プログラミングの勉強をしていると、
・聞いたこともないプログラミング用語
・今まで聞いたことはあるけど意味は知らない用語
などにたくさん出会います。そこで今回は、
・プログラミングに使う用語の意味を知りたい
・いちいち調べるのは面倒なので一覧で見たい
という方のために、プログラミングでよく使う用語の中からまず覚えておきたいIT用語をご紹介します。
プログラミングの勉強をしていてわからない用語に出会った時は、ぜひ参考にしてみてください。
プログラミング初心者がまず覚えておきたいIT用語22選
ブラウザやインターネットなど、普段馴染みのあるIT用語を22個まとめました。聞いたことはあるけど、意味はよく知らないという単語もあるはず。この機会にぜひ覚えておきましょう!
ブラウザ
ブラウザとは、パソコンやスマホの画面にWEBページを表示するために使うソフトのことです。
代表的なものに、Internet ExplorerやSafari、FireFox、そしてGoogle Chromeがあります。プログラミングでは、拡張機能が充実しているGoogle Chromeが使われることが多いです。
インターネット
インターネットとは世界中に張り巡らされたネットワークのことで、国境がなくグローバルに繋がれるのが特徴です。
パソコンやスマホで使うWEBの他に、衛星電話のようなネットワークもインターネットの1つです。プログラミングでは主にパソコンやスマホで使うWEB自体をインターネットと指す場合が多いです。
ネットワーク
ネットワークとは、LANケーブルや無線LAN・無線ルーターなどでコンピュータ同士を繋げることです。ネットワークで繋がることにより、会話やデータ通信をすることができるようになります。
ネットワークは複雑に絡み合っていますが、データを送る側と受け取る側がいることで成立しています。
LAN
LANとはネットワークの1つで、家庭内や企業内にローカルなネットワークとして整備されています。家庭内や企業内などの限られた範囲の中でしか使えないのが特徴です。
WAN
WANとは、LANをもっと広い範囲で繋ぐことができるネットワークのことです。家庭内のように限られた範囲でしか使えなかったネットワークを、家の外のネットワークにも繋げるイメージです。インターネットと同義と捉えてもよいでしょう。
WANを使う場合には、ISP(インターネットサービスプロバイダ)と契約する必要があります。
ソフトウェア
ソフトウェアとは、各パソコン上で利用できるアプリケーションのことです。ExcelやWordなどもソフトウェアです。また、スマホなどのアプリもソフトウェアの一種です。
ソフトウェアには、ベースとなるOSとOS上で動作するアプリケーションとがあります。
ハードウェア
ハードウェアとはそれ自体や、マウスやキーボードのようにパソコンに搭載されている物理的なパーツのことです。例えばニンテンドースイッチやコントローラはハードウェアにあたり、マリオカートはゲームソフトという扱いになります。
UI(ユーザーインターフェース)
UIとはユーザーインターフェースの略で、ユーザー側に提供されている操作方法や見た目のことです。コンピュータを扱う時にユーザーが情報を受け取ったり入力したりするための仕組みになります。
GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)
GUIとは、パソコンやスマホで画面に映し出されているユーザーインターフェースのことを指します。
プログラマなどの開発者以外は、通常GUIを利用しています。マウスで画面を操作するのもGUIにあたります。
CUI(キャラクターユーザーインターフェース)
CUIのCであるキャラクターは文字という意味で、文字を打ち込んで操作するインターフェースのことになります。
プログラマなどの開発者によく使われ、WindowsのコマンドプロンプトやmacOSのターミナルがCUIにあたります。
クラウド
クラウドとはインターネット上で提供するサービスの1つで、インターネット経由でコンピューティング・データベース・ストレージ・アプリケーションが利用できるサービスの総称になります。今までローカルPCで扱っていたことをWEB上で扱うような概念です。
クラウドを利用すれば、違うパソコンであっても同じようにストレージが使えたり、インストールせずにWEBアプリケーションが使えるようになります。
ISP(インターネットサービスプロバイダ)
ISPとは、ユーザーがインターネットにアクセスできるよう、窓口を提供しているプロバイダのことです。自宅のPCでインターネットを使っている場合、必ずどこかのISPと契約しているはずです。
ISPは有料サービスのため、契約が必要になります。
ストレージ(HDD)
HDDとはハードディスクドライブの略です。パソコン内にデータを保存するための装置で、コンピュータの電源を切っても内容を保存することができます。また、HDDのデータの保存方法は磁気データになります。
ストレージの容量が大きいと、多くのデータを保存することができます。
ストレージ(SSD)
SSDはソリッドステートドライブの略です。HDDは磁気データですが、SSDは半導体素子を使った記録方法になります。
HDDよりもデータへのアクセスが早いのですが、その分価格も高いというのが特徴です。
メモリ
メモリとは、パソコン内の作業スペースにあたります。ストレージに保存されているデータやソフトウェアを、メモリ上にロードして処理を行います。
メモリの容量が大きいと、一度にたくさんの作業をすることができます。
CPU
CPUとは、中央処理装置と呼ばれ、パソコンの頭脳的な役割をしています。CPUが優秀であれば計算するスピードが早くなり、処理速度が上がります。
OS
OSとはオペレーティングシステムの略で、コンピュータの操作・運用・運転を担うシステムソフトウェアのこと。パソコンを使う際になくてはならないソフトウェアです。
代表的なものに、Windows・MacOS・Linuxなどがあります。スマホのAndroidOSやiOSなどもOSです。
IP
IPとは、バーチャルなインターネット空間の中で自分がどこにいるのかを表示するための住所のようなものです。「xxx.xxx.xxx.xxx」という形式で「0.0.0.0」~「255.255.255.255」の範囲内で、4つに区切られた数字で表示されます。例えば「192.168.0.1」「8.8.8.8」などですね。
パソコン、スマートフォン、タブレットのほか、ネットワークに接続されたプリンタやIP電話などにもIPアドレスは使われています。IPアドレスによってインターネットへのアクセスが可能になっており、普段は意識していなくてもIPアドレスによる通信は行われているのです。
Port
Portとは、パソコンがどんなサービスを利用しているのかを特定する際に使われている数字です。IPとセットで使われることが多く、セットにすることでどこにあるパソコンのどんなサービスなのかを特定できるようになります。
URL
URLとは、広いインターネット空間の中にある相手の住所を覚えやすく表現したものです。
インターネット上の住所は、正式にはIPという4つに区切られた数字で表示されます。ですがそれでは覚えにくいため、URLに社名やWEBサイト名を使うことで覚えやすくしています。
プロトコル
プロトコルは元々は議定書・儀礼を意味する言葉で、IT用語の場合はコンピュータ同士の通信をする際の共通の規格や手順のことになります。
プロトコルには色々な種類があり、Webアクセスに使われるHTTPや、電子メールのやりとりに使われるPOP・SMTPなどがあります。
HTTP
HTTPとは、ハイパーテキストトランスファープロトコルの略で、WEBサーバとWEBクライアントの間でデータの送受信を行うために使われるルールのことです。
万国共通のため、世界中のどのWEBサイトにもアクセスすることができます。逆に言うと、ルールに従っていないものの場合はアクセスができなくなります。
まとめ
以上、プログラミングを勉強している時によくでてくるプログラミング初心者がまず覚えておきたいIT用語22選をご紹介しました。
次回は、初心者が知っておきたいプログラミング用語の中から、プログラミングの勉強を始める前に知っておきたい用語をご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね!