lineスタンプを作って販売して稼ぐにはどうしたらいいのか、どれくらい稼げるのか、興味を持っていませんか?
実は筆者も同じように考えたことがあります。その時に色々調べたことをまとめましたので、よろしければ参考にしてください。
- lineスタンプで稼ぐ人はどれくらいの収入なのか
- lineスタンプで稼ぐメリットとデメリットは?
- 稼げるlineスタンプを作るために大切なこと
などを詳しく書いていきます。売れるlineスタンプを作ってあなたも人気クリエーターの仲間入りをしてみませんか?
目次
lineスタンプの副業で稼ぐ!実際にどれくらい稼いでる?
lineスタンプはlineアプリを使っている人なら欠かせないアイテムですよね。種類も豊富にあり、実際に作って売っている人はどれくらい稼いでいるのか、気になるところです。
でも、残念ですがlineスタンプを販売している人のほとんどは実は稼げていません。あるデータでは、9割の人はスタンプが一つも売れたことがないそうです。
10人いたら9人は売れないということですね。かなり厳しい世界になりつつあるということです。もちろん、今から始めたからと言って、あなたのlineスタンプが売れないということは言えません。これから人気クリエーターになる可能性も十分にあります。
ただ、なんでも作ればいいという訳ではなくある程度の戦略は必要です。まずはlineスタンプの販売を始めるメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
lineスタンプで稼ぐ副業のメリットとデメリット
lineスタンプで稼ぐ副業のメリット
lineスタンプを販売して稼いでいくメリットは以下の通りです。
- 絵が得意ならそれが生かせる
人気が出ると数万円から数十万稼ぐことも可能
アイデアを形にできる
絵が得意ならそれが生かせる
元々イラストや絵を描くのが得意な人は、それを生かして楽しみながらスタンプが作ることができます。特に本業が全く別の業種なら、副業で趣味を生かせるので生活のメリハリにもなりますね。
イラストを描くソフトを使い慣れていれば、特に販売までのスピードもかかりません。オリジナルのキャラクターを考えたりするのが好きな人は、挑戦する価値があるなと思います。
人気が出ると数万円から数十万稼ぐことも可能
lineスタンプを販売して稼ぐのはとても難しくなっているとは書きましたが、もしも人気スタンプになれば副業としてはかなり稼ぐことも可能になります。
お小遣い稼ぎのつもりで始めたけど、本業をもしのぐ収入になれば立派なビジネスとして成立します。
一度クリエーターとして人気が出ると、その後シリーズ化していくとファンになってくれた人が継続して購入してくれるようになります。そうなれば継続的な収入も見込めます。
アイデアを形にできる
普段lineスタンプをよく使っている人なら「こんなスタンプあればいいのに」と言った気づきや「こんなスタンプがあったら面白い」などアイデアがすでにある人もいると思います。
自分のアイデアを形にできて、そのスタンプが人気になったらとても嬉しいですよね。たとえ絵が上手じゃなくても、アイデアさえあれば得意な人に作ってもらうこともできます。
今後のためにも、lineスタンプを使っている時に気づいたことは、しっかりメモを取っておくとスタンプのアイデアを考える時に役立ちます。
lineスタンプで稼ぐ副業のデメリット
lineスタンプを販売して稼いでいくデメリットも知っておいてください。
- ライバルがたくさんいる
取り分が少ないため大きな収入になりにくい
審査が厳しい
ライバルがたくさんいる
lineスタンプを自分で作り販売できるようになったのは、2014年です。初めはそれほど多くなかったクリエーターの数も、今は数えきれないくらい増えています。
その多くのスタンプの中で、自分のスタンプを見つけてもらい、気にって購入してもらうのは想像するよりも難しいことです。
この図を一目みると、スタンプを販売する人もスタンプも増えているのですが、実際は販売する人は増えていますが、購入される人気スタンプは一握りです。
そのため、なかなか稼ぎに繋がらない人が圧倒的に多いのです。ここまでクリエーターの数が増えたのは、LINEを使っているユーザーが多いことと、スタンプ販売の参入のしやすさです。ガイドラインを守れば誰でも販売できるので、一気に参入者が増えたんですね。
今後lineスタンプの販売で稼いでいくには、ライバルたちとどう差をつけていくかがカギになります。
取り分が少ないため大きな収入になりにくい
