【プログラミング言語別】求人数が一番多いのはどの言語?

【プログラミング言語別】求人数が一番多いのはどの言語?

「どのプログラミング言語の案件が一番多いか知りたい!」
「需要のある言語を学んで仕事に活かしたい」

このように、プログラミングスキルを身に付けて仕事に活かすのであれば、 需要が高く求人数の多い言語を学びたいですよね。求人数が多いと言う事は市場でのニーズが高いということなので、 収入アップやキャリアアップを目指しやすくなると言えます。

今回の記事ではプログラミング言語別で、一番求人数が多い言語についてご紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。

プログラミング言語別求人ランキングTOP5【正社員】

プログラミング言語別求人ランキングTOP5

それでは早速、プログラミング言語別の求人ランキングTOP5をご紹介していきます。 今回の情報は、レバテックキャリアのランキングをもとにご紹介しています。

1位:Java

「Java」の特徴は、 OSに依存せずに動作する非常に汎用性の高いプログラミング言語だということです。

使用されている歴史も長く、 システム開発やWeb開発、さらにアプリケーション開発と様々な場面で使うことができます。おそらくJavaと言えば、大規模なシステム開発を行う言語のようなイメージが強いのではないでしょうか。

たしかにその通りで、大規模システム開発やAndroidアプリの開発を得意とする言語です。

またプログラムの処理速度が速いこともJavaの特徴のひとつ。 習得難易度は少し高いプログラミング言語ですが、ニーズが高いためきちんと習得することで、案件に困る事はないでしょう。

2位:PHP

「PHP」はWeb開発の場でよく使用されるプログラミング言語です。

CMSとして一番シェア率が高い「WordPress」もPHPで開発されており、ブログシステムやログインシステムなどの開発ができるようになります。他にもSNSの作成やECサイトの作成など、Webにおけるさまざまな開発に用いられていることが特徴です。

初心者がまず習得するべきプログラミング言語として人気が高いため、 Webサービスの開発を行い方はチェックしておきましょう。

3位:Python

「Python」は機械学習(AI)やブロックチェーン開発などに向いているプログラミング言語です。

世界的に注目されている最先端技術の開発に向いているため、 近年需要や人気度が高まった言語でもあります。 今後もさらに成長の可能性が高い言語なので、習得しておいて損はないでしょう。

Pythonの取得は難しいと思われがちですが、 実は少ないソースコードで簡潔にプログラムを書くことができるのが特徴です。

また開発に役立つ機能が集まった「ライブラリ」と言うものが豊富にあるため、機械学習やブロックチェーン開発はもちろん、Webアプリケーションや簡単なゲームも作ることができます。

4位:JavaScript

「JavaScript」はWebサイトに動きをつけることができるプログラミング言語です。

Webサイトの作成はHTMLやCSSといった言語を使うのですが、ここにJavaScriptのプログラムが加わると、 ポップアップメニューやカルーセルなどを取り入れることができます。

このようにフロントエンド開発を得意とするJavaScriptですが、サーバーサイド開発にも対応していることが特徴です。サーバー側で動くJavaScriptの環境である「Node.js」を活用することで、JavaScriptだけでは開発できなかったサーバーサイド側にも対応できるのです。

5位:Ruby

「Ruby」は日本人のまつもとひろゆきさんによって開発されたプログラミング言語で、 プログラムを書くことに慣れてない日本人でも直感的にコードを書くことができます。

Webサービス開発に適しているプログラミング言語で、 オブジェクト指数プログラミング言語なので処理速度が速く、読みやすいコードを書くことができるのが特徴です。 開発では主にRuby on Railsというフレームワークが使用されています。

Rubyは学習しやすく、PHPと同様に初心者にとって習得しやすいプログラミング言語です。

フリーランスエンジニア向けの求人ランキング

フリーランスエンジニア向けの求人ランキング

続いてはフリーランスエンジニア向けの求人ランキングです。実は「正社員」と「フリーランス」とでは、求められるプログラミング言語のニーズが異なります。

同じくレバテックキャリアの調査を参考にしてみましょう。

1位と2位、そして4位の結果は先ほどの正社員のランキングと変わりません。新しく登場した「C#/C#.NET」と「VB.NET」についご紹介していきます。

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C#/C#.NETについて

まず「C#」ですが、これはご存知の方が多いのではないでしょうか。

Microsoft社によって、「.NET戦略」の一環として開発されたオブジェクト指向プログラミング言語のことです。当初は.NET技術の開発用プログラミング言語である「C++」が使われていましたが、新言語として新たに誕生させたのが「C#」なのです。

「C#.NET」はC#を使ったMicrosoft社製のコンパイラのことです。

C#を使うことで、Webアプリの開発や ゲームエンジンの「Unity」でゲーム開発を行うことができます。

VB.NETについて

「VB.NET」もMicrosoft社によって開発されたプログラミング言語で、.NET系のアプリ開発に適しています。

あまり聞き慣れないプログラミング言語ですが、初心者でも学習しやすいのが特徴となっています。コード入力の手間も、他のプログラミング言語と比べて少なくて書きやすいです。

またフォームを使うことで画面ありのアプリを簡単に作ることが可能です。 必要素材をドラッグ&ドロップの操作で開発できるため、デザインの部分で試行錯誤せず集中して開発できるという特徴があります。

プログラミング言語別の年収ランキング

ここまででプログラミング言語別の求人ランキングをご紹介してきましたが、求人数の多さと年収は完全に一致するわけではありません。

TECH Streetによる2020年度のプログラミング言語別の年収ランキングの結果は、以下の通りです。

年齢別で年収ランキングは異なりますが、20代、30代、40代では「R言語」が一位を獲得しています。

R言語は統計のデータ解析に特化したプログラミング言語です。データ解析はPythonも得意としますが、PythonのようにWebアプリケーションやブロックチェーン技術の開発など、汎用性のあるプログラミング言語ではありません。

まさにデータ解析に特化しており、データをグラフに出力するなどの機能に優れています。 これはAI技術の発達によって膨大なデータ解析が必要とされた背景が考えられるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回の記事では、 プログラミング言語別に求人数のランキングをご紹介しました。 1年前、2年前とではランキングの順位も大きく変化する場合があるため、時代のニーズに合ったプログラミング言語を学んでいきたいですね。

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