識をしていない人も多いかと思います。しかし副業の場合はそれらの処理を全て自分で行う必要があります。
確定値申告についてはここでは詳しく書きませんが、副業を始める前に必ず確認する必要がある部分です。
反対にそういう調べものをしたり、申請をしたりという事が面倒だと感じる人には全て自分の責任で進めなければならない副業はおすすめしません。
まとめ
どうでしたか?女性でも稼げる副業について少し理解が深まったでしょうか?
もちろん副業に興味を持つ人も多くなっていますが、本当に自分が副業をすべきかどうか、また何のために副業をしたいのか考える事が大切です。
自分の自由な時間を生かすという面では、本業と違う仕事をしてみたり、少し自由に使えるお金を稼いだり、副業も人生を豊かにしてくれるもののひとつだと思います。
副業を考えている方の手助けになれば嬉しいです。