「ProgateでJavaScriptを学ぶのは、そもそも意味があるのかな…」
「ProgateでJavaScriptをどこまで学べるのかが気になる…」
このような疑問を持ったことがありませんか?
本記事では「ProgateでJavaScriptを学ぶメリット・デメリット・勉強法」について解説していきます。
この記事を読むことで、以下のことが学べます。
- Progateで学べるJavaScriptの内容
- ProgateでJavaScriptを学ぶメリット・デメリット
- ProgateでJavaScriptを学ぶ勉強法
ぜひ最後までご覧ください。
Progateの無料版・有料版のちがいと期間について目次
Progateで学べるJavaScriptの内容
Progateで収録されているJavaScriptの内容についてみていきましょう。
ProgateではES5とES6のレッスンに分けられています。
ES5とES6とありますが、違いを一言で表すと、JavaScriptのバージョンです。
それぞれのレッスンの内容を見ていきましょう。
ES5のレッスンの内容
Progateで学べるJavaScriptのES5のレッスンの内容は以下のようになります。
- 文字列と数値(パート1)
- 変数(パート1)
- 真偽値と比較(パート2)
- 条件分岐(パート2)
- 繰り返し処理(パート3)
- 配列(パート3)
- 連想配列(パート3)
- 関数を学ぼう(パート4)
ES5のレッスンでは、文字列や数値、変数、条件分岐、繰り返し、配列、関数など、どの言語でも出てくる基礎文法について学ぶことができます。
ES6のレッスンの内容
Progateで学べるJavaScriptのES6のレッスンの内容は以下のようになります。
- 文字列と数値(パート1)
- 変数・定数(パート1)
- 条件分岐(パート1)
- 繰り返し処理(パート2)
- 配列(パート2)
- オブジェクト(パート2)
- undefined(パート2)
- 関数を学ぼう(パート3)
- クラスの基本(パート4)
- クラスの継承(パート4)
- ファイルを分割しよう(パート5)
- パッケージを使おう(パート5)
- 配列を操作するメソッドを学ぼう(パート6)
- コールバック関数を学ぼう(パート7)
ES6のレッスンでは、文字列や数値、変数、条件分岐、配列、関数はES5のレッスンと共通しています。
ES6ではES5には無かったクラス構文、コールバック関数、npmパッケージ、配列の操作するメソッドを学ぶことができます。
ProgateでJavaScriptを学ぶメリット・デメリット
ProgateでJavaScriptを学ぶメリットとデメリットについてそれぞれ解説していきます。
メリット
ProgateでJavaScriptを学ぶメリットは、2つあります。
1つは、JavaScriptの基礎文法を一通り網羅していることです。
JavaScriptのES5とES6のレッスンが分かれていて、JavaScriptの基礎文法をProgateで復習したいときに便利だなと感じます。
ES6のレッスンのクラス構文と配列を操作するメソッドは実務でも頻繁に使いますし、基礎文法やメソッドを忘れたときにProgateは復習できる教材なので、非常に便利です。
JavaScriptを使っているレガシーの現場では、ES5で開発を進めている企業がまだまだあるので、ES5を勉強しなければいけない人はProgateのES5のレッスンをやってみると良いかと思います。
もう1つは、エラーが出て分からなければ解答を見れることです。
Progateでは、最初に基礎文法の解説をした後に演習問題がセットでついています。
他にも演習課題として、道場コースがあります。
演習問題と道場コースで問題を解いていて、最悪分からなくても解答を見て復習しやすいようになっています。
独学で最低限勉強を進めることができる人にとっては、メリットと言えるでしょう。
デメリット
ProgateでJavaScriptを学ぶデメリットは2つになります。
デメリットの1つは、JavaScriptのパートで「ES5とES6でレッスンが分かれていて初めてJavaScriptを学習する人が混乱しやすいこと」です。
ES6記法とES5記法の両方を習得するには、学習コストがかかります。
Progateでは、初めてJavaScriptを学習する方にES6のレッスンの受講をおすすめしています。
ES6のレッスンはES5のレッスンよりも学ぶことが多いので、最初は色々困惑すると思います。
もう1つのデメリットとしては、「JavaScriptはプログラミング初学者には難易度が高いプログラミング言語である」ということです。
Progateでは出来るだけ分かりやすくJavaScriptを学べるようにしてはいますが、一回で習得するのは現役エンジニアでも難しいと言われています。
実際にやってみたときに「結構難しい…」となるはずです。
JavaScriptに関しては長い目で取り組むと良いでしょう。
ES6の1回目のレッスンでは「こんな感じで書くんだ!」くらいな感じで最初はOKです。
Progateを用いたJavaScriptの勉強法
Progateで最優先して学習して欲しいJavaScriptの項目を挙げるとすれば、ES6のレッスンの「文字列と数値」「変数・定数」「条件分岐」「繰り返し処理」「配列」「オブジェクト」「undefined」「関数」になります。
先ほど挙げた最優先して学習して欲しい項目を学べば、JavaScriptで簡単なアプリケーションを作ることができるようになります。
Webアプリ開発でJavaScriptをやるなら上記で挙げた最優先して学習して欲しい項目は避けて通れないので、まずはES6のレッスンのパート3の「関数」までをやってみましょう。
フロントエンドエンジニアとしてエンジニア転職を目指すのであれば、React.jsやVue.jsを学ぶ必要があるので、パート4以降の「クラス構文」「ファイルの分割」「配列を操作するメソッド」「コールバック関数」の最後まで学ぶ必要があります。
ProgateのJavaScriptの項目に関しては、Progateを1周終わったら書籍やドットインストールを用いてアプリケーションを作ってみましょう。
アプリケーションを作っていて分からないことがあれば、その都度ProgateのJavaScriptの項目を復習するという流れで勉強していけば良いでしょう。
最悪勉強をしていて詰まってしまったら、MENTAなどで質問できる人を探してみることをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はProgateでJavaScriptを学ぶメリット・デメリット・勉強法について解説しました。
Progateはプログラミング言語の基礎文法を学んだり、復習をするときに活用するのに最適なツールです。
JavaScriptは現役エンジニアでも難しいと言ってる人がほとんどなので、これから勉強をしようとする人は長い目で取り掛かるようにしましょう。
最初にProgateで基礎文法の書き方を学んだら、次はローカル環境のエディタを用いてJavaScriptを書いてみましょう。
JavaScriptを最短で習得したい人はドットインストールでJavaScriptを用いた神経衰弱のようなゲームを作ることをおすすめします。
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- JavaScriptでビンゴシートを作ろう (全13回)
- JavaScriptでカレンダーを作ろう (全18回)
- JavaScriptでストップウォッチを作ろう (全12回)
- JavaScriptでタイピングゲームを作ろう (全11回)
- JavaScriptで三択クイズを作ろう (全20回)
- JavaScriptでスライドショーを作ろう (全13回)
- JavaScriptでスロットマシンを作ろう (全13回)
- JavaScriptで数字タッチゲームを作ろう (全18回)
progateやドットインストールをある程度やり終えたら、本格的に学ぶためのプログラミングスクールも選択肢のひとつとして検討する余地がありますね。
ぜひ参考にしてみてください。
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