軽トラで出来る副業って?始め方や必要な申請、稼ぎ方を徹底解説

日常生活でも多く見かける「軽トラ」は、軽トラックの略称です。

軽自動車と同じ規格で作られたトラックなので小ぶりなのが特徴ですが、荷台に荷物を載せられるようになっているため、引越しや配達で多く使用されます。

今回はそんな軽トラで出来る副業についてご紹介します。

軽トラって?

上述した通り、軽トラは軽トラックを指します。

軽自動車の規格に沿って作られているので、トラックではありますが軽自動車の分類に入ります。

軽自動車の中でも「軽貨物車」の位置付けです。

軽トラといえば広く大きな荷台が特徴で、多くの荷物を一度に運べるのが最大のメリットといえますが、反対にそれがデメリットにもなっています。

荷台の面積が広いため、運転席が狭くなっており、席には運転手と助手席を含め2人しか乗れません。

また、荷物を運ぶことをメインに作られた軽自動車なので、リクライニング機能といった快適を求める機能はついていません。

そのため、長距離で運転する際は適度な休憩を挟むことで、負担軽減につながります。

また、軽トラは車軸懸架式を採用しているため、軽自動車に比べて、走行時の振動が大きいことが特徴です。

軽トラを乗るのに資格はある?

特に田舎の田んぼ道で多く見かける軽トラですが、乗車する際に資格は必要なのでしょうか?

結論、トラックは軽自動車に分類されるため「普通運転」での運転が可能です。

軽トラックと聞くとMT車をイメージしがちですが、近年はAT車も主流となってきており、軽トラの中にもAT車が多くあります。

そのため、AT車の軽トラックであれば、AT限定の普通免許しか持ってない人でも運転できるのです。

軽トラで仕事をする際に必要なことは?

軽自動車で仕事をする際には「事業用軽自動車」の申請を提出しなければいけません。

一般的な軽自動車と事業用軽自動車の大きな違いは、ナンバープレートです。

一般的な軽自動車は黄色いナンバープレートを付けている一方で、事業用軽自動車は黒色のナンバープレートを付けています。

黒色のナンバープレートを取得する場合は、以下の用意・手続きが必要です。

  • 「貨物軽自動車運送事業経営届出書」(提出用・控え用の計2部)
  • 運賃料金表(提出用・控え用の計2部)
  • 「事業用自動車等連絡書」
  • 車検証(新車の場合は、車台番号が確認できる書面(完成検査証など)) ※コピー可

引用元:貨物軽自動車運送事業(黒ナンバー)の届出について

1台から届出が可能で費用も必要ないため、気軽に申請しやすい点がメリットと言えるでしょう。

手続きも10分程度で完了するため、申請へのハードルは比較的低いです。

軽トラでできる副業って?

さて、軽トラで出来る副業には何があるのでしょうか?

上述した通り、軽トラは多くの荷物を一度に運べるので、主な副業は「配送」となります。

ここでは、軽トラで出来る配送の種類をご紹介します。

宅配便

宅配便は、宅配会社の代わりに荷物を配送する方法です。

特に近年は、世の中全体において自宅で過ごすことが増えたため、ネット通販を利用する人が多くなりました。

さらに、高齢化に伴って生活必需品や食料品をネットで購入する高齢者も増加し、ドライバー不足が社会問題となっています。

ルート便

ルート便は、決められた場所に荷物を配送する方法です。

コンビニやドラックストアをはじめとしたチェーン店や、企業などの法人に配達を行います。

配送の時間があらかじめ決まっているため、スケジュールを組みやすいのが特徴です。

配達のルートが決まっているため、未経験者でも始めやすい運送方法といえます。

スポット便

スポット便は、荷物を緊急で配達する配送方法です。

長距離・長時間の発送であるため、高額な荷物が多い傾向となっています。

単価の高い案件が多い一方で、突発的に依頼が来るため、スケジュール設定が難しいというデメリットもあるでしょう。

チャーター便

チャーター便は、依頼者の貸切車両として利用される配送方法です。

時間制や日給制で契約されることが多く、依頼者は時間ないであればドライバーと軽貨物を利用できます。

引越し便

引っ越し便は、荷物が少ない引越しの際に利用される配送方法です。

引越し業者ではないため、補償内容に制限を設けられるので、比較的自由な裁量で事業を進められます。

軽トラで出来る副業はどのように始める?

軽トラで出来る副業は、普段会社員として働いている人でも、比較的容易に取り組める副業方法です。

「事業用軽自動車」の申請は必要ですが、短時間で完了するので、すぐに働く準備が整います。

ここでは、軽トラで出来る副業を始めるか悩んでいる人におすすめの働き方をご紹介します。

会社員の場合

会社で雇用されている会社員の場合、週末や祝日などの空いた時間を使って副業をするケースがほとんどでしょう。

会社を退勤した後、平日の夜間や週末8時間ガッツリ働くことで、より稼げるでしょう。

ただ、根気づめて働くと身体に負担がかかり、体調を壊してしまう可能性があります。

そうなると、本業の会社員業務にも支障が出てくるため、勤務と休みのバランスを考えながら働きましょう。

他のアルバイトと掛け持ちする場合

主に大学生やフリーターなど、現在行っているアルバイトと軽トラ副業を掛け持ちする場合は、アルバイトのシフトが入っていない時間帯や曜日で稼働が可能でしょう。

短時間拘束の副業と掛け持ちすることで、アルバイトのシフトとの調整も容易になります。

昼〜夕方までアルバイトを行い、深夜や早朝の配達を行うことで、高い報酬が望めるので、ガッツリ稼ぎたい人にはおすすめです。

軽トラで出来る副業はどのくらい稼げる?

個人の軽トラで副業を行うと、1日あたり1万円〜1万4千円ほどの売り上げが相場でしょう。

例えば、会社員が軽トラで【週末8日間✖️8時間】稼働した場合、副業での月収は【8万〜11万】ほどになる計算です。

ただこちらは相場なので、単価が高い案件や多くの個数を運んだ場合は、これ以上の報酬が望める可能性もあります。

軽トラ副業での注意点は?

軽トラで副業をする際は、

  • 領収書の保存
  • 確定申告の申請

が必要となります。

副業=個人事業主となるため、ガソリンや軽トラのメンテナンスにかかった費用は、領収書やレシートで残しておかなければなりません。

経費として計上し、売り上げにかかった経費についても領収書を必ずもらうようにしましょう。

また、副業の収入が20万を超えた場合は確定申告が必要となります。

こちらについても領収書やレシートが必要となるので、しっかり帳簿に記載するようにしましょう。

軽トラでできる副業まとめ

  • 軽トラは「軽トラック」の総称で「軽貨物車」の位置付けである
  • AT限定免許でも運転出来る軽トラが多くある
  • 軽トラで副業をする際は「事業用軽自動車」の申請を受ける必要がある
  • 軽トラでは「配送」にまつわる副業が出来る
  • 会社員が軽トラで副業を始める場合は、平日の夜間や週末を中心に狙う
  • アルバイトと掛け持ちする場合は、シフトが入っていない時間を効率よく利用する
  • 個人が軽トラで副業を行なった場合、1日あたり1万円〜1万4千円ほどの売り上げが相場
  • 軽トラで副業を行う場合は「領収書の保存」「確定申告の申請」が必要となる
  • いずれも領収書やレシートが必要のため、しっかり保存し、経費や売り上げは帳簿に記載するようにする

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