自分で作ったlineスタンプは、当然ですがlineストアでしか販売することができません。プラットホームを使わせてもらう分、どうしても手数料がかかります。
現在lineスタンプを販売するにあたり、手数料と自分の取り分は以下の計算になります。
- スタンプの売上総額 - 手数料30% ÷2=自分の取り分
スタンプの売り上げが例えば1000円だった場合、まずは300円が手数料として引かれ、残りの700円の半分の350円が自分の取り分です。
もしもかなり時間をかけてスタンプを作っていたら、割に合わないビジネスになってしまいますね。1時間かけて作ったら時給350円と言うことになります。
まとまった収入に繋げるためには、かなりの数を販売する必要があります。
審査が厳しい
lineスタンプは、どんなものでも好きに作れるわけではありません。規約がかなり細かく設定されていてその審査に通らないと販売できてません。
これは、世界中で使われる可能性があること、そして子供たちも使う可能性があるからと言えます。暴力や虐待、良くない表現などがどんどん拡散されれば、LINEそのもののイメージも悪くなります。
ですので、スタンプを作成する時点で、規約を元に自分でしっかりチェックする必要があります。
参考:LINE Creators Market「制作ガイドライン」
lineスタンプで稼ぐ!始めるまでの流れ
- STEP.1スタンプのイラスト画像の準備イラスト画像はPhotoshop、CLIP STUDIO PAINT、GIMPなどの有名なアプリで作ることができます。
もしもお金をあまりかけずに作りたいのであれば、LINE公式の無料アプリlineスタンプメーカーもおすすめですよ。とても簡単に作れます。
lineスタンプは幅が80から370、高さが80から320ピクセルの画像が8枚以上必要になります。その他にも以下のように画像が必要です。
- STEP.2LINEクリエイターズマーケットに登録スタンプの販売には必ず登録が必要です。
- STEP.3スタンプの登録と申請
- STEP.4販売開始審査に通ったらいよいよ販売開始です。
- STEP.5売り上げの受け取り報酬が1000円を超えると報酬が受け取れるようになります。
稼げるlineスタンプの作り方
人気のスタンプを作るためには、どんな人のニーズに向けたスタンプか、どんな風に宣伝していくかと言う戦略がとても大切です。具体的には以下の項目は抑えておいた方が良いかなと思います。
- シリーズ化を考える
海外の顧客にもアピールできるものを作る
SNSを利用する
売れているスタンプからニーズをしっかり調べる
ターゲットの明確化
ビジネスとしてとらえる
宣伝活動も同時にしていく
シリーズ化を考える
現在lineスタンプで稼ぐクリエーターさんは、人気が出たスタンプをシリーズ化して継続的に収入を得ている人が多いです。
気に入ったスタンプは、新作が出ると購入する人も多いのではないでしょうか。新作が出ると「この用途に使えるのが欲しかった」と言うものが結構入っていたりします。
筆者もお気に入りのクリエーターさんのスタンプは、新しいのが出ると必ずチェックします。
イラストなどキャラクターを考える時、今後人気が出たらシリーズ化できるか?意識しておくのがおすすめです。またランキングに入ったらすぐにシリーズ化しましょう。
海外の顧客にもアピールできるものを作る
LINEアプリは、日本では最も利用者数の多いSNSです。2022年9月の時点で9,200万人が使っています。
けれどこれが世界規模になると、利用者数はなんと1億9300万人です。当然ですが、世界の利用者をターゲットにしたスタンプの方が売り上げは上がりやすいですね。
海外の利用者にもアピールできるスタンプにするなら、やはり文面は英語にするのが良いです。「HELLO」「YES」「GOODNIGHT」など日常的に使う挨拶から、特別な場面で使う言葉などをシリーズ化する時も、英語を使うことを意識してみましょう。
また、言葉を一切使わなくても何を言いたいのかわかるスタンプもおすすめです。ジェスチャーのイラストなどを使えば、世界共通で使えます。
SNSを利用する
lineスタンプはlineストアでしか販売することができませんが、宣伝するのは他でもできます。特にSNSを使ったアピールは有効なので、既に多くのフォロワーがいる人なら、「こんなスタンプ作りました」と宣伝すると拡散されやすくなります。
特徴的な話題性のあるスタンプを作れても、どんどん新しいものが出てきて、すぐに自分のスタンプは次の新着情報に埋もれてしまいます。
どんなスタンプを作るのかと言うことと同じくらい、どうやって宣伝していくかも大切なので、上手にSNSを使っていきましょう。
売れているスタンプからニーズをしっかり調べる
lineスタンプの販売をビジネスの一つとしてとらえるなら、やはりライバル調査やニーズの調査は必須になります。
販売されているスタンプの数はものすごい数ですが、人気があるのはほんの一部です。その人気の秘密を調べるのも大切は戦略の一つになります。
- なぜこんなに人気があるのか
- イラストが可愛いからか
- 使いやすいコメントがあるからか
- 他にはないデザインだからか
など、調査して気が付いたことはどんどん書き出してみましょう。人気があるということはそれだけニーズがあるということです。
そこで気づいたことをlineスタンプの作成に反映すれば、何も考えずに作るよりも収入に繋がりやすくなります。
ターゲットの明確化
イラストや画像を考える前に、まずどんな人に使ってもらうスタンプを作るのかを明確化します。自分の同じ立場の人をターゲットにすると、欲しいものがわかりやすいです。
- 会社員
- 主婦
- 大学生
- 高校生
など、誰に使ってもらうのかを明確に決めましょう。更にターゲットがどの場面で使うのかを決めると絞りやすくなります。
- 仕事仲間同士で使える
- PTAやママ友の間で使える
- 大学のサークル仲間で使える
こんな風に絞っていくと、実際にどんな言葉をよく使うのか明確になっていきます。ですから、自分と同じ立場の人をターゲットにした方が、初めは使うシーンを思い浮かべやすいんですね。
ビジネスとしてとらえる
ターゲットを決めると言うのと関係しますが、ビジネスと言う観点なら「自分が作りたいもの」よりも「みんなが欲しいと思うもの」にフォーカスする必要があります。
どんな商品やサービスでも、まずは欲しい人がいて初めて成り立つからです。自分が良いと思って作ったスタンプでも、他の誰も必要じゃなかったら売れません。
多くの人が欲しいニーズとそのニーズが足りてないカテゴリーがあれば、ビジネスとして十分やっていけるのではないでしょうか。
宣伝活動も同時にしていく
SNSで拡散できるのが一番効果がありますが、lineスタンプができたらひとまず友人や知人などのラインにさりげなく使ってみるのも良いですね。
「そのスタンプいいね」と言われたら、自分で作ったと宣伝してみてください。作るだけじゃなく、常に自分のスタンプを宣伝することを忘れないようにしましょう。
lineスタンプで稼ぐなら作成代行もおすすめ
ここまでlineスタンプを作って稼ぐメリットやデメリット、始め方などをご紹介してきましたが、最後にlineスタンプの作成代行について書いていきたいと思います。
売れるlineスタンプを作るのはかなり難しくなってはいますが、それでも「自分でlineスタンプを作って販売してみたい」と言う人はまだまだたくさんいます。
けれど、そう言う人がみんな絵やデザインが得意な訳じゃないので、作成を代行する人も多く、1つ当たりの収入を考えたらlineスタンプを販売するより、作成代行をした方が稼げるのが実情です。
クラウドソーシングで検索すると、lineスタンプに関する作成代行の案件がたくさん出てきます。それだけ需要があるということですね。
自分のlineスタンプをどうしても販売してみたい人以外は、誰かの代わりに作るというのも考えてみてください。
特に何かいい副業がないか探していて、lineスタンプを作って売ってみようかと思った人は、作成代行の方が稼げる確率はぐっと上がりますよ。ただ、lineスタンプの副業は自分で販売しても代行しても、ガッツリ稼げる可能性はあまり高くありません。
副業で何か収入を得たいと思っているなら、他にもおすすめの仕事はたくさんあります。
将来性のあるもの、本業に役立つスキルが身につくもの、いずれ本業にできる可能性があるものなど、自分が何を副業に求めているかでも変わります。
以下でご紹介していますので、よろしければご覧ください。
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まとめ
- lineスタンプで稼ぐのは今は難しくごく一部の人に限られている
- lineスタンプで稼ぐにはメリットとデメリットを把握しておく
- lineスタンプで稼ぐにはビジネスとしての視点を持ちニーズを考えながら作成する
- lineスタンプを作って販売する他に作成の代行をして稼ぐこともできる