Web系エンジニアを目指す際に習得すべきプログラミング言語とは?

「Web系のエンジニアを目指したい!」
「習得すべきプログラミング言語はなんだろう?」

このようにWeb系のエンジニアを志望する方にとって、どのプログラミング言語を習得すべきか悩む方は多いのではないでしょうか。実はWeb系のエンジニアを目指すのであれば、きちんと適切なプログラミング言語を習得することが大切。

今回の記事ではWeb系エンジニアを目指す上で、習得すべきプログラミング言語、そして各特徴をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

Web系エンジニアの開発内容とは

Web系のエンジニアは、主にWeb制作やWebアプリケーション開発を行います。このようなWebに関する開発は近年需要が高まり、ECサイト制作や様々なアプリケーションのリリースによって、今後もWeb系エンジニアの勢いは増すと考えられるでしょう。

Web開発の特徴として、比較的に自由度が高いことが挙げられます。企業の風通しもよく、在宅で開発しやすいことが特徴です。
金融系などのむずかしいシステム開発ではないため、挑戦しやすく人気が高まっています。

プログラミング言語にも特徴があり、「スクリプト言語」と「コンパイラ言語」というものがあります。

スクリプト言語

習得するのが比較的簡単で、実行しやすいよう逐次機械語に変換してくれる言語。人間にとってわかりやすい。

コンパイラ言語

あらかじめプログラムの実行までに実行形式への変換を行っておく必要がある言語。機械にとってわかりやすい。

このようにプログラミング言語別で特徴が分かれており、「スクリプト言語」は実行速度が比較的遅くてあまり大規模な開発に向かない、「コンパイラ言語」は実行速度が速くて大規模な開発に向いている、という特徴があります。

Web系エンジニアが扱うプログラミング言語について

Web系エンジニアが扱うプログラミング言語について

  • Ruby
  • PHP
  • JavaScript
  • Python
  • Java

主にこれらが、Web系エンジニアが扱うプログラミング言語です。言語別でも開発に向いているものがそれぞれ違い、目的に合わせて扱う言語を変えるのが一般的です。

Ruby

Rubyは日本で開発されたプログラミング言語です。Rubyの特徴といえば初心者でも始めやすいスクリプト言語だということです。開発に便利なフレームワーク「Ruby On Rails」が2004年に登場したことで、Webアプリケーション開発の効率はさらによくなりました。

スピーディーに開発ができることから、主にスタートアップ企業、ベンチャー企業などがこのRubyを使ってサービス開発をしていることが特徴です。

PHP

PHPもRubyと同様に、初心者がはじめに習得するのに向いているプログラミング言語です。ブログサービスやお問い合わせシステムなどの開発に向いており、Web開発の案件ではかなり需要が高い言語だと言えるでしょう。

PHPはHTMLと一緒に使用することが多いプログラミング言語で、HTMLだけでは静的なWebページしか作成できなかったのに対し、PHPを活用することで動的なWebページの作成ができるようになります。

JavaScript

JavaScriptもWeb開発に適しているプログラミング言語で、例えばHTMLやCSSで作成したWebサイトに動きを加えることができます。例えばポップアップウィンドウを実装したり、サイトをブラッシュアップしたりできます。

Webサイトの開発だけでなく、Webアプリケーション開発にも活用することができます。JavaScriptの実行環境である「Node.js」を活用したり「Ajax」などの技術を活用することで、開発の幅は一気に広がります。

Python

Pythonは人工知能や情報分析などに向いているプログラミング言語です。

豊富なフレームワークによって、Webサイトの作成やアプリケーション開発、ゲーム開発など様々な開発に使用できる言語で、近年人気があります。

人工知能やブロックチェーンなどの技術が最近注目されていることもあり、これらの開発に向いているPythonは、これからさらに需要が高まると言えるでしょう。初心者でも比較的習得しやすい言語であることも特徴として挙げられます。

Java

Javaは一見、Web開発に向いていないプログラミング言語だと思われるかもしれません。しかしJavaは大掛かりなシステム開発にはもちろん、Web系の開発にも使用される言語です。

歴史は長く、求人情報もたくさんあるため依然として人気のあるプログラミングであることは間違いありません。習得するまでが難しい言語ではありますが、しっかりと習得することで活躍の場を広げることが可能です。

Web開発向けプログラミング言語の特徴

Web開発向けプログラミング言語の特徴

先ほどご紹介したプログラミング言語を、目的別に分けてみます。開発も「フロントエンド開発」と「バックエンド(サーバーサイド)開発」に分けることができるため、目的に合わせて学習する言語を検討してみましょう。

フロントエンド開発

  • JavaScript
  • HTML
  • CSS

フロントエンド開発には、上記の言語を使用します。HTMLはWebサイトの枠組み作成の言語、CSSはHTMLで作成した枠組みのレイアウト変更のマークアップ言語です。

フロントエンド開発とはWebサービスやWebアプリケーションなど、ユーザーの目に直接触れる部分の開発を行います。例えばボタンをクリックできる部分や、ユーザーが文字入力など何かしらのアクションを起こせる部分のことです。

バックエンド開発

  • Ruby
  • PHP
  • Python
  • Java

バックエンド開発には、上記の言語を使用します。

バックエンド揮発とは、サーバーサイドやデータベースなどユーザーの目には見えない部分の開発を行います。ユーザーが入力した文字やその他の情報など、データ処理やデータベースへの保存などを行うための開発をします。

ご紹介したプログラミング言語には様々なフレームワークがあり、開発の効率を上げるために、目的に合わせて使用するフレームワークを変えながら開発を行うことが特徴です。

Web系エンジニアを目指すならフレームワークを勉強しよう

Web系エンジニアを目指すならフレームワークを勉強しよう

Web系エンジニア向けのプログラミング言語を習得する場合、一緒にフレームワークの学習も行いましょう。このフレームワークによって、開発効率をより向上させることが可能です。

フレームワークはプログラミング言語によって用意されている種類も違えば、応用できる場所も違います。このフレームワークの活用によって開発効率、開発できる幅も広がるためぜひ覚えてみてくださいね。

Web系エンジニアといえど、常に同じサービスの開発をするわけではありません。いくつかのプログラミング言語とフレームワークを目的に合わせて使い分け、案件をこなしていく必要があることを覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

この記事では、「Web系エンジニアを目指す際に習得すべきプログラミング言語」について、いくつかのプログラミング言語とその特徴をご紹介しました。

プログラミング言語の習得はもちろんですが、言語別に用意されたフレームワークの使い方も一緒に学習してみましょう。

Web系のエンジニアは比較的働き方の自由度が高いため、ぜひ目指すべきだと言えます。エンジニアはフリーランスとして独立もしやすいため、しっかりとスキルを習得して活躍できる場を増やしていきましょう!

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