「プログラミングスキルを身に付けて、本業の合間に副業で稼ぎたい。」
プログラミングをはじめる理由が、副業で稼ぎたいという方も多いかと思います。
実際プログラミングスキルがあればパソコン1つでどこでも仕事ができるため、副業などで稼ぐことは十分可能です。
では実際に副業はどのようにして取ればいいのでしょうか?
そこで今回は、
- 副業の具体的な取り方
- 副業を依頼される工夫
をご紹介します。
プログラミングスキルを活かして副業を始めてみたいと考えている初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
副業の取り方その①:クラウドソーシングサイトを利用する
まずは定番ですが各種クラウドソーシングサイトを利用するのがおすすめです。
クラウドソーシングとは、クライアントとなる発注者が必要な時にピンポイントで業務の外注を行うものです。
インターネットとの親和性が高いため、現代ではネット上でオープンに業務契約が行われています。
クラウドソーシングの仕事を仲介するクラウドソーシングサイトも多く開設されています。
クラウドソーシングを活用する「メリット」
営業をするコストが少ない
各種クラウドソーシングサイトでは常に多くの企業が仕事を依頼できる人を探しています。
そのためクラウドソーシングサイトに登録すれば、クライアントもいないし、なんのコネもないのに副業として仕事をはじめることが可能です。
クラウドソーシングを活用する「デメリット」
手数料がひかれてしまう
上記の通り、クラウドソーシングサイトに登録することで様々な恩恵が受けられます。ただしその分、クラウドソーシングサイトに対して手数料を支払う必要があります。
その結果として、手数料分報酬が減ってしまうというデメリットがあります。
オススメのクラウドソーシングサイト
クラウドワークス
クラウドソーシングサイトの中でも案件数が最も多いのがクラウドワークスです。
発注者とやり取りする機能なども充実しておりサイト自体の利便性も高いです。
クラウドソーシングをはじめるならばまず登録しておいて間違いないサイトの1つです。
ランサーズ
日本初のクラウドソーシングサービスとして登場したのがランサーズです。
歴史がある分、利用者が多く、結果として案件も多くなっています。
また大企業や官公庁も多く利用しており、その点は他のクラウドソーシングサイトにない特徴と言えます。
クラウドワークスとランサーズは基本的にどちらも大きな違いはありません。
まずはどちらともに登録しておくことをオススメします。
実際に見てみると、クラウドワークス、ランサーズどちらにも登録しているユーザーがたくさんいることが分かります。
ココナラ
クラウドワークスやランサーズでは主に企業など仕事を依頼したい側が仕事を公開し、それに募集するという形で仕事を獲得します。
一方ココナラでは、クラウドワークスやランサーズとは真逆の構図になり、あらかじめ自分が得意なことを登録しておき、仕事を依頼したい側がそれを見て仕事を依頼してきます。
そのため、クラウドワークスに比べて自分から営業する必要がクラウドソーシングサイトの中でも少ないと言えます。
また、自分のスキルを売るマーケットというだけあって変わった商品が登録されているのも特徴の1つです。
例えば、同じホームページやサイト制作でも以下のようなタイトルで仕事が登録されています。
- 【見積無料】占い師の為の特化型サイトを制作します
- 美容サロン系のデモサイトでテーマの使い方を学べます
- 誤って削除してしまったウェブページ復旧します
ニッチな需要を見つけ、それを売り出すことで他の人との差別化を生み出しやすいのがココナラの特徴です。
デメリットとしてクラウドワークスやランサーズと比較すると、ココナラの単価は少し安くなっております。
(ただし最近は少しずつココナラの単価も上がってきています。)
副業の取り方その②:直接仕事を依頼してくれる人を見つける
クラウドソーシング以外の副業の取り方として直接仕事を依頼してくれる人を見つける方法があります。
最近では個人単位でもサイトを持つことは少なくなく、探してみると仕事を依頼してくれる人は案外身近にいます。
直接仕事を依頼してくれる人を見つける「メリット」
手数料などがないためその分報酬が高額になる
前述したクラウドソーシングに比べて、間に入る企業やサービスが無いため、その分報酬が高額になります。
直接仕事を依頼してくれる人を見つける「デメリット」
依頼してくれそうな人を見つけるなど営業のスキルが必要
クラウドソーシングではクラウドソーシングサイトを通じて、仕事を依頼したい大勢の人たちにアプローチをすることができます。
しかし、個人で直接仕事を依頼してくれる人を見つけるには、まずそのような人を見つけねばなりません。
そのため、クラウドソーシングを利用する以上の営業スキルが必要です。
直接仕事を依頼してくれる人の見つけ方①:友人から依頼を受ける
あなたの周りに飲食店など自営業をしている友人はいませんか?
