どうも、かずきちです。
結果を出す人の力の一つに「分解力」というものがあります。
これは、「物事を分解して考える力」のことです。
例えば、私が最近ハマり始めたサーフィン。
サーフィンは簡単に言えば、「波に乗る」ことが目標です。
ここで、ダメな人というのは単に波が来たらパドリング(水面を掻いて進む)して、テイクオフ(ボードの上に立つ)しようと頑張ります。
何度も何度も同じ練習をします。
たまに波に乗れたり、乗れなかったりします。
どこが悪いのか、原因も分かりません。
ただ、「今回は乗れた」「今回は乗れなかった」という事しか自分では分かりません。
これでは、絶対に結果は出ません。
なぜなら、「波に乗る」という目標を達成するためには、プロセスがいくつかあり、そのいくつかのプロセスをそれぞれクリアしていく必要があるからです。
(一部、才能のある人は感覚だけで上手くできますが、それはレアケースです)
「結果を出す人」というのは、常に目標までにどんな段階、どんな壁があるのか「分解」して考えます。
そして、その一つ一つをきちんとクリアしていくのです。
そうすることで、上手くいかなかった時に「どこの段階が原因で上手くいっていないのか」原因特定が容易になり、原因が分かればすぐに改善することができます。
先ほどの「波乗り」の例で言えば、
まず、「波の見極め」が大事になります。
悪い波に乗っても上手くはいきません。
そして、いい波が来たら、今度は「パドリング」です。
早すぎても、遅すぎてもダメです。
波と同じスピードになっている事が大事です。
その後に大事なのは、テイクオフするための「姿勢」です。
この姿勢の中でも、「立ち上がる時に手を着く位置」「足をつく位置」「重心」が大事になります。
それが一つ一つ分かれば、
「とりあえず沖に出て波に乗って練習する」ということよりも、
砂浜などで何度も姿勢の練習をしたりと一つ一つクリアした方が上達が早くなります。
どんなことでも、同じです。
仕事でもそう。スポーツでもそう。
物事を「分解」して、「どういうプロセスがあるのか」「そのためにどんな行動をすればいいのか」を常に考えるようにしましょう。