こんにちは。
元IT業界転職エージェントの渡辺です。
今回は未経験からのプログラマー転職に関して解説していきます。
プログラミングって情報系の大学でも行かなければ、ほとんど触れることがないですよね。
なので、プログラマーってハードルの高い職種だけ思われがちですが、実は文系出身の人も多かったりします。
この記事では、未経験からでもプログラマーに転職できるのか解説していきますよ。
目次
プログラマーとは？
まずはプログラマーという職種に関して解説していきます。
プログラマーの定義
プログラマーは簡単に言うと、プログラミングすることを主の業務としている人のことです。そのままですね。
IT業界のエンジニアと呼ばれる人たちはみんなプログラミングを主に行っていると思われがちですが、実際はそんなことはありません。
システムの仕様を決めたり、設計したりといったことにも時間はかかりますし、そのシステムが正常に働くための環境つくりをするインフラエンジニアもいます。
プログラマーは一番皆さんがイメージしやすいエンジニアかもしれません。決まった仕様通りにシステムが動くように手を動かしてプログラミングしていく。それがプログラマーの仕事となります。
ちなみにプログラマーの中でも、色々とジャンルがありますので、自分のしたい仕事をイメージしておくことも大切です。
例えば、ゲームの開発がしたいのか業務システムの開発がしたいのか、アプリの開発がしたいのかなど、それぞれの仕事によって、必要とされるプログラミング言語が異なります。
ネットで調べれば、どのプログラミング言語を学ぶのが自分のやりたい仕事に直結するのかすぐにわかりますので、あらかじめ調べておくといいでしょう。
システムエンジニアとの違い
上記のようなプログラマーの解説をすると、それってシステムエンジニア（SE）のことじゃないの？と聞かれることも多いです。
ITの業界内の定義でいうとシステムエンジニアはプログラマーよりも上流工程の職種になり、システムの仕様を決める側ということになります。
もちろんシステムエンジニアがプログラミングをすることもありますし、プログラマーとの境目がはっきりとしていないこともあります。
IT業界の特徴として、上流職種にいけば行くほど、自分で手を動かしてプログラミングすることは少なくなり、関係者との調整の仕事が増えていきます。
なので、以外とエンジニアにもコミュニケーション能力は重要だったりします。人とは話したくない、PCに向かうだけの仕事がしたいという人はエンジニアが向いていない可能性もあります。
そういった場合は、個人事業主としてプログラマーのみで生活していくという方法もあります。
プログラミングの能力があれば、仕事には困らないと思いますが、上流職種に行くにはコミュニケーション能力も必要だと言うことも覚えておきましょう。
ITエンジニアとプログラマーの違いとは？仕事内容など相違点を解説！！
未経験からでもプログラマーに転職できる？
それでは、実際に未経験からでもプログラマーに転職できるのかに関して解説していきます。
結論：未経験でもプログラマーになれます
ズバリ結論から言うと、未経験からでもプログラマーになることは可能です。
むしろ未経験からIT業界に入っていくのであれば、プログラマーが入り口としては最適だと思います。
前述の通り、いきなり上流職種であるシステムエンジニアになることは難しいです。
ただし、未経験からでもプログラマーに転職し、実力をつけていけば、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーへの道が開けていきます。
ただし、未経験からプログラマーになるには何点か条件はありますので、詳しく解説します。
条件①：確実なスキルを身に着けること
もちろん、未経験でもやる気があればOKというわけにはいきません。
実務経験は無いが、実務レベルのスキルを身に着けてそれをアピールできるポートフォリオを作成することが最低限必要です。
条件②：熱意と努力は必要
未経験から他の職種に転職する場合は、プログラマーに限らず熱意と努力は必要になります。
当然経験が無いので、即戦力にはなりません。そんな人がやる気もなく、努力もしないようでは、会社としてもいらないと思ってしまいます。
どうしても経験者に比べて、熱意と努力が必要になることは覚悟しておきましょう。
もちろん会社としても未経験者を受け入れていますから、すぐにバリバリ働けるとは思っていません。
熱意と努力する姿勢があれば、周りからのフォローも受けられ、自分も成長していけるはずです。
未経験からプログラマーに転職する方法
それでは、具体的に未経験からプログラマーに転職する方法を解説していきます。
プログラミングスクールに通う
未経験からプログラマーになる一番現実的で確実な方法がプログラミングスクールに通うことです。
プログラミングスクールも色々と種類があり、50万円を超える学費を支払い、みっちりとプログラミングの基礎を学んだ上で転職支援してくれるスクールや完全無料でプログラマーとしての転職を支援してくれるスクールもあります。
確実なスキルを身に着けたいのであれば、多少高価でも有料プログラミングスクールに通うのが、一番おすすめです。しっかりとプログラミングの基礎を身につけた上で、プログラマーとして働けますので、就職後のギャップが小さくなります。
【初心者の方へ】プログラミングスクールをすすめる理由
独学で学ぶ
今は独学でプログラミングを学べる優れた学習ツールがたくさんありますので、自分にあった学習ツールをしっかりと選んで学ぶようにしましょう。
おすすめはweb学習ツールです。こちらも無料から有料まで様々な種類がありますが、質問対応等のサポート体制が充実しているツールがいいと思います。
未経験からプログラミングを始めるとどうしても挫折しやすいです。向き不向きもありますが、挫折しないようにサポートしてくれる学習ツールを選ぶことで、プログラミング学習を続けられる確率があがるでしょう。
独学で、企業に提示できるような成果物がつくれたら、転職活動を開始していいと思います。
未経験からの転職は根気が必要ですが、強い気持ちを持って取り組んでいきましょう。しかしやはり挫折しそうになったら、スクールを検討するのが一番の近道ですね。
【無料？有料？】プログラミング学習に最適なツールは何？
まとめ
いかがでしたか？今回は、未経験からのプログラマーへの転職に関して解説していきました。
条件はありますが、未経験からでも十分にプログラマーに転職することは可能です。
確実なのはプログラミングスクールに通う方法ですが、しっかりと検討して自分にあったプログラマーへの道を選ぶようにしましょう。
プログラミングができれば、将来的にも仕事に困ることはほぼないでしょう。手に職をつけたいという人はぜひプログラマーへの転職を考えてみてはいかがでしょうか。