あるいは、自営業で無くても趣味をきっかけにホームページを人はいませんか?
最近では個人単位でホームページなどを持つ人は決して少なくなく、あなたの周りにも実はいるはずです。
また最初のうちは無償でホームページなどのサイトをプレゼントしてあげるのも良いでしょう。
もし次回「別のホームページを作りたい」となったときに一番最初に声をかけられるのはあなたになるでしょう。
さらにその友人が周りの人に「ホームページを作りたいんだよね」と相談された際に一番最初に頭に浮かぶのはあなたになるでしょう。
直接仕事を依頼してくれる人の見つけ方②:サービスやビジネスを考えている人/行っている人から依頼を受ける
サービスを実現するサイトやそれらを広告するホームページなど、新しいサービスを考えている人やすでにサービスを運営している人たちから、依頼を受ける場面は多くあります。
なのでサービスやビジネスを考えている人/行っている人のセミナーや交流会に積極的に参加しましょう。
ただし、自分のことのみを考えていきなり売り込むのはやめて、必ずまず相手のサービスやビジネスの課題を聞くようにしましょう。
またこちらも同様に最初のうちは無償でホームページなどのサイトをプレゼントしてあげるのも良いです。
相手の行っている/行おうとしている事業やサービスに合わせたものを用意するとより依頼される可能性が高まります。
副業を依頼される工夫
ここまで副業の取り方について説明してきました。
「でもそんな簡単に副業が取れたら苦労しないよ」と思ったかと思います。
なのでここからは副業を依頼される工夫についてご説明します。
まず仕事を依頼する人の気持ちになること
一旦、逆に自分がホームページ制作などを依頼するつもりで考えてみましょう。
どんな人に依頼したいですか?
以下のようなことを考えるかと思います。
-
実績がある人
-
デザインセンスがある人
-
細かいところまで指示しなくても作ってくれる人
-
締めきりはしっかり守ってくれる人
少しでも相手に「上記のような条件を満たしている人」と思われるための工夫をしましょう。
工夫すべきことはいくらでもありますが今回は特に重要な2点をご紹介します。
工夫①:ポートフォリオを乗せる/見せる
まず一番最初にやるべきことです。
ポートフォリオとは、自分の履歴や能力を周囲に伝えるための作品集です。
「ホームページを作ることができます」と言うだけなら誰でもできます。
ポートフォリオがあることによって「この人は本当に作る能力がありそう」と思ってもらうことが可能です。
クラウドソーシングサイトならポートフォリオを載せる、直接依頼ならば相手にポートフォリオを見せることで、相手に「この人なら作ってくれそう」と思ってもらえるようにしましょう。
工夫②:ホームページを用意する
自分の副業用のホームページを持つことも重要です。
ホームページを持つことで相手からしっかりと仕事してやっているという信頼感を得られます。
もちろん実績があればそれらも公開しましょう。
おおよその価格感や条件なども記載して、相手から細かい確認をしなくてもある程度条件が分かって、依頼を検討できるようにするとさらに良いです。
一番最初に仕事を依頼されるかが大事です
一番最初の依頼のときは、相手がどういう人かを見極めるのにものすごい時間がかかります。
例えば以下のようなことを確認する必要があります。
-
本当に仕事を最後までやってくれるか?
-
細かいところまで指示しなくても対応してくれるか?
-
細かい条件はこちらと同じイメージを持っているか?
-
締めきりはしっかり守ってくれるか?
でも一度発注したらどうでしょう?
「前回と同じで」
これだけで依頼することができます。
締め切りも前回守ってくれたならきっと守ってくれるでしょう。
これならば依頼する側からすると、「多少スキルが高くても締め切りを守ってくれるか分からない人」よりは「ある程度スキルがあると分かっていて締め切りも守ってくれる人」に依頼をするほうが確実ですし効率も良いです。
なので、一番最初の依頼を獲得するというのがとても大切になります。
まとめ
以上、プログラミングスキルを活かして副業をはじめるポイントとして
- 副業の具体的な取り方
- 副業を依頼される工夫
をご紹介しました。
プログラミングスキルを活かして副業を始めてみたいと考えている初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。