こんにちは、最近料理に興味を持っていろんな料理を作っているはるかです。
今回は「Webライターに必要なスキル」について解説します。この記事を読む人は、以下のような方を想定しております。
Webライターってどんな職業なのかな…
Webライターに必要なスキルってなんだろう?
といった悩みを持つ方がこの記事を読めば、Webライターで稼ぐのに必要なスキルは何かが見えてきます。
それでは、解説します。
目次
Webライターとはどんな職業?
Webライターとは、ネット上で文章を書く職業です。
ひと昔前は企業に属して自社メディアの記事を執筆するスタイルでした。しかし、現在は企業に属さずにライターとして働く方が増えております。
では、どうやって稼いでいるのでしょうか。
上記のように報酬を得て、稼ぐといったスタイルが一般的です。
自分には難しいと思われるかもしれませんが、記事の後半で解説する方法を読めば未経験でもWebライターになれます。
Webライターに必要なスキル4つ
Webライターには以下のスキルが必要です。なかには社会人として基本的なものが含まれるので、自分は問題ないか見返してみましょう。
・基本的な日本語能力
・スケジュール管理
・マーケティング
・SEO知識
では、それぞれ解説していきます。
基本的な日本語能力
1つめは基本的な日本語能力。なぜなら、日本語でユーザーに伝えるからです。
接続詞や形容詞の使い方や敬語表現など、文章を作る上で大切な要素となります。正しく使えていないと、うまく伝わらない可能性が高いです。
例えば、以下の文をみてみましょう。
・私はトマト”が”好きです
・私はトマト”も”好きです
2つの文を見ると、意味が違いますよね。1つ目は「トマト」のみが好きという情報が伝わります。
しかし、2つ目は「トマト」が好きなことに加え、他に好きなものがあるという意味です。
「が」と「も」の違いだけだと思われるかもしれないですが、このような細かいところに気をつける必要があります。
スケジュール管理能力
2つめは、スケジュール管理能力。なぜ必要かというと、クライアントから仕事をもらう際、納期が決められているからです。
納期は◯日までに提出しますという約束であると理解してください。誰かに仕事を頼むとき、約束を破る人に「仕事を任せよう」とならないです。
では、なぜ納期に遅れるといけないのでしょうか?
約束を破るとマナー違反と思われるかもしれませんが、マナー違反以上にまずいことが起きてるのです。以下の画像を見てください。
赤い点線は納期が間に合ってれば、得られたはずの利益です。
このグラフは1日納品が遅れただけで、クライアントはその日得られるはずの収入が得られないということを表してます。もし大きなサービスだとすると、その額が大きくなります。
もし遅れたのが、1日ではなく1週間となると…大きな損害に。そのため、納期に間に合うようにスケジュールをしっかり管理する必要があるのです。
Webマーケティング
次に必要なのはWebマーケティング。対象にする人を絞ることで、次のアクションに移行する読者を増やすために行います。
Webマーケティングって何?
Webマーケティングとは、WebサイトやWebサービスなどにより多くの消費者を集客し、商品やサービス購入へと行動しやすくするための活動のことです。
次の行動とは「もっとこのことについて知りたい」や「購入を考えてみよう」など。
もしマーケティングを考えないと、記事が読まれなかったり、読んだだけで終わってしまいます。
例えば、プログラミングを安く学びたいと思ってるとしましょう。安く学びたいということは参考書や低価格なサービスについて話した方がいいと予想できます。
これを考えずに「スクールがオススメだ!」と述べると、次の行動までのハードルが上がります。
読者は「またスクールを勧めるのか…」となるので、ターゲットにしたユーザーが何を求めているか理解する能力が大切ですね。
SEOの知識
最後に必要なスキルは、SEOの知識。その理由は、Webサイトを上位に表示するためです。
私たちは検索して調べるとき1ページ目の上から確認するため、下にあるサイトはあまり目に触れることがありません。
SEOって何?
SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の略称で、ユーザーにとって価値があると判断したページを上位に表示するシステムです。
どれだけ質の良い記事でも見てくれなければ意味がありませんよね。少しでも上位に表示するためにもSEOについてきちんと知る必要があるのです。
しかしSEOを理解している人が書く記事は上位表示されやすいので、クライアントからの評価が上がります。
Webライターで稼ぐ4つのステップ
Webライターで稼ぐには、前項の知識に加えて以下の4つのステップを踏んでいきましょう。
ステップ1:ブログ開設
ステップ2:Webライティングのスキルを上げる
ステップ3:案件を獲得
ステップ4:高単価案件を獲得
では、1つずつ解説します。
ステップ1:ブログを開設する
まずはブログを開設し、Webライティングの勉強やポートフォリオの作成を行いましょう。
ブログやライター経験がない人は「ただ文章を書くだけだから難しくない」と思うかもしれません。
しかし、構成を考えたりどんな人をターゲットにするかなど書く以外の作業があり、実際にやってみないと実力がつきません。
またポートフォリオはそのライターの実力を判断する材料となります。もしポートフォリオがないと、どの程度の実力かを判断しづらくなるため、クライアントにとって必要な情報なのです。
ブログをすることで、スキルを身に着けられるうえ、クライアントにもアピールがしやすくなるので開設しましょう。
ステップ2:Webライティングのスキルを上げる
ステップ1と同時にWebライティングのスキルを学習しましょう。
そもそも書籍とWebメディアではユーザーの読もうとする意識が違います。書籍ではお金を払っているので、熟読しようとする意識が働きます。
しかし、Webメディアは無料ですので読みにくかったり、悩みを解決できないと判断されると次の記事に飛んでしまうのです。
なので、読者が最後まで読んでもらえるような文章力が必須。
ブログを開設したら適当に文章を書くのではなく、上位表示されてる人のブログや書籍で勉強してみてください。いくつかオススメの書籍を紹介します。
沈黙のWebライティング
オススメする理由は以下の3つです。
・本をあまり読まない人でも読みやすい
・SEOについて解説
・わかりやすい文章を書くポイントも解説
ストーリー形式で進み、エピソードが終わるごとにしっかりとした解説がされています。本の長文が苦手だけど、Webライティングを学びたいと思う方にオススメです。
SEOに強い Webライティング売れる書き方の成功法則64
オススメする理由は以下の3つです。
・ブログ運用の基礎的な知識を解説
・集客から成約までの流れを解説
・ライティングのテンプレートを解説
この本が1冊目という方はもちろん、何冊か読んだ後の人でも読みやすいです。チャプターが分かれているので、必要だと思うチャプターだけを読むという使い方もできます。
20歳の自分に受けさせたい文章講義
オススメする理由は以下の3つです。
・文章のリズムを解説
・読者の設定の方法を解説
・文章を論理的に書ける
この本を読むと句読点の打ち方や改行のタイミングを理解できますし、漢字ばかりや難しい表現を使ってしまう方にもオススメです。
ステップ3:案件を獲得する
次に、案件をクラウドソーシングで獲得しましょう。クラウドソーシングは初心者向けの案件が多め。
いきなり営業するのも良いですが、実績をつけるためには初心者向けの案件に挑戦するのをオススメします。
実際に以下のサイトからどのような案件があるか見てみましょう。
クラウドワークス
クラウドワークスはWebライティングだけでなく、アンケート調査などの簡単な案件から開発業務まで様々な案件があります。
ランサーズと比べると案件数が多いので、やってみたい案件がない場合はぜひクラウドワークスで探してみてください。
ランサーズ
ランサーズもクラウドワークスと同じく、様々な案件があります。
報酬を安心して受け取りたい人はランサーズがオススメです。受注者が作業を開始する前に報酬を預かるシステムなので案件完了後しっかり報酬を受け取れます。
どちらもWebライティングの案件を見ると、おそらく多くの人は報酬が安いと感じるはず。しかし今の段階は報酬目的ではなく実績をつけるのが目的です。
とはいえ「安すぎるのはちょっと…」と思うでしょう。
なかには文字単価が0.02円の案件も。こういった案件はモチベーションを保ちにくいため、以下のような条件を付け足しましょう。
ただし厳しすぎる条件をつけると応募できる案件が少なくなるため、ご注意ください。
・文字単価0.5円以下は受けない
・記事単価2,000円以下は受けない
上記のような条件であれば、案件がある程度ありますしポートフォリオを持っているのであれば受注しやすいです。
経験を積んでいくことで報酬単価は徐々に上がっていきますので、どんどん案件をこなしていきましょう。
ステップ4:高単価案件を獲得する
最後に、実績がついたら高単価な案件を獲得しましょう。
クラウドソーシングの高単価案件を受注しても良いですし、それ以外の以下のようなサイトでも案件を獲得できます。
クラウドテック
クラウドテックはエンジニアやWebデザイナーの案件が目立ちますが、ライターの案件もあります。
公開しているものは募集終了の案件が多いですが、非公開の案件もありますので気になる方は相談してみてください。
WorkShip
WorkShipはリモートや週4日以下で働ける案件が豊富なのが特徴です。柔軟な働き方に興味があるという方はぜひ登録してみてください。
Wantedly
実際に気になる会社に行って話を聞いてから、選考などを行うという特徴があります。正社員ではなくフリーランスとして活動したい方にもオススメです。
クラウドソーシングの案件より高単価なので、報酬を多くもらえます。未経験の状態では厳しかったですが、ここまでステップを踏んできたなら高単価の仕事に挑戦することも可能!
まとめ:Webライティングで稼ぐにはスキルが必要
いかがでしたか?今回は「Webライターに必要なスキル」について解説しました。
最後に、どのようなスキルが必要かを以下にまとめます。
・基本的な日本語能力
・スケジュール管理
・Webマーケティング
・SEOの知識
必要なスキルを理解し、次の行動への助けとなれたなら嬉しいです。
ぜひ参考にしてみてください。ありがとうございました